品川区の環境ポータルサイト

過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

世界目標SDGsでつながろう人々の輪~LED行灯に願いを描こう

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年07月14日

令和374日(日)、こみゅにてぃぷらざ八潮で、環境学習講座「世界目標SDGsでつながろう人々の輪~LED行灯に願いを描こう」が開催されました。講師は、東京サラヤ㈱の小野文義氏です。小学生(4-6年生)が、保護者とともに参加し、前半は、SDGsについてのお話を聞いて学び、後半は、LEDの行灯作りを楽しみました。

★SDGsのお話

SDGsとは?

SDGs」という言葉は急速に広まり、見たり聞いたりしない日はないほどです。しかし、意外と体系的に内容を知る機会がないかと思います。SDG s(持続可能な開発目標)とは、世界の課題を解決するための共通言語で、環境・社会・経済の課題をまとめたものです。国際連合が加盟193カ国に対して、現在の環境を改善しつつ、資源を不足なく次世代に引き継ぐことを使命とし、2030年までに達成すべき17の目標を掲げています。講座では、SDGsの成り立ち、現状などを具体例を挙げて説明していただきました。SDGsの達成のために、自分はどんなことができるだろう?」と、一人ひとりが考えて行動すれば、大きな力になります。

SARAYA (サラヤ)のSDGsの取り組み

サラヤは、環境問題に積極的に関わっている会社です。海外でもSDGsの達成に取り組んでいます。SDGsの取り組みの具体例として、ボルネオとウガンダでの活動を紹介していただきました。

<ボルネオ>

ボルネオは、私たちの生活に欠かすことのできないパーム油の世界最大の生産地です。パーム油は狭い土地で大量に取れるため他の油と比較すると安く、世界中で使われるようになりました。パーム油の需要の増加によりアブラヤシの農園が拡大し熱帯雨林が急速に減少し、その結果、野生動物は生息地を失い、また、二酸化炭素の排出量が増えて地球温暖化を進める結果となりました。

サラヤは、熱帯雨林だった土地を買戻し、分断された熱帯雨林を結ぶ移動路を作る「緑の回廊プロジェクト」「命のつり橋プロジェクト」を推進しています。また、生息地を追われ傷ついた野生動物を救出して森へ返す「野生動物の救出プロジェクト」を行っています

サラヤの商品のうち、認証マーク(※)のついたものの売り上げの1パーセントが、ボルネオの環境保全活動のために使われています。消費者が商品を購入することによって手軽にSDGsに参加できる手段があるのですね。

ボルネオでの活動に関連するSDGsの目標

<ウガンダ>

ウガンダでは、ユニセフの手洗い促進活動を支援し、「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」を立ち上げて、手洗い設備の建設、子どもたちへの教育と自主的な衛生活動の支援、母親への啓発活動、現地メディアでの手洗いキャンペーンの展開などの活動をしています。また、消毒液を現地生産する会社を設立し、衛生向上とともにウガンダでの雇用の創出にも貢献しています。水道設備の充実は衛生環境を維持するうえで重要な役割をしています。数十万基の手洗い設備の設置で手洗い習慣がつき教育現場から感染症の減少により出席率の向上につながっています。世界には、日本とまったく違った環境で暮らしている子どもたちがいることに気づかされます。

ウガンダでの活動に関連するSDGsの目標

SDGsのお話はなかなか難しかったのですが、子どもたちから「大変貧しい国の状況に驚いた、自分でできそうな目標を考えたい」などの感想が出て、興味を持って話を聞き、色々考えてくれたのだと嬉しく思いました。親子で同じ話を聞いたことで、家庭でSDGsについて話をするきっかけになれば幸いです。

★LED行灯作り

後半は、お待ちかね!行灯作りです。みんなとても集中して取り組み、各々が思い思いのイラストと願いをトレーシングペーパーに描き入れました。保護者の力も借りて、説明書に沿って行灯の製作キットを組み立てて灯りを灯してみました。

個性あふれる自分だけの行灯の出来上がりです!早速使える素敵なお土産になりました。

 

   

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年07月14日