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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

バナナのDNA抽出実験で生きものの保護について学ぼう

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年09月27日

令和3年9月12日(日)環境情報活動センターにて、環境学習講座「バナナのDNA抽出実験で生きものの保護について学ぼう」が開催されました。講師は一般社団法人環境教育振興協会より諸星尚美先生(他2名の先生)です。

(1)生きものの多様性に関するクイズ
都会である品川区にも緑や水辺があり、生物がたくさん生きています。地球規模では約870万種。それぞれの特長・能力を持って敵と戦ったり、隠れたり、食べ物を捕獲しながら、次に命をつなぎ、生きています。その特徴の情報を次の世代に引き継ぐのがDNA(デオキシリボ核酸)であり、全ての生物がこのDNAを持っています。

(2)ウミホタルの実験
一つ目の実験は、乾燥ウミホタル(死骸)の観察です。すりつぶし、暗くしてから、水を一滴入れると・・・青く光りました! これは敵から身を守り仲間に危険を知らせるため、ウミホタルが出すルシフェリンという物質が水と混ざる事で発光する現象です。死んでもその物質が残るためこのような実験ができるのです。小さな生命が生きるために持っていた、一つの特長を確認することができました。

(3)バナナからDNAを取り出そう!
生きものは「細胞」の集まりから出来ていて、その生物の特徴、「設計図」のようなものがDNAであり、DNAは細胞の中に入っています。バナナの細胞からDNAを取り出すのが今日の実験です。

*使用した食塩水は塩が10%、液体洗剤は中性洗剤、保存液のエタノールは無水エタノール(99.5%以上)でした。

思いのほか沢山採れた人もいましたが、家庭にある物を使って実験をしたので取りのぞききれない不純物が混ざっていす。
質問コーナーでは、DNAを全部合わせたらどのくらいの長さになる?DNAに色はついている?固いもののDNAはどうやって取り出すの?など沢山の良い質問が出ました。自分で調べてみるのも面白いですね。(最後におまけで、アサリの年齢を当てる観察もやりました)

<アンケートより一部>
・ ぼくは考古学者になりたいので、とても参考になりました。
・ 実験がとても楽しかった
・ 実験だけでなく環境についてもクイズ形式で面白く学ぶことが出来て大人も楽しめました。研究者の先生方から直にお話を聞ける機会もなかなかありませんので大変有意義な機会でした。

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年09月27日