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第14回環境記者情報交換会

カテゴリ:◆情報交換会

投稿日:2011年03月24日

 平成23年3月4日(金)、第14回環境記者情報交換会が9名の環境記者の出席のもとで行われました。
 はじめにインタミディア代表の佐山吉孝様から「昔のおもかげを探してまち歩き/その六、池田山、島津山、花房山をめぐる」と題してお話を伺いました。

 今回は目黒駅からスタートし、まず花房山に向かいますが、山あり谷ありで真っ直ぐに行くことができません。昔から人は高台に住んでいたようです。そのためでしょうか「Y」字の道(写真左下)があちらこちらにあります。
 
 寺町に入ってきました。9つの寺が集まっていますので、主だったお寺を見てみましょう。
竜僧院の桜(写真右上)です。他の季節にも撮っていますが、自分の撮った写真のアングルは同じでした。向かいに清岸寺があり、こちらには品川区指定天然記念物のサクラ(写真下・手前のサクラ)があります。山門も本堂も江戸初期の建築で今でも残っています。
常光寺には「福沢諭吉先生永眠の地」の碑(写真下)がありますが、昔はお墓がありました。
  
 池田山公園(写真左下)に来ました。もとは岡山藩池田家の下屋敷だったところで、公園の中にはほとんど桜はないのですが、周りにはあります。池田山公園には桜の咲く時期の少し前にかたくりが咲きます(写真右下)。品川区ではここだけでしょう、他では見たことがありません。
 
ここにはすみれが非常に多く、いろいろな種類のすみれが咲きます。
また初夏には山の斜面にツツジが咲きます。あやめも。秋の紅葉は特にいいですね。
 五反田にやってきました。清泉女子大学は仙台伊達藩の下屋敷跡(後に島津家の所有になった)ですが、仙台坂の辺りにも仙台伊達藩の下屋敷がありました。さすがですね、こんな近くに2つも下屋敷があったのですから。
 目黒駅から花房山、池田山、島津山を通って五反田駅まで歩いてきました。開発されたビルの間に、今でも残っている自然や歴史の跡を見ることが出来ました。
★続いて環境記者の皆さんが取り組んでいる活動紹介と情報交換です。
   
(左から、真壁さん、高塚さん、青野さん)
・真壁さん:この冬は特に寒く感じるのですが、いかがでしょうか。変な気候ですね。現在、ボランティアで南大井二丁目の歩道に花を植えていますが、その花は国交省から頂いているものです。国交省の予算の関係で花がもらえなくなるかもしれません。これからどうなることか、心配しています。
・高塚さん:ビオトープ作りの真似事をしていますが、そこに蛙がゲコゲコと出てきました。隣家が売りに出され建売住宅が建つことになりましたが、我が家は薬剤を使用しないので虫や鳥が集まります。虫を嫌う人が入居されたら苦情が出るのではないかと心配しています。今日では益虫も害虫扱いされてしまっていて、私も「不快人間」にされるかもしれませんね。
・青野さん:東京湾の定点観察を続け、今年で36年目になります。東京湾の状況についてはいろいろと本には書いてありますが、まだ調べきっていないなと思います。しかし海が埋まってきていることは確かです。マンションの管理人をしていますが、管理人が出来ることには制限があります。分別がしっかりと出来ていないと回収の人が持って行ってくれません。これらのごみ問題は法律改正しないと解決しないでしょう。
    
(左から、新居さん、中西さん、志賀さん)
・新居さんには西中三丁目(西中延三丁目)町会で行っている資源回収の模様を、中西さんとともにDVDでご紹介いただきました。
私たちの町内会では月に3回、新聞、雑誌、ダンボール、アルミ缶などの資源回収を行っています。
朝早くから行っており、町会の皆さんの協力によって成り立っています。

・中西さん:同町会での資源回収の話の続きです。新聞、雑誌、ダンボール計で約10t、アルミ缶を含め年間で約60万円の収益があります。これらを子どもさんのお祭りやお年寄りのサポートなどに使っています。月に延べ40人くらいが協力してくれていますが、分別の意識、まちの人の協力の気持ちが大切で、それが成果と思います。
・志賀さん:私たち平塚二丁目町会ですが、同じように町会をあげて資源回収(主に新聞とダンボール)を行っています。たまたま町会会館があるのでそこに運び込んで、満杯になったら連絡して取りに来てもらっています。古着や家具などのリサイクルも行っており、その収益の一部を会館の機器類の購入などに使用しています。町会組織に「花と緑の部」を設け、予算もつけてもらい、10人の部員で活動しています。戸越銀座祭りでは、イベントのお餅つきで使ったボイラーの残り湯を、手作りした「足湯」に入れ、好評でした。
      
(左から、小野さん、徳島さん、丸山さん)
・小野さん:先月某企業主催の「生きものがたりフォーラム」に参加しました。周りがコンクリートで囲まれた都会の企業においては、生物多様性にどう取り組んだらよいか分らないという企業が多いようでした。例えば緑を増やすというのも一つの方法だと思います。大手企業ならビオトープや屋上緑化も出来ますが、中小企業では話は出ますがオーナーの了解が得られないのが現状との事です。こういった場合、複数の企業や団体が一緒になって地域で取り組んではどうかといった提案をしました。大企業も地域に根ざした取組みを考えてみようという意見も出てきました。
・徳島さん:仕事の関係で2002年から昨年まで中国にたびたび行っていました。街頭にはよくごみが落ちており、もう少しモラルがあったらよいのにと思ったものですが、日本でもタバコの吸殻や空き缶などが落ちています。現在池上通り沿いの事務所で仕事をしていますが、目的を持って環境に良いことをやろうと、公園整備や遊具のチェック、将来的には宿根草のように自然の力ではえてくる庭園作りをしたいと思っています。公園のあり方について違った視点から新しいモデルが出来たらいいなと思い、「品川・大井町 花とみどりを守る会」を発足させました。
・丸山さん:しながわ区民公園で活動しています。主眼にしていることは「ゼロエミッション」、つまり廃材を出来るだけゼロにするというもので、ごみを減らすこと、樹木を剪定しますがその廃材を還元することなどです。例えば、葉が落ちる木の葉っぱは腐葉土に、枝や幹はチップにして道に敷き詰めてクッション性のある道にする、大きな枝や幹については土砂止めやベンチ、テーブルにするなどです。
また梅林には花がつくようになり、現在25種類、108本の梅の木があります。ごみ箱の数を減らし、ごみの量も減ってきています。
・事務局:ごみの出し方の問題、資源回収の進め方や協力者他への還元について皆さんの関心は高く、非常に多くの意見や情報の交換がありました。今回も時間をオーバーしてしまいましたが、多くのご意見ありがとうございました。

カテゴリ:◆情報交換会

投稿日:2011年03月24日