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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

うすく削った間伐材を使ってエコ工作をしよう

カテゴリ:平成23年度

投稿日:2011年08月02日

 7月3日(日)環境情報活動センターにて、こども環境講座「うすく削った間伐材を使ってエコ工作をしよう」が開催されました。講師は体験学習クラブ「なぬーく」代表の佐藤宏先生と体験型科学教育の普及活動をしている皆さんです。この講座では楽しく森の大切さと、森のために私たちが今できる事は何かを学ぶ事できました。
 
【「森」について】
 まず、森にすんでいると思う生きものの名前を班ごとにブレーンストーミング(自由に意見を出し、出た意見を否定しない)で出し合いました。ムササビ・カブトムシ・カラス・リス…などなど、森にすんでいると思う生きものの名前がたくさん出ました。カマドウマ(ムシ)やグリズリー(クマ)など、あまり知られていない生きものの名前も出てきて驚きです。
  
 次に、名前があげられた生きものが哺乳類か鳥類か、皆で確認していきます。先生が「キツネは?」と聞くと大きな声で「哺乳類!」と答えます。「コウモリは?」と聞くと「鳥類!」「爬虫類!」とわかれました。ですがこのコウモリ、実は哺乳類なのです!飛んでいるので鳥類だと思った子が多いみたいですが、卵を産む生きものが鳥類とされるため、卵を産まないコウモリは飛んでいても哺乳類なのです。意外な生きものに思わぬ発見がみつかりましたね。
 今度は森にはどうしてこんなにいっぱい動物がいるのかを考えます。人がいない、空気が綺麗、食べ物がある、すむ所があるなど、これもたくさんの答えがでました。こどもたちの答えどおり、動物にとって大切な事は「水・食・住」がある事なのです。したがって「水・食・住」がある森は生きものに最適な場所のため、たくさんの生きものがいるのですね。では「動物にとって水・食・住のどれが一番大切だと思いますか?」と質問されるとすぐに「水だと思う!」と子どもたちから答えが返ってきました。ですが動物にとって一番大事なのは「住」なのだそうです。こどもたちから「えー!?」と驚きの声があがりました。動物は自分が襲われない安心できる住処がないといけません。水や食べ物があっても住処が無くては安心できませんよね。一番我慢できるのは「食」のため、「住→水→食」の順で動物は自分を安心させる事が大切になります。これは人間も同じですね。
 
【ミミズクを作ってみよう!】
動画でフクロウやミミズクなどの実際の動きを観察した後に、ミミズクを作ってみました!
 
   
切って、貼って、書いて!最後に木に見立てや紙袋の中に入れると・・・
  
完成です!!いろいろなミミズクが出来上がりました。
中には木にドアをつけてみた子もいて、それぞれ個性的なミミズクさんたちでした♪
 
【間伐材を使ってエコ工作】
    
 森は動物にとても大切なものである事がわかりましたが、その森の木をどうして切る(間伐する)必要があるのでしょうか?間伐前と間伐後(上の写真)を比べると違いがわかりますね。間伐をすると、森林の中に日が当たり、森全体の成長を助ける事になります。つまり森の環境が良くなるという事です。現在、森の成長を助けるために間伐された木(間伐材)は捨てずに家具や割り箸などに利用されてはいますが、直径が細いため用途が限られてしまい間伐材利用が増えない状態です。また、利用が増えないという事は間伐を行う森が少なくなり、森の成長を損ねる事に繋がります。なので、私たちが身近に間伐材を取り入れる事が森を助ける事、そしてエコにつながる事になります。
さっそく間伐材を使ったエコ工作開始です!うすいリボン状の間伐材を使って球体編みに挑戦しました。
   
   
木を上下に交差して編み上げていきます。円に通す作業はこれまた大変で、お母さんやお友達と協力してつくりました。
    
何度か失敗しながらも端と端をくっつけて繋ぎ合わせ、球体の完成です。この球体に瓶を入れて花瓶にしたり、風鈴などを入れて飾ると涼しげな感じでとても素敵ですね。球体の他にもコースターなど、様々な間伐材工作がありますので、この夏は間伐材を身近に取り入れてみてはいかがでしょか?

カテゴリ:平成23年度

投稿日:2011年08月02日