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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

電子工作にチャレンジ! ラジオを作ろう

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年08月23日

 平成30年8月9日(木)、SMK㈱本社(品川区戸越)で環境学習講座「電子工作にチャレンジ! ラジオを作ろう」が開催されました。講師はSMK㈱環境室の太田秀一氏、渉外秘書室の福島昌弘氏とラジオ作りを指導していただくSMK㈱の従業員のみなさんです。   
 本講座は、区内に本社や事業所がある企業のご協力を得て、小学生(保護者同伴)を対象に当該企業内で開催し、普段では目や耳にする機会が少ない企業の事業内容や環境活動の紹介を受け、環境関連の工作などを行う講座です。
(1)SMK㈱の事業内容
 1925年創業のSMK㈱は今年93周年を迎えましたが、創業当時はラジオ受信機を作っていました。写真のラジオは1937年に日本ラジオ共進会で優秀賞を受賞した「オリンピック680号」です。

 1946年からは、「良い部品は良いセットをつくる」の創業の精神の元、電子部品メーカーへ方向転換し、ラジオやテレビ用の部品を作ってきました。家の中にたくさんあるリモコンや、身の回りにあるいろいろな家電機器やスマホなどでコネクタ、スイッチ、ジャック等のSMK製品が数多く使われています。
(2)環境保全活動
 環境保全活動とは、簡単に言えば、「地球を、自然を、人間を含む生きものを、もちろん植物を守ろう」という活動のことです。SMK㈱では、次の3つのことに力を入れています。
①地球温暖化を防ぐ・・・二酸化炭素(CO2)を出さない
CO2の発生を抑える方法はいろいろあります。SMK㈱は物を作る会社ですので、工場でたくさんの電気を使います。そのため、より少ない電気で物を作ることに努めています。
②限りある資源を大切に使う・・・「3R」
・Reduce(リデュース)・・・要るものだけを使う。使いすぎない。
・Reuse(リユース)・・・大切に何度も使う。新しい使い方を見つける。
・Recycle(リサイクル)・・・もう使わないものは、資源にして使う。
③製品の中に危ないものを入れない
 製品の中にカドミウム、鉛など体に悪いものは絶対に入れない。それはSMK製品を使った家電製品が捨てられるときに、有害なものが地面や川に流れることのないようにすることと、リサイクルや最終的な廃棄処理をし易くするためです。
 SMK㈱では、海外、国内の工場や研究施設で、地域の特性にあわせた環境保全活動に取り組んでおり、お互いに情報交換や環境教育を行いながらレベルアップを図っています。
(3)エコクイズ
Q.地球温暖化の原因は? Q.どのようなことで二酸化炭素(CO2)が大量に発生するの? Q.温暖化によって起こることは? Q.温暖化の進行を抑えるためにみんなでできることは? など環境に関する問題に、みんな元気に答えていました。
★みなさんにお願いしたいことは
◇電気を大事に使いましょう・・・使わないときは消す。ゲームやスマホの時間を短めに。
◇資源を大事にしましょう・・・食べ残しをしない(ごみになるので)。水を大切に使う(シャワーや蛇口から水を流しっぱなしにしない)

(4)ラジオを作ります
 これから使う部品についてと注意事項の説明を聞いた後、いよいよ作製開始です。
今回の講座でははんだごてを使いますが、非常に高温になるため、子ども4人に対し3人のインストラクターについていただきました。なお、鉛は体に良くないものですので、鉛が入っていないはんだを使います。ほぼ全員が今日初めてはんだごてを使うことになり、新たな体験をしました。
①はんだづけ・・・きばんと部品を電気が流れるように溶接(固定)することです。
まずは練習用のきばんを使ってはんだ付けの練習をしました。
②きばんに抵抗、コンデンサ、スイッチ、AMアンテナ、スピーカーの電線、電池ボックスの電線の順番にはんだづけしました。また、スイッチのつまみ、スピーカー、電池ボックスをねじで固定し、FMアンテナの取り付けをしました。
説明書を見ながら、またインストラクターの指導を受けながら作業を進め、ラジオが完成しました。
  
みんなが作ったラジオから音声が流れると、歓声が上がりました。

    
(4)保護者のみなさんのコメント(一部)です。
・はんだ付けを行うという貴重な体験をさせていただき、大変うれしく思っています。
・普段関わることのできない地元の企業について、またその企業の環境に対する活動を知ることができ、とても有意義な機会だった。
・指導員の方が子ども2人に1人ついていただき、丁寧に教えていただいけた。
・子どもでも立派なラジオが作れてびっくりです。
・子どもがもの作りの楽しさを感じていたようで、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
・環境についてわかりやすく教えていただけて良かった。
(5)環境情報活動センターより
上記のようにたくさんのコメントをお書きいただきました。(同じコメントを複数いただきました)
企業の専門家の「生」のお話で、環境のこと、仕事のことを聞くことができ、とても説得力がありました。
今日行った電子工作は、多くの現場の社員の方のご協力があってこそできました。通常家庭や学校ではできない貴重な体験できてよかったと思います。
ありがとうございました。

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年08月23日