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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

人と自然がふれあえる街づくり

カテゴリ:平成21年度

投稿日:2009年06月14日

 6月14日(日)品川区環境情報活動センターにおいて、環境学習講座「人と自然がふれあえる街づくり」(講師:野生生物保護学会理事 草刈秀紀氏)が開催されました。

 都市緑化活動や河川の自然再生、自然に優しい街づくりが進んでいます。
 自然環境に配慮しつつ、人と自然とがふれあえる街づくりについて、様々な事例を見ながら街づくりとは何かを学びました。
                          
●地球環境問題は公害問題から始まりました。
 ご記憶の方も多いと思いますが1950年代から1970年代にかけて公害問題が発生し、大気汚染へと発展しました。さらに1980年代から今日に続く地球温暖化問題はご存知の通りです。
 その大きな要因として人間活動があることはよく知られています。そのために今日では環境教育が進められつつあり、一方では「自然再生」の必要性から全国各地で自然再生事業が展開されています。
                                    
●自然再生事業の事例として次のプロジェクトが紹介されました。
・アサザプロジェクト

アサザは岸辺に生える水草ですが、霞ヶ浦の水質悪化により絶滅の危機に瀕しています。霞ヶ浦の水辺にアサザの花をよみがえらせ、自然豊かな湖を取り戻そうという運動です。
                                          
・コウノトリの野生復帰の実現に向けての取り組み
 
      昔の風景
マツ木の伐採、土地改良や河川改修による生息地の減少、農薬の使用による餌生物の減少、遺伝的劣化などによって絶滅へ進みました。今日では野生復帰の実現に向けての取り組みが進んでいます。
                       
●「街づくり」と市民参加
 
 「持続可能な都市・地域」をつくることが「街づくり」で、それに関わる要素はご覧の通り多岐にわたります。これを進めるためには行政・専門家・市民(住民)三者の協同が欠かせません。どんな街にしたいかというビジョンづくりから始まり、会議を重ねて進みます。
 ここにおいて市民の参加が大切で、学習会やアンケート調査、街づくりの会議やシンポジウムなどの場を利用して意見を出す、すなわち市民参加のチャネルをフルに活用することです。
                                                          
●人と自然の共生による街づくり
 自然の仕組みや地域の社会・環境をわかって行なうことです。それぞれの地域には固有の自然があり、それとどうつき合うか、相手(自然)を知らないと共生はできません。相手のプロファイルを作り、地域の自然がわかってから、それに合わせて自分たちの街の街づくりを進めることです。

カテゴリ:平成21年度

投稿日:2009年06月14日