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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

風の力で電気を起こそう!

カテゴリ:平成26年度

投稿日:2014年10月24日

 平成26年10月5日(日)、環境情報活動センターにおいて、環境学習講座「風の力で電気を起こそう!」(講師:学研科学創造研究所主任研究員 金子茂氏)が開催されました。台風18号接近による雨天ということもあり、数組の欠席はありましたが、学研教材を2種組み立てるという盛りだくさんの内容を楽しみました。
■ブロワーで風の力を感じてみよう
はじめにブロワー(ドライヤーのように強い風が出る装置)で色々なものを宙に浮かせる実験をしました。普通のボール、小さいボール、卵型のものはいずれも浮きました。
では、浮いているボールに筒をかぶせたらどうなるでしょう?
�筒の上で止まる�筒の中で止まる�筒から飛び出す
答えは分かれましたが、実際やってみると筒をかぶせた途端にボールが飛び出しました。ボールの周りにも分散していた風が、筒のせいで真下に集中するからです。
  
風が強く当たる所と弱く当たる所が生まれるとボールを回転させたり、斜めに浮かすこともできます。揚力という、飛行機が飛ぶ原理と同じ力が働いているからです。
■風はどこから来るのか?
自然の風は、空気の重さ=「気圧」の違いによって、気圧の高い方から低い方へと流れて発生しています。台風は低気圧の親玉なので、周りから中心に向かって強い風が流れるのです。
■学研教材「カゼダス」を組み立てよう

「カゼダス」は手で持てる風向・風力計です。アルミ板ととめ具を付け、メモリを輪にして円盤に、その後本体に固定。磁石円盤とプロペラ部を作り、全部を合体させます。部品が多くて難しいところもありましたが、プロペラがスムーズに回れば完成です。電磁誘導の原理でプロペラの回転がメーターに伝わり、風力の数字を表示する仕組み…。屋外はもちろん、海、ビルの谷間の風、扇風機や掃除機の排出口などに当てて風力を比べてみるのも面白そうです。
■風の力と電気
風力発電機の説明です。風がブレード(羽根)を回し、発電機に電気を発生させます。発電機は磁石とコイル(導線を巻いたもの)の組み合わせでできています。コイルの中で磁石、又は磁石の中でコイルを動かすと電気が発生するのです(電磁誘導)。モーターもコイル、磁石、電気は使いますが、「電気を流してコイルを動かす」という点で発電機とはちょうど反対の動きをする仕組みです。難しい内容ですが「電気と磁石は関係が強い」ということを覚えておきましょう。

■学研教材「クロスコプターEX」を組み立てよう
ハチ型、プテラノドン型もありましたが、今回は皆で共通に☆型のボディで製作しました。ボディと本体を固定し、足とローター(羽根)2枚を左右間違えないよう取り付けます。それから手回し発電機部分を組み立て、本体のコードをつなぎます。

飛んだお友達から「わー」と歓声があがりました。教室は少し狭くて、人にぶつかってしまいましたが、広いスペースで練習すると安定して飛ばせるようになります。最初はゆっくり、その後モーターを回す速度を一定にすると安定して飛ばせるようです。上手く飛ばないお友達もいましたが、本体の左右、羽根の左右、発電機とコードのつなぎが間違ってないかもう一度確認しましょう。
 環境にやさしい風力発電のしくみが学べる楽しい教材でしたね。科学者やエンジニアへの第一歩になったかな?

カテゴリ:平成26年度

投稿日:2014年10月24日