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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

間伐材を使って楽しい工作をしよう

カテゴリ:平成27年度

投稿日:2015年05月22日

5月17日(日)、品川区環境情報活動センターで、環境学習講座「間伐材を使って楽しい工作をしよう」を開催しました。家具製作会社「株式会社樹楽製作所」代表の佐々木重孝さんと7名のサポーターの皆さんにご指導いただきました。
樹楽製作所は、「すてる前にちょっとyorimichiして楽しんでみる」をテーマに、「yorimichi project(よりみちプロジェクト)」を立ち上げています。家具の制作工程で出る廃材、端材や間伐材を捨てないで有効利用しようという活動です。親子で積み木作りを体験する今回の講座は、そのプログラムのひとつです。小学1年生から3年生の子ども達が保護者と一緒に参加しました。当センターでの開催は今年で3回目になりますが、今回も、頭も身体も存分に使って熱気溢れる2時間を過ごしました。
(1)「森と動物と私たち」のお話
まず5つのグループに分かれて席に着き、スクリーンを見ながらお話を聞きました。森の樹木と森に棲む動物の連鎖について、子どもたちが興味を持てるように説明していただきました。森林は私たちが口から出した息を吸って、酸素を作ってくれます。また、雨を少しずつきれいな水にします。木が元気だとそういう働きを活発にするので、元気な木が沢山ある森を保つことが大切なのです。生長に伴って混み合った樹と樹の間を切ってあげる(間伐)ことは、元気な木を育てるために欠かせないプロセスです。森を守るために間伐が必要なのだと納得しました。
お話はクイズ形式で進みました。クイズの答えをグループで親子一緒に話し合って見つけていきます。打ち解けた雰囲気の中、子どもたちは、しげさん(講師の佐々木さん)の問いかけに次々と「はい!」と手をあげて大きな声で答えていました。大人でも「なるほど、そうだったんだ!」と思うような内容を、体系立てて易しくおもしろく聞くことができました。

(2)間伐材を切ってみる
全員がのこぎりを使って端材を切ってみました。家具職人さんがサポーターとして付いて見てくださるので安心です。保護者に助けてもらって全員が無事に木を切り落としました。木がポタッと落ちる瞬間に思わずこぼれる笑顔と歓声で、教室内は華やぎました。のこぎり体験の順番待ちの子どもたちは、積み木にやすりをかけてペンで色を塗りました。子どもにとってやすりがけは、こんなにも集中できる面白いことなのですね。
(写真をクリックするとか拡大します)

   
(3)積み木ゲーム
次に積み木を使ってゲームをしました。
5つのチームに分かれて積み木を組み立てるゲームで、チームの仲間との共同作業です。クイズに答えることで、前半に聞いたお話のおさらいができます。子どもたちの正解率が素晴らしく、みんながよくお話を聞いていたことがわかり感心しました。
バランスを取って高く積み上げる瞬間のスリルと緊張感、協力してやり遂げたチームの仲間と共に味わう達成感、教室内は興奮の渦に巻き込まれました。ゲームに使った積み木は参加者が持ち帰り、更に間伐材で作った積み木ブロックをお土産にいただきました。
(写真をクリックすると拡大します)


               
各々がのこぎりで木を切ったりやすりをかけたりしてみて、木の触感、硬さを肌で感じることができました。生きものが暮らしていくよりよい環境を保持するために、樹木が果たしている役割を知り、樹木に親しみを持ち身近に感じることができる講座でした。あれだけ盛り上がって楽しく遊んで、しかも貴重な知識を得ることができて、大変充実した2時間だったと思います。
<参加者のアンケートより(原文)>
・子供たちの興味をうまく引き出す内容でよかったと思います。このようなイベントを通じて自然の大切さが子供たちに伝わるといいなと思います。
・子供達に身近な動物や植物を使って、どのように間伐を行い、必要な事か教えてもらえた点、また、積木競争は集中力と協調の点で良かった。
・大人でも知らないことを知ることができ新鮮でした。つみきチャレンジでこどもが集中してやっていたのでいい刺激になったと思います。

カテゴリ:平成27年度

投稿日:2015年05月22日