品川区の環境ポータルサイト

過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

宇宙旅行の疑似体験と星座早見盤作り

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年07月12日

令和3年6月27日(日)、環境学習講座「宇宙旅行の疑似体験と星座早見盤作り」が開催されました。講師は「星のソムリエ®」の北崎直子さんです。「星のソムリエ®」とは「星空案内人資格認定制度」で、全国で資格取得講座を展開しています。講座を受け、試験に合格した人に資格を認定して、広く天文普及活動を目指しています。北崎さんは2008年に東京で初めて資格を認定された「星のソムリエ®」です。

宇宙旅行の疑似体験
国立天文台製作ソフト‘Mitaka’を使って宇宙旅行の疑似体験をしました。地球を飛び出し「宇宙旅行」に出発です!全集中!!発進!!! 地球、太陽、金星、火星…と宇宙をどんどん進んでいきます。そしてクイズもどんどん出題されます。地球は地面と海どちらが広い?地球の大きさは?太陽は1秒間にどのくらい減っている?などなど

金星の空気の重さは地球の90倍あり、地表の温度は約460℃の熱さで、地面は溶岩でおおわれています。大気のほとんどは二酸化炭素で、究極の「温室効果状態」になっているため、こんなに暑くなってしまったのです。
地球の二酸化炭素は、空気全体の約千分の一以下にもかかわらず二酸化炭素がわずかに増えるだけでも温度が上がり、大きな問題となっています。
火星には昔、水や大気があり、温度も今よりも高かったと考えられています。しかし、太陽との距離が遠く、星が小さかったので早く冷えてしまい、水も空気も宇宙空間に逃げて行ってしまったり、凍りついてしまいました。反対に地球は太陽から丁度良い距離「ハビタブルゾーン」(生命の生存に適した領域)にあり、大きさも適していて太陽系ができた時の熱がまだ中にたくさん残っています。暑すぎず寒すぎず、水が蒸発して無くなってしまう事もありません。しかし、地球上の水のほとんどは海の水であり、全体の水の1万分の1ほどしか私たちが使える水はありません。地球は宇宙で奇跡のようにバランスがとれた星であるため、生命が生存できているのです。

今から12年前、2009年に土星の環が見えなくなってしまいました。消えてしまった?いいえ、環が地球から見て真横になったため、見えなくなったのです。
さらに外へ外へと進みます。そして、天の川銀河までたどり着き、最後に地球に戻ってきて終了です。
たいへん楽しい旅行になりました。
国立天文台制作ソフト「mitaka」
mitaka マニュアル(PDFファイル)

星座早見盤作り
後半は夏の星座のお話で何千年も前からある星座のお話をたくさん聞きました。各星座にはほかの星座に繋がる物語があり、どうしてその形をしているのか学びました。クイズも楽しくて、みんな夢中で答えました。そのあと、教わった夏の星座探しをするために星座早見盤を作りました。
1 台紙のツメの所に星図盤(円型部)をはめ込みます。
2 星図盤を回して日付と時刻の目盛をあわせると、その日・その時刻に見える星座が現れます。見る方角を下にして、星座早見盤を頭の上にかざし見上げるようにして、星空と見くらべます。今晩見える星座は何かな?

最後に、この夏休みの夜空の星の観察ポイント、見るときの方法、見つけるコツ、見やすい場所など、星座を見るための知識をたくさん教えていただきました。

質問コーナー
事前に募集した質問の解説を聞きました。宇宙食のこと、宇宙服のこと、宇宙飛行士にはどうすればなれるのか、流れ星はどうやって作られるのか、など、熱心に先生のお話に耳を傾けました。
「宇宙旅行」を終え、今夜見る夢はペルセウス座流星群の中を宇宙遊泳している夢でしょうか?

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年07月12日