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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

ビオガーデンを設計しよう

カテゴリ:平成19年度

投稿日:2007年10月20日

平成19年10月13日土曜日、環境講座「ビオガーデンを設計しよう〜鳥や虫たちが集う庭・ベランダづくりの極意〜」が開催されました。講師は、NPO法人生態教育センター副理事長の藤本和典先生です。

左)本日のテキスト2冊 
右)藤本先生が手がけた書籍
  
楽しいスライドから講座は始まりました。ヒヨドリのフンを洗ってみると、ムベの木の種が出てきたり、オニヤンマが銀座の地下鉄入口で休憩していたり。植物・蝶・鳥などたくさんのスライドとともに、解説がなされます。会場からは、へえーという驚きの声や笑い声が絶えません。

先生が一貫しておっしゃることは、一つには、日本の、その土地の原種・在来種を植えることです。園芸品種は実を付けない、花粉や蜜が少ないなど、生き物が利用しづらく、また、外来種の中にはたくさん実をつけるものがありますが、繁殖力の強い種子が周辺の自然に広がった場合、地域の自然を塗り変えてしまう可能性があります。
  
もう一つが、「食う・食われるの関係」、植物と生き物がお互いに支え合い循環している生態系のしくみを考慮した庭づくりをすることです。例えば、水辺の蚊の発生が心配なのであれば、蚊の卵を食べてくれるメダカを飼うこと、毛虫の発生が心配であれば庭に鳥を呼ぶこと。生態系のしくみを上手に生かすことにより、農薬などの化学薬品を使わずに安全な庭がつくれます。
  
次に、実際に「理想の庭」を設計してみます。生態系を考慮しながら、好みの植物の写真を選び、その植物に集まる生き物の写真とともに、図に貼りつけていきます。みなさん、首をひねったり、テキストをながめたりしながらも、楽しそうな表情です。


講師の解説が入ります。
最後に、鳥たちがついばみにくる落花生のリースを作ります。

庭に草花の種を蒔こう、木を植えようと考えたとき、誰もが美しく育てたいと願い、土や肥料、水やりに精を出します。その気持ちを生態系にまで広げ「生きものたちに役立つように」という視点も持ちませんか、という提案が「ビオガーデン」です。
  
〜アンケートより抜粋〜
  
・林試の森の近くに引っ越して都会に多くの生き物がいることが分かり、色々試すための知識の糸口がわかった
・実践的なことを分かりやすい説明で教えて頂きよかったです。
・自宅近くでは見かけられない鳥、チョウなど写真を見せていただきこれを機会にベランダでビオガーデンを楽しみたいと思いました。
・とてもわかりやすかったです。今迄の知っていたつもりが、ちがう視点から見ることが出来てとても良かったです

カテゴリ:平成19年度

投稿日:2007年10月20日