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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

コラージュで飾る♪保温・保冷マグカップ作り

カテゴリ:平成26年度

投稿日:2014年07月23日

平成26年7月13日(日)環境情報活動センターにて「コラージュで飾る♪保温・保冷マグカップ作り」の講座が行われました(講師はリサイクルアーティスト大野有紀子)。コラージュの入門編として企画した大人用の講座でしたが、皆さん芸術、環境どちらへの関心も非常に高く、熱気にあふれた楽しい時間となりました。

■ アートのお話 〜コラージュはリサイクル?〜
芸術の主題が主に「宗教」だった時代から比較すると、近・現代のアートのテーマはとても多岐に、個人的に変化しています。ピカソの時代に確立された「コラージュ」という技法ですが、本来はフランス語で「糊で貼る」という意味。印刷物の切り抜きや様々な素材を貼り付け、一部加筆などをして作品を構成します。断片的、比喩的表現がしやすく、シュールレアリズムやダダイズムなどで見られます。版権や肖像権の問題があるので、プロの作品としては使用する素材もオリジナルでなくてはなりませんが、個人で楽しむ範囲内であれば問題ありません。絵が描けなくても糊とハサミだけで始められるという点でとても親しみやすく、素材は雑誌、新聞、パッケージなどの古紙で充分なので、エコ要素の高い技法だとも言えます。
■ デザインのお話 〜制作のヒント〜
プロはデザインをどう発想するのかも見てみました。イタリアillyというエスプレッソカップのアートシリーズに、かなり前ですが初めてアジア人のデザインが採用されます(Hironori Murai氏作)。青蛙が数匹ジャンプしているだけのシンプルなデザインアイディアですが、エスプレッソカップに蛙…どこが評価されたのでしょうか?

に女性のリップマークが付くと分かりやすいのですが、これは童話「蛙の王子様」がモチーフになっています。一見二つは結びつきませんが、このカップを手に持つあなたは王子の魔法を解いてあげられる「お姫様」なのだというメッセージが隠されているのです。ふと気づいた人だけに分かるロマンチックなテーマが評価されたのですね。
 勿論本日、好きな写真に直感的に模様を足したり、テーマなどが無くても作品を作ることはできますが、誰が使うのか、どこで使うのか、イニシャルを入れるのか、好きな言葉を入れるのか…また、平たく言うと「とんち」のような遊び心をアート・デザインに潜ませることができます。何かアイディアがあれば、テーマを意識しながら作業するのも面白いかと思います。ここで話は一区切り。お持ち頂いた切り抜きを中心に、コラージュの制作に入りました。
■ 本日の作業 〜簡単…だけど素敵に出来るかしら?〜
一番の目標は各自が愛着を持って使える「コラージュマグ」に仕上げることでしたが、皆さんカーブに細かく合わせたり、無重力的にレイアウトしたりと様々に格闘していらっしゃいました。行き詰まったら挙手いただき、デザインの相談をしながら進行。マグにセットしてみるとあら不思議。風変わりな額に入れたように作品の見栄えが変わります。フタと底、上下に黒のラインが入るので作品例は強い色調にし、白黒の文字と呼応させたのですが、セピア調に統一した作品などもとても格好良い仕上がりになっていました。どれも素敵な作品となりました。

■ 「保温・保冷マグ」とコーヒー店でのご使用について 〜資源削減〜
自分で持ち込んだマグやタンブラーにコーヒーを入れてくれるお店は結構あります。一回持ち込めば一つ、プラ/紙コップのゴミを出さずに済みますし、10円〜30円値引きをしてくれるお店も多数…♪メニューによってはこのマグには入りきらないものもあるので、初めてのお店では「これにお願いできますか?」と聞いてから注文することをおすすめします。ご家庭、仕事場、出先などご自分の好きな場面で是非、オリジナルマグを使って見て下さい。

カテゴリ:平成26年度

投稿日:2014年07月23日