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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

風力発電機を作ろう!

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2019年03月13日

平成31年3月3日(日)、環境学習講座「風力発電機を作ろう!」が開催されました。講師は蔵前理科教室ふしぎ不思議(くらりか)の杉山仁さんです。4名の方が工作のサポートに加わっていただきました。

電気とエネルギーについて勉強した後、風の力でLEDライトを点灯させるミニ風力発電機を作りました。また、作製した風力発電機にコンデンサー(蓄電池)をつけて充電した電気でLEDを点灯させました。

(1)電気とエネルギー
私たちは電気をいろいろなところで使っています。例えば、電気を蛍光灯の光やステレオの音、洗濯機の力、ホットカーペットの熱に変えて利用しています。テレビや冷蔵庫など、電気を利用したものが身の回りにはいっぱいあります。
水力発電、風力発電、火力発電、原子力発電などは、発電機を回転させて電気を作っています。一方、太陽光発電は太陽の光を電気に変換しています。日本での発電は80%以上が火力発電で、昔からの水力発電が8%程度です。最近は太陽光発電をよく見かけるようになりましたが、わずか約5%、風力は1%にも届きません。
  火力発電で使われる資源(化石燃料)の埋蔵量には限りがある上、化石燃料によって得られたエネルギーは地球温暖化の原因物質であるCOを排出します。一方、太陽光は無限に利用でき、風も絶えることはありません。また、太陽光や風力、水力、地熱などで得た再生可能なエネルギーはCOを排出しないクリーンなエネルギーです。

(2)風力発電
風の力で風車を回し、風のエネルギーを軸の回転に変え、発電機を回して発電します。このエネルギーはなくなることがなく、無料で、温室効果ガスや大気汚染物質の排出量はわずかです。また海上にも設置できるという特徴があり、中国やヨーロッパ、アメリカではどんどん増えています。

(3)牛乳パック、ペットボトルなどを使ってミニ風力発電機を作りました。
 (4)風はなぜ吹くの?・・・Q&A

Q1.空気には重さがあるか?・・・A1.ある
Q2.冷たい空気と暖かい空気、どちらが軽いか?・・・A2.暖かい空気
Q3.高原と平地、打ったボールはどちらがよく飛ぶか?・・・A3.高原
風が吹くのは、暖かい空気が上昇し、冷たい空気が暖かい空気の方に動くからです。

(4)風力発電の良い点・問題点
・良い点・・・エコ、COを発生しない
・問題点・・・風まかせ(欲しい時に欲しいだけ発電できない)、設置場所に制限がある
「欲しい時に欲しいだけ発電できない」(太陽光発電、風力発電共通)という問題点を解決するために、電気をためること(蓄電)が必要です。

(5)蓄電機能をつけ、蓄電池にためた電気でLEDを点灯させました。

「実際に作るだけではなく、電気について詳しく説明してもらってよかったです。」「発電や蓄電の仕組みが、実験工作を通してとても作り易く、理解出来た。」など、参加者の皆さんからうれしい声をいただきました。

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2019年03月13日