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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

LEDとふしぎなシートで光の実験と工作をしよう

カテゴリ:平成27年度

投稿日:2015年07月07日

 平成27年6月21日(日)、品川区環境情報活動センターで環境学習講座「LEDとふしぎなシートで光の実験と工作をしよう」が開催されました。講師は、千葉県立船橋古和釜高校の舩田優先生です。
 
 はじめに、昨年度のノーベル物理学賞の受賞対象となった青色発光ダイオードの話があり、続いて赤、緑、青の3原色を使った手作りの装置(左下写真の円内)で、様々な色を作ることができることを実際に見せてもらいました。実際にこの光の3原色を混ぜると右下のような2色、3色が重なった色を作ることができます。

LEDは省エネライトとして普及しつつありますが、実際に体験してみましょう。

上の写真左から、白熱電球、電球型蛍光灯、LED電球です。
それぞれのワット数は、36W、8W、4Wで、数字が大きいほど電気の消費量が多いのです。従って、白熱電球に比べ、電球型蛍光灯の方が省エネで、さらにLEDの方がもっと省エネになるということです。白熱電球は多くのエネルギーを発熱のために消費するため、電球に手を近づけるだけで暖かさを感じます。決して電球に触れてはいけません。やけどをする恐れがあります。
 次に「ふしぎなシート」について学びました。このシートは「虹」を見ることができるので「虹シート」とも呼ばれますが、マウントにはさんでそれぞれの光を見てみました。どのように見えたかをスケッチしました。

      「虹シート」
「回折シート」、「分光シート」名前に由来がありました。
ふしぎなシートを通して白熱電球、電球型蛍光灯、LED電球を見ると、このように見えました。

 
それぞれの電球で見え方は違いますが、光が分かれて見えます。そこでこのシートは「分光シート」とも呼ばれます。色がつながって見えたり、分かれて見えたりしますが、光の順番は、電球に近い方から、紫・藍・青・緑・黄・橙・赤の7色で、虹の色です。初期の蛍光灯、LED電球は赤、緑、青の3色だけ見えました。最近は7色見えるものも開発され、自然の白色光に近くなっていると解説を受けました。
 さらに手回し発電機を使って、電球を点灯させるために必要なエネルギーの大きさを体験しました。LEDはすぐに点灯しました。豆電球はLEDよりは少し力が必要でしたが、点灯しました。LEDの方が少しのエネルギーで点灯することを学びました。

 もう一つのふしぎなシート(偏光シート)でふしぎな壁(ブラックウォール=黒い壁)工作をしました。
偏光シートの材料となるヨウ素の産出量は千葉県が第1位で、舩田先生はその千葉県に住んでいるので偏光シート工作を勧めているそうです。
2種類の偏光シートが配られました。タテの光だけを通すシートと、ヨコの光だけを通すシートです。そのため、�そのまま2つ重ねると重なる部分が黒くなり、�片方を90度ずらして重ねると重なった部分は黒くなりません。
この2枚のシートを透明テープでとめ、折り曲げて「ふしぎな壁」を完成させました。この筒の中に鉛筆を通すと、鉛筆が黒い壁を突き破って見えました。

  
 いろいろな電球の点灯実験を通して省エネについて勉強するとともに、光のふしぎを感じながら楽しい工作を行いました。「かべができていてびっくりした」「いろんなものがつくれて楽しく学べたのでよかった」「かべのマジックみたいなのがとてもおもしろくていいなと思った」「とう明なシートの名前を3種類知れてうれしかったです。虹シートを通して見た光が、げんそう的で美しかったです」など、「不思議」を体験していただけたと思います。

カテゴリ:平成27年度

投稿日:2015年07月07日