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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

「お水の教室〜公園でろ過実験をしてみよう!」

カテゴリ:平成26年度

投稿日:2014年08月13日

 平成26年7月27日(日)品川区環境情報活動センターにおいて、環境学習講座「お水の教室〜公園でろ過実験をしてみよう!」が行われました。提供はキリンビバレッジ株式会社、講師はNPO法人Waterscape代表の野田岳仁氏です。当日は欠席者もなく、皆さまの期待値がとても高い雰囲気の中での講座開始となりました。

■ 飲める水は貴重
 水の惑星とも呼ばれる地球ですが、実際私達が飲んだり使ったりできる水というのはどれくらいなのでしょう?その大半を占める海水や氷河は、そのまま飲むことは出来ません。地下水、雲、地下の氷もすぐには利用できません。地球の水全体を1ℓにたとえると、そのうち私達が使える川や湖の水は、0.007%!…一滴にも満たないのだそうです。とても貴重であることが分かります。
そのような水はどこから来るのでしょう?皆さんの足下、大地の地層に雨水が染みこみ、ろ過されることで自然の水はきれいになります。今日はペットボトルを切って逆さにした入れ物に、自然にある物で大地と同じ仕組みのろ過装置を作って、泥水がどれくらいきれいになるかを実験してみます。

■ いよいよ公園でろ過実験!
 逆さペットボトルの底に脱脂綿をしき、洗ってある小石→砂利→砂→炭(今回は省略)→ヤシの皮→落ち葉の順に地層を作ります。どれくらい入れればよいのか、先生の説明を聞きながら詰めていきます。落ち葉は公園に落ちているものを数枚入れて完成です。一度きれいな水を少し流したら準備OK!
土と水を混ぜて作った泥水を、みんな一斉に「手作りろ過装置」に流し込みました。ゆっくり静かに入れるのがコツです。「おー」など、いろいろな声があがりました。結構きれいになるものだと保護者の方々も感心しきり。二度こしてみると、さらに水の透明度が増し、大地のもっと厚い層ならもっときれいになるのだということが想像できました。

■ 水について考えるカルタゲーム
 教室に帰ってからは、アフリカのマリ共和国の人が水を大切に使う生活の様子を写したビデオを見て、日本の自分たちと比較しました。マリの人たちと比べると、簡単に水が手に入る私達は何十倍もの水を使って生活しているのですね。またカルタゲームでは、「水問題カード」と「水解決カード」を合わせることで、水を大切にするための工夫や、知恵が分かりました。皆さん、最後まで集中して取り組んでいましたね。

 公園での実験が終わる時、先生が水を抜いてから教室へ戻るように説明されました(センターがビショビショにならないよう配慮下さった為)。でも何人かのお友達が、自分でこして、きれいになったお水をなかなか捨てられないでいたのを知って、「ろ過された水を心から貴重に感じてくれたんだ。嬉しいなぁ」と先生、大変喜んでおられました。とても素敵な授業でしたね。

カテゴリ:平成26年度

投稿日:2014年08月13日