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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

手回し発電機での発電実験と簡易モーター作り

カテゴリ:平成25年度

投稿日:2013年07月04日

平成25年6月23日(日)、環境情報活動センターにて環境学習講座「手回し発電機での発電実験と簡易モーター作り」を開催しました。講師はクリーンエネルギー江東から山下浩三事務局長をはじめ、ユーモアたっぷりの四人の先生にお越しいただきました。
 
�発電を体験する
教室の前に用意されたNゲージ鉄道模型の電車を手回し発電機で動かします。まず1人で挑戦してみると、やっとのろのろ動く程度。次に発電機を二つ、三つ繋げて皆で同時に回すとかなりスムーズに走りました。電気を作るのは結構大変だということが分かります。また、二つの発電機同士だけをつなぎ、向かい合って回してみました。抵抗を感じます。そして片方だけ回すともう片方が自然に回りました。どういうことでしょう?

回して電気を作る⇔電気で回す…この「発電機=モーター」の仕組みは私たちの生活の中でも随所で役立っています。揚水式発電所、電動ママチャリ、ハイブリッド車などです。これらバッテリー(電池)以外の方法で電気を効率良く貯めておける方法の開発は常に求められています。皆の中の誰かが将来発明できるでしょうか?
�簡易モーターを作る

❶長いエナメル線の両端6�を残し、ペンに巻き付けてコイルを作る
❷先生にエナメル線の一方の6�直線の部分のエナメル層を上下紙ヤスリで削ってもらう(側部のエナメル層は残す)
❸プラスチックのフレームを折り、電池の接触部分を固定する
❹両面テープと輪ゴムで電池を固定し磁石を乗せ、ストローを通したコイル部分をはめる

電池の接触部分等を確認して磁石の位置などを調整します。…さて回るかな?

�コイルが回った原理
電気が流れると線を丸く巻いた所に磁気が生じます。すると電池の上に置いた磁石と引き合います。エナメルを削った所が接触していると電気が流れ、残した所で流れが止まるので、ON,OFFを繰り返すことになり、コイルが回転するという仕組みです。コイルが上手く回らず、電気が流れたままになっていると電池やエナメル線が熱くなりました。
 本当のモーターには「整流子」というのが入っていて、厳密には電気の流れの方向を替えることで動いています。

今日の内容は先生がNHKのEテレ「高校講座」を参考に構成した授業でした。低学年のお友達には少し分かりづらいところもあったのですが、最後にはほぼ全員モーターを回すことに成功しました。なかなか動かなかった子もやっと回った時には歓声を上げており、難しいことに挑戦できた、楽しめたという感想が多く寄せられました。
今回の手作りモーターは簡易的なものでしたが、実験と工作を通して、日頃何の労力もなしに家へ流れてくる電気を体感することが出来たかと思います。基礎の仕組みが完成したので、何かを取り付けて工作を工夫したり、今日の内容が夏休みの研究や節電を考えるきっかけになってくれれば嬉しく思います。

カテゴリ:平成25年度

投稿日:2013年07月04日