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区民環境記者レポート

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早春を歩いて・・・

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2022年02月17日

 2月も半ばを過ぎましたのに南岸低気圧のいたずらでしょうか・・・? 23区内にも大雪警報が出たり、朝晩の気温もまだまだ真冬の寒さが続いております。少しずつ太陽の日ざしや輝きにも柔らかさが増して来た八潮団地内を歩いてみました。気温の低下に伴う冷えや寒さや乾燥で、私達にも起こる「しもやけ」「あかぎれ」等の肌荒れと同じように、植物にも「葉焼け」が起こっていました。

 梅の開花が今年は遅れていると言われていましたので、ほころんでいる姿を探して歩きました。
どんなに寒くとも開花の時期を覚えているのでしょうか・・・? 苔が覆っている古木の先の枝が青空に伸び、細い枝先に蕾がいっぱい付いているではありませんか。歳を重ねても花を咲かせてくれるその姿に感銘を受けました。「黄梅」も「紅梅」も探すことが出来ました。

 緑道公園へ歩いて行くと、枯葉や枯れ草で覆われていた樹木の根っこの周りに可愛い雑草が生えだし、これから根元を緑の絨毯にしてくれることでしょう。
垂れ柳の枝もわずかに青味を帯び、青空に映えながら北風に遊ばれていました。

 京浜運河の土手には北風にさらされ、夕べの冷たい雨にも耐えた菜の花が凛として咲き誇っていました。
これも春の風物詩でしょう。勇気を貰った気がしました。野鳥も花の中を歩き回り、餌を探し食べていましたよ。運河の水面はキラキラ輝き、水鳥が鳴きながら弧を描いて泳ぎ、透き通った水の中に餌を探したのでしょうか?潜っては魚をついばんでいる様子も見ることが出来ました。

 エンジンの音を響かせながら釣り船が帰って来て、護岸にも大きな波の飛沫が押し寄せていました。
普段は遊歩道近くまで運河の水がいっぱいですが、ちょうど干潮で水がひいていて、岩についている緑の藻を見ることが出来ました。この藻も東京湾からやってくる魚たちの餌なのでしょうか・・・?
桜の蕾はまだまだかたく、松葉の先に花が・・・「松ぼっくり」が出来るのかなぁ?「雪やなぎ」も緑の可愛い蕾をいっぱい付けていました。まだまだ寒さが続く日々ですが、自然のいとなみの中に春の足音が聞こえて来るようでした。

 夕日が西に傾き始めた頃、ベンチに腰掛け、飛行機やモノレールを眺め旅の夢を抱きながら、鳥の鳴く声を聴いている時、八潮団地のそばの都立公園の素晴らしい環境の中で暮らせるこの幸せをしみじみ感じました。これからも四季おりおりの素敵な姿を探し、歩きたいと思っています。

令和4年2月16日
環境記者 石田雅子

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2022年02月17日