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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

何がいるかな?~ 品川の水辺の生きものたち

カテゴリ:令和2年度

投稿日:2020年10月02日

令和2年9月20日(日)、環境学習講座「何がいるかな?~品川の水辺の生きものたち」が開催されました。講師は運河の生きもの観察人の三枝敏郎氏です。

この講座が行われた大井ふ頭中央海浜公園なぎさの森は、京浜運河に沿って水辺を親しめる公園として人気があります。本日は、普段は非公開の干潟地区として環境の保全が図られている干潟に入って行われました。
地元の海ではどのような生きものがどのように暮らしているかを観察することで、生きものが暮らすことのできる環境について学びました。
 

 (1)生きものの環境の話
京浜運河は川ではなく海です。
昔の品川の海岸線を埋立て陸地を延ばしましたが、荷物運搬用に船を使うため、海を埋めずに帯状に残したものがこの運河だからです。この運河の干潟に生息する生きものがどんな環境にいるのか写真を見ながら考えてもらいました。
「草が生えて石のある環境」「大きな石のある砂地」などの発言がありました。さてこのような環境の違いの中でどんな生きものがいるのか探してみましょう。
 
(2)観察の際の注意点
けがをしないために、海では磯遊びの注意点やマナーがあります。いくつかの約束事をして海に入ることにしました。
①走らない(足元が悪いため)②無理をしない(体調や行動)③ふざけない④起こした石は必ず元に戻す
石をひっくり返してそのままにしておくと、石の下にあった魚の卵や貝が死んでしまいます。元に戻すことで魚の繁殖情況にも影響を及ぼさずに済み、生きものを守れることも学びました。

(3)実際に探してみよう
まず、かにのおすとめすの違いを教わり、おすのかにを探してみます。海の近くや砂泥地、転石地それぞれの低潮帯と高潮帯に分かれて探します。一番多く見つかったのは「たかのけふさいそがに」です。

(4)生息環境の話
事前に集めていただいたかにの種類をもとに、林の中や砂が多い、石が多いなどの環境が違うとどんなかにがすんでいるのか教えていただきました。又、かにの形についても、水から上がった草場にいるかには浮力の影響を受けないので、甲羅の大きさに対して脚が立派であるなどの興味あるお話しも伺いました。

(5)もう一度探してみよう
学んだことを参考に、もう一度生きものを探します。いろんな場所に勢いよく探しに行きました。


     
(6)最後に
環境ごとに生きものを見てきました。例えば、砂の多い所を石だらけにすると、生息するかにも変わってしまい、環境を変えることになってしまいます。「生きものと付き合っていくときに、この環境ということを考えながら生きものに触れていって欲しいと思います」というお話を聞き講座が終わりました。

カテゴリ:令和2年度

投稿日:2020年10月02日