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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

小さなビオトープガーデンを作ろう

カテゴリ:平成24年度

投稿日:2012年09月27日

9月16日(日)環境情報活動センターにおいて、環境学習講座「小さなビオトープガーデンを作ろう」を開催しました。今回が初めてのビオトープ講座で、植物生態コンサルタントの泉健司氏をお迎えし、ビオトープガーデンや自然保護と動物の共存などの講義のあと、身近な野生の生き物を呼び寄せる「寄せ植え」を作りました。 

  
●ビオトープガーデンとは
 ビオトープガーデンとは、身近な地元の生き物のための棲み処(すみか)を作ることです。泉先生は広さが必要な本来のビオトープの機能の一部を取り入れた「窓辺からはじまる自然観察」を提唱されています。周りの棲み処(すみか)と自由に行き来できることが重要で、トンボやチョウなど自分の好みの生き物を呼び寄せ、やせがまんしない自然保護を続けることが大切です。
《地球にやさしいコンテナガーデンのポイント》
1.できるだけ多種類を組み合わせる
2.八重咲きよりも一重咲きを
3.多花性(開花する花が多い性質のこと)で四季咲き性(1年中花芽をつけて花を咲かせる植物のこと)の強い植物を選ぶ
4.できれば幼虫の食べる食事も植えよう
5.常緑性の種類を加えると1年中楽しめる
●植物の説明

�フジバカマ
 秋の七草のひとつ。薄紫の花が咲き、葉に良い香りがある。昔はお香のように焚いて使った。アサギマダラのオスが好む植物。
�コバノランタナ
 日当たりの良い所においておくとすぐ咲く。花はピンク、赤、白などの色がある。冬場に強い。
�ヤブラン
 日陰が好きな植物だが、あまり乾かしすぎないこと。ハチやシジミチョウなどが好む。冬に実がなり小鳥を呼ぶ。
●寄せ植え作り 

・鉢(ファーマーズポット)に割りばしで水抜きの穴をあけ、鉢底石を穴が隠れる程度に入れる。
・鉢の3分の1くらいまで土を入れる。真ん中が盛り上がっている感じにする。
・3種の植物を鉢に入れて、高さなどだいたいの様子を見る。
・最初に、一番背の高いフジバカマのビニールのポットケースを外し、根がぐるぐる巻きになっているので、軽く割りばしでほぐし、鉢に戻す。
・次にヤブラン、コバノランタナも同様に根をほぐして、鉢にもどす。
・上から土を入れていくが、割り箸で根の間にも隙間なく入れること。土はあまり盛上げない。
・今回使用した、ファーマーズポットは3年くらいで土に戻る素材(再生紙)でできている。
・あまりかまい過ぎないこと。ベランダにおきっぱなしで大丈夫です。

●おわりに
ビオトープとはあまり聞きなれない言葉で、「水辺の昆虫などを呼び寄せる池」という印象でした。参加した皆さんにも同様に感じていた方がいました。泉先生の作るビオトープガーデンはベランダでも簡単にでき、手に入りにくい野生の動植物は使わない、というものです。自然保護は白神山地や尾瀬を守ることや出かけて行くことだけではないと実感しました。泉先生の手がけられた「佐久パラダガーデン」のビオトープガーデンの広く美しい環境とは違いますが、小さなビオトープガーデンを作って、我が家のベランダに小鳥を呼び寄せてみたいです。
泉健司先生のホームページ
「ビオトープガーデン」http://www.biotopegarden.jp/

カテゴリ:平成24年度

投稿日:2012年09月27日