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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

リサイクル実験!「ペットボトルから繊維を作ろう」

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年12月03日

 令和元年11月10日(日)、環境学習講座「リサイクル実験!“ペットボトルから繊維を作ろう”」が開催されました。講師は株式会社チクマの吉川さんです。同社は学生服や有名企業の作業服、テーマパークのキャストの衣装などを作っている会社です。
 
みなさんが着ている服は、どれくらいリサイクルされているでしょうか?三択です。
①80% ②50% ③20% <答>③ 服の多くが捨てられています。
服はリサイクルするのが難しいのです。
回収されたペットボトルが服の原料として使われています。
ペットボトルはリサイクルの優等生で、回数率は72%、回収されたペットボトルの中でリサイクルできるくらいきれいなものが83%と非常に高いのです。
それではペットボトルはどんなものに利用されているのでしょうか?
①シート(卵のパック、クリアファイルなど)・・・ 39%
②繊維(衣服、風呂敷など)・・・これが最も多く、50%
③成型品(溶かして別の形にする)など・・・ 11%
ペットボトルはどのようにして繊維製品になるのでしょうか。

●ペットボトルが綿になる実験
①350mlアルミ缶のプルタブを取る。
②画びょうで缶にたくさんの穴をあける。(缶の下から3cmくらいのところに)
③缶の上と底にキリで穴をあけ、用意された棒を差し込む。
④棒(真ちゅう)には穴があいているので、底の方に出ている棒の先端にドライバーでネジを止める。
⑤棒の先端(缶の上の方)にモーターを取り付ける。
⑥保護者がモーターを持って線をつなぐと缶が回転する。これで実験器具は完成。
⑦缶の中にフレーク(ペットボトルを砕いたもの)を入れる。
⑧アルコールランプの上で熱し、モーターを回転させると繊維状のものが出てくるので、それを割りばしで回収する。段ボールの内側の壁に沿って割りばしを動かすと、繊維が割りばしに巻き付く。
                  
どうやってペットボトルが糸になるのか?理論としては綿アメを同じで、フレークの代わりにザラメ(ザラザラとした砂糖)を使えば綿アメになります。
着られなくなった多くの服は捨てられてしまいます。
使用済みのペットボトルを服などの原料にすることで石油の使用量を減らしたり、着られなくなった服をもう一度使う方法を考えたりして、服の一生をエコに変えていきたいと考えています。
 

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年12月03日