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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

今年こそ緑のカーテンを作りましょう

カテゴリ:平成26年度

投稿日:2014年05月13日

 平成26年4月27日(日)品川区環境情報活動センターにおいて、環境学習講座「今年こそ緑のカーテンを作りましょう」が開催されました。講師は品川区民公園管理事務所長の丸山 均さんです。

 前半は種まきから苗の植え付けまで、講師がご自宅で育成された観察記録の写真を観ながら、育成環境、適温、用土、肥料等の詳しい解説、そして後半は参加者に実習をして頂きました。
緑のカーテンを作るに当たっては、設置場所が戸建てか、マンションであるかで条件が違います。マンンション等高層の住宅である場合、昆虫などによる自然受粉は難しいので人工授粉の必要があります。人工的に授粉させる場合、太陽に向かって外側に付く花芽への授粉は、危険も伴います。また、ツルが伸びすぎて隣近所にご迷惑をかけてしまうこともありますので、そういった点を十分考慮して場所の選定をしましょう。
■講師の観察記録から
 まず、種の植え付けです。種植え付け用鉢は一般的なプラスティック製のものと紙製のものを使用。紙製のエコ鉢はやわらかい素材でできていて、鉢のまま苗を移植できます。環境にもやさしい大変すぐれものです。
 鉢底網をしいた鉢に、種まき用土、黒土、ミズゴケの3種類をセットし、朝顔、ひょうたん、ゴーヤ、ヘチマの種を植付けて発芽状況を観察しました。この時、どこに何を蒔いたか忘れないよう、紙のプレートに種の名前と日付を入れておきましょう。

 種植え付け後2週間ほどで種まき用土からアサガオが発芽しました。 黒土では変化なし。1ヶ月ほどしてゴーヤの芽が種まき用土から、そして黒土からはアサガオ、ひょうたん、ヘチマがやっと発芽しました。種を育てるには、種まき用の有機質系土が適していることが分かりました。同じ条件下で同時に種まきしても、発芽時期、成長速度等それぞれ違います。
          
 本葉が2〜4枚揃ったら本植えです。プランターに鉢底石、赤玉土、培養土の順に入れ、苗を植え付け、水をたっぷり与えます。緑のカーテンとして利用するのであればその中で一番元気な優性樹を選ぶのがベストです。また、設置する場所によってプランターの数量、苗の数、又、園芸用ネットの大きさも異なります。丸鉢は一株、長鉢なら3植えができる位を目安で。(講師の使用した長鉢は縦50×横30×高さ30のものです)

     鉢底石       赤玉土       ガーデニング用の土

     本植え     
 40日ほどするとツルが伸び出し添え木、もしくはネットが必要となります。 50日頃では茎にバンヤの補強を加えて育成します。

ツルが伸び出しました!                 茎にバンヤの補強
■再生土 昨年使用したゴーヤの土を無駄なく使用するために再生土を造ります。
プランターから空けた土や網にはひげ根がたくさん付着していますので、よくふるいにかけ、鉢底網もきれいに洗います。きれいになった古土にゴーヤの肥料、ガーデニング用土を加えスコップでよく混ぜ合わせれば使用することができます。

                                 
■実習
 参加者の皆さんにはプラスティックのトレー、エコポット、ネームプレート等、種はゴーヤ、千なりひょうたん、大ひょうたん、朝顔の種が配られました。
 
ゴーヤの種はとても堅いので発芽しやすくするために、種の尖った方を爪切りなどでカットします。この時切りすぎないように注意。鉢には土を七分目ほど入れ、切った方を上にして種を入れます。鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと湿らせます。土をかぶせます。ひょうたん、アサガオの種はそのまま蒔きます。紙のプレートに種の名前と日付を入れて差し込みます。最後にたっぷりと水遣りをします。
 
 
 本日はここまで。あとは各自家に持ち帰っての作業となります。
発芽から15〜20日ほどで本葉が出てきますので、2〜4枚出揃ったところで今日学んだことを参考にして、大きいプランターに本植えしてください。毎日の水やりはとても大事です。特に夏場の暑い日は朝、夕に欠かさず、プランターの縁から水があふれる位たっぷりとあげて下さい。植物にとって水は命です。また、マンションのベランダ等に設置する場合、非常用壁板のまわりや非常用ハッチの上などには置かないようにしてくださいね。それでは皆さん、立派な緑のカーテンを育てて下さい。吉報をお待ちしております。
                                
                                      

カテゴリ:平成26年度

投稿日:2014年05月13日