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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

春のこども環境学習講座〜生きもの博士になろう〜

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2018年04月06日

平成30年3月17日(土)、18日(日)、春のこども環境学習講座「生きもの博士になろう」が開催されました。講師はNPO法人生態教育センターの村松亜希子さん、小島みずきさん、千葉麻里奈さんです。毎年好評の「生きもの博士」シリーズですが、今回は、学年別に2日間にわたり、五感を使って自然とふれあい、観察やゲーム、工作などを通して生きものについて楽しく学びました。学校の授業とはまた一味違った体験をしていただけたかと思います。

【第1回3月17日】「みぢかな鳥のヒミツを知ろう!」
(小学3~6年生対象)

講師の小島さんは、普段は、葛西臨海公園の鳥類園で働いている“鳥はかせ”です。小学生の頃から、鳥が大好きで今に至っているそうです。

1.教室で
・羽の観察
まず羽の観察をしました。封筒に入っている羽が1人1人に配られました。一枚の封筒に1種類の羽が入っていて、全部で6種類あります。大きさ、模様、羽のやわらかさ、色などを比べて、同じ種類の羽を持っている子同士が集まりました。飛ぶ時に使う固くて大き目の羽、体を守るための柔らかくて小さい羽、というふうに役割によって形状が違います。観察したのは、どれも品川で見られる鳥の羽で、ムクドリの尾の羽、カルガモの翼の青い羽、スズガモの背中の羽、ツグミの翼の羽、キジバトの体の羽、ツグミの体の羽です。
 
・鳥の鳴き声
5種類の鳥の声を聞いて違いを確認しました。鳴き声カルタで遊び、大変盛り上がりました。いづれも品川にいる鳥で、スズメ、ハシブトカラス、ハクセキレイ、ハト、ツバメです。屋外で野鳥の声を聞いたとき、どの鳥かわかりますね。

2公園で
・鳥の観察
ハクモクレンが満開の公園で、鳥を探しました。耳をすますと鳴き声が・・・。先ほど聞き比べをした鳥の声も聞こえてきます。

・渡り体験プログラム
ツバメは渡り鳥です。3月半ばから下旬にかけて、日本が春になって暖かくなると、3000キロくらい離れたインドネシアやフィリピンの越冬地からやってきます。繁殖地である日本には、子供を産み育てるために渡ってくるのです。途中、河川敷のヨシ原を中継地として休みます。道中、様々な困難が待ち受けていて、命を落とす鳥もいます。
ツバメになったつもりで、「越冬地」、「中継地」、「繁殖地」間の渡りを体験しました。
中継地では、ヨシの上にとまって休みます。不安定なヨシにとまったツバメの様子を想像して疑似体験をしました。ツバメは1分間に400回羽を動かします。手を素早く動かして、「はばたき」の真似もしてみましたが、なかなか大変です。

3.ツバメのクラフト作り
小島さんこだわりの型紙を折って、ツバメのクラフトを作って飛ばしてみました。スッときれいに飛んで感激です。本物のツバメの様子を再現できるよう、何度も試作したそうです。クラフトを横から見ると本物のツバメの翼の形と同じようになっています。翼の後ろ側(クラフトの尾側)を少し上げると、実際に翼がしなるのと同じようになって更に飛びやすくなるということです。

受講者アンケートから一部抜粋
こども
・ 楽しかった。鳥のことを、もっとくわしく調べてみたくなった。
ž・ツバメのわたりたいけんが楽しかった。ペーパークラフトをまた作りたい。また来たいです。
保護者
ž・ あそびながら鳥に関する知識を得ることができて良い機会でした。また、学校の先生とは違う雰囲気の若い女性の方が教えてくれたことや、好きなことを仕事にしている姿を見ることで、ロールモデルのようにとらえることができたのではないかと思います。
ž・ 普段考えてないことを知ることができました。耳を澄まして自然の音を聞きたい。そして環境を大切にしたいと思いました。毎日学校では学べないことが経験できてうれしいです。

【第2回3月18日】「五感を使って、ちいさな春みっけ!」(小学1、2年生対象・保護者同伴)
2日目の講師、千葉さんは、ふだんは北区にある「自然ふれあい情報館」で働いている「生きもの」大好きな先生です。皆で、公園のあちこちで始まった「ちいさな春」をさがしました。花のにおいや葉っぱの手触り、目覚めた虫たちの観察を通して、生きものが寒さや天敵から身を守る工夫、花と昆虫の関係等を学びました。観察のあとは、春の草花の香りを詰めこんだ香り袋も作りました。

1.教室で
・最近感じた春は?
みんなが、それぞれに感じた春を発表しました。ウメ、サクラ、スイセン、タンポポが咲いていた。ハエが飛んでいた。暖かくなったなど、いろんな春がありました。
・五感をきたえるクイズに挑戦。
①  かぐ(鼻)
中が見えないボトルに自然物を入れて匂いをかぎ、どんなものが入っているかを想像する。
(ノビル) 
→匂いがネギに似ていました。
②  さわる(手)
黒い袋に入れた自然物を触り、目で見ずに手触りを確かめる。(ハクモクレンの芽を包んでいた外側)
→フワフワ毛は冬を越すための寒さ対策などになっていると学びました。
③きく(耳)
春に品川で聞くことができる鳥の鳴き声を紹介(シジュウカラ)

2.公園で
小さな春をさがしに出かけよう!
教室を出て公園です。目、耳、鼻、感触のすべてで、春をさがしました。
 
・春さがしビンゴ
公園にある「はる」でビンゴゲームをしました。
「しろいはな」「はっぱのかおり」「とりのこえ」「ふわふわはっぱ」「春だとおもうもの」「つぼみ」
「はなのかおり」「むし」「木のえだのあたらしいはっぱ」を探してビンゴゲームを楽しみました。

3.春の香り袋づくり
公園で拾った自然物など春の香りをつめこんで、自分だけのオリジナル香り袋を作りました。
 
薄曇りで、まだ少し肌寒い日でしたが、みんな元気いっぱいに「春がきた!」を探しました。
香り袋作りは、なれないグル―ガンも使って全員が真剣に取り組んでいました。

受講者アンケートから一部抜粋
・たくさんの春を見つけられ、とても楽しかったです。帰り道、お花のかおりをかぎながら帰る子供の姿がたくさん見られました。気が付くことで、子供はどんどん成長しますね!
・子供の年齢に合っていてとても楽しかったです。ありがとうございました。親も忘れていた春の楽しさを再発見できました。

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2018年04月06日