品川区の環境ポータルサイト

過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

気象予報士から学ぶ気象と環境

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年08月16日

7月27日(土)~29日(月)夏休みこども環境学習講座「気象予報士から学ぶ気象と環境」(講師:NPO法人気象キャスターネットワーク気象予報士の皆さん)が開催されました。様々な気象現象、地球温暖化などについてのお話や実験、工作を楽しみました。

1日目:7月27日(土)「天気予報にチャレンジ」(3、4年)講師:奈良岡希実子氏
(1)お天気クイズ
テレビでもおなじみの奈良岡先生。お天気のクイズではじまりました。雲づくり実験、竜巻実験、保護者2名にもお手伝いいただいた「雨粒はどんな形のパンに似ている?」も面白かったですね。 
 
 (2)自然災害から身を守るマイ・タイムラインづくり
台風などの災害時、避難の準備はいつ始めれば良いのでしょう?自分の家に避難の時に助けが必要な人、例えば直ぐに動けない家族や、赤ちゃん、ペットがいるのか?その場合は早めに避難を始めたほうがいいですね。避難先はどこ?何を持って逃げればいいのか?など前もって家族と話しあっておく機会になりそうですね。
●自然災害から身を守る3つの「K」
 ・被害(ひがい)をイメージする「考える」
 ・周りの様子に注意する「気づく」
 ・早めに避難(ひなん)する「行動する」
(3)天気図の読み方とお天気キャスター体験 
天気図の読み方を学び、お天気キャスターのやり方を見ました。前に出て挑戦できる子はいませんでしたが、お家に帰ってご家族の前でやってみても良いですね。テレビの天気予報も興味を持って見てもらいたいですね。
(4)温度をはかる
外に出て建物のかべ、土の所やアスファルトの所、木かげやひなたの表面温度を測ってみました。実際に数字でみると、自然、緑の大切さがよく分ります。ヒートアイランド現象、地球温暖化への理解が深まりました。

(5)雲の図鑑作り 
最後に雲図鑑を作りました。見本のイラスト、写真を見ながら白や灰色の綿で種類の雲を表現しました。
  アンケートより(一部)
ž・実際に実験してみて知ることは、本当に「百聞は一見にしかず」だと思いました。外の温度を測ってみて、アスファルトと土の差に驚いたりとても身になる講座だったと思います。
・体験できる点(雲作りなど)は、子どもたちも喜んでおり、良い体験になったと思います。また普段子供たちが気にした事のない雨の形や、災害時の避難計画も良い勉強となったと思います。

2日目:7月28日(日)「2100年 未来の天気予報」(4年生~6年生) 講師:新村美里さん
高学年を対象とした2日目は、地球温暖化と私たちの生活について考えました。また、天気図の読み方を学び、牛乳パックで百葉箱を作りました。
(1)2100年の天気予報
講座は、新村キャスターの2100年の天気予報の実況からスタートです。
2100年の地球は、大変なことになっています!最高気温は北海道でも40℃を超えて、熱中症で運ばれる人が続出します。雨が降らず農作物が枯れる被害がある一方で、局地的な大雨や、川の氾濫、竜巻のような大型台風、高波、高潮が発生します。
想像を絶する惨状の原因は、地球温暖化です。100年後には地球全体の気温が4.8℃も上昇すると予想されています。なぜ地球温暖化が進むのでしょうか。空気中の二酸化炭素が増えるためです。二酸化炭素は空気より暖まりやすい性質があるので、二酸化炭素が増えると気温が上がるのです。  

(2)二酸化炭素の温室効果実験
本当に二酸化炭素が多いと温暖化するのか、実験をして確かめてみました。
二つの容器の片方に二酸化炭素を注入し、赤外線を当て続けて過熱しました。4分間で、二酸化炭素を注入したほうは8.3℃温度が上がったのに対して、空気だけのものは7.3℃の上昇で、二酸化炭素を注入したもののほうが、1℃高かったです。。二酸化炭素は目に見えないし、においもしませんが、二酸化炭素が増えると気温が上がるということを子どもたちは、目の前で起こった現象を確認して理解しました。
 
(3) 「生活ボックス」で身近なエネルギーを考えよう
 
二酸化炭素を出さないために私たちができることは何なのか、考えました。
エネルギーを使うときに二酸化炭素が発生します。私たちの日々の生活のどの部分でエネルギーを使っているのか、「生活ボックス」というツールを使って生活を振り返ってみました。どうしたら二酸化炭素の排出量を減らせるのか、グループで話し合いました。例えばパイナップルでも遠くでできたものを運ぶ時にエネルギーを使うことなど、生活の様々な場面でエネルギーを使っていることに気づきがありましたね。 
                                            
(4)天気や地球のエネルギーを使おう!-風力発電実験
発電時に二酸化炭素を出さない再生可能エネルギーの活用は、重要な地球温暖化対策です。
再生可能エネルギーにどんなものがあるのか学びました。また、風でエネルギーを作る実験に挑戦し、風力発電の原理を確認しました。
(5)天気図の見方
天気図の見方をクイズ形式で確認し、お天気キャスター経験もしました。
 
 (6)牛乳パックで百葉箱作り
百葉箱とは、なるべく直射日光の影響や雨などの影響がない環境で、主に屋外の気温を測るために作られたものです。簡易百葉箱を作ってみました。牛乳パックに温度計を見る窓と風を通す窓二つを開けて、温度計を入れて完成です。外に出て、早速測定をしてみました。 

(7)こんな実験もしました♪

アンケートより(一部)
ž・実験が多く 理科が苦手な娘にも興味を持って参加できたと思います。工作も単純でありながら百葉箱作りという観点が面白く、家で使えそうです。
・実際に雲をペットボトルで作っていて、楽しそうでした。CO2効果の実験も家庭ではできなそうもない為ありがたく感じました。

3日目:7月29日(月)「お天気ふしぎ発見!」(小学1,2年生と保護者) 講師:竹下愛美 氏
 中央:竹下先生 左:川崎さん 右:中津畑さん    元気な1、2年生♪♪
(1) お天気クイズ
まず、お天気のクイズではじまりました。雲の名前、雨つぶの形、雷やたつまき、虹のしくみをクイズを通して学びました。皆、元気に手をあげて、もりあがりました。
(2)実験
「雲を作る」「雷の音のする楽器を鳴らす」「虹を見る」「たつまきを作る」などの実験をしました。
ほとんど全員が体験できて良かった!

(3)工作
・紫外線ビーズのストラップ作り
紫外線で色が変わるビーズのストラップを作りました。ビーズが日射し(紫外線)で何色に変化するのかワクワクします。                白のビーズが紫外線で薄紫に!!    
 
光の万華鏡作り 
 
1,2年生は元気いっぱい!おとなにも手伝ってもらって環境のお勉強、実験、工作、と任務完了!
アンケートより(一部)
・目で見て手を動かして学べる形だったので、理屈は分からなくても心に残るのではないかと思います。クイズも楽しく参加できてよかったです。大人も勉強になりました。
・楽しく学ばせる工夫がたくさんあって、とても良かったと思います。来たかいがあったと強く感じました。
・低学年でもわかりやすく、丁寧なお話ありがとうございました。
・ていねいに準備されていて、講座の内容も役に立つものでした。お天気は身近なテーマなので、親子の会話にも良いと感じました。自由工作も豪華な2点で夏休みの工作や自由研究の参考になりました。

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年08月16日