品川区の環境ポータルサイト

過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

地球にやさしいエコエンジンをつくろう

カテゴリ:平成28年度

投稿日:2016年06月28日

平成28年6月19日(日)、品川区環境情報活動センターで環境学習講座「地球にやさしいエコエンジンをつくろう」が開催されました。講師はコンセプトプラス㈱代表取締役の新井俊雄さんです。
  
(1)今日の講座では「空き缶スターリングエンジン」(以下、「エンジン」)を作りました。
はじめに、完成した「エンジン」を動かしてみました。下の写真にあるように、いっぱいのお湯が入ったマグカップの上に「エンジン」が乗っており、ピストンが上下しています。空き缶の中はいったいどうなっているのでしょう?思いつくまま、自由な発想で書いてみましょう。中に小人(こびと)が入っているのかな?蒸気機関車と同じかな?・・・

さて、構造が明かされましたが、みなさんが想像したものと同じでしたか?これはJAXA(宇宙航空研究開発機構)の人が基本設計したものですが、この問題に正解はありません。みなさんの考えたものは新しい発明かもしれません。発明とは「従来みられなかった新規な物や方法を考え出すことである。」とウィキペディアに書かれています。発明の原点は驚きで、どうしてお湯の上で動くのだろう、なぜだろうという疑問・関心を持って、そこから新しい発想が出てきます。ただし、基本を学ぶことは大切で、それは学校で勉強しましょう。
(2)原理の説明(ちょっと難しい?)
 1816年にスコットランドのスターリングさんが発明した「スターリングエンジン」というものです。ガソリンやディーゼルエンジンより古い発明で、今日の場合は、(缶の)中の空気が温められ、空気が膨らんでピストンが上がり、続いて空気が冷やされて縮んでピストンは下がります。ガソリンエンジンの場合は、ガソリンを気体にして中で爆発させ、燃やすので排気ガスが出ますが、このエンジンの熱源はなんでもOK、何かを燃やしているのではないので排気ガスがきれい、いろいろな熱、例えば排熱を利用すればCO2の削減になるなどの特徴があります。
試験管とビー玉を使ってスターリングエンジンの動作原理の説明がありました。写真の左に立っているのは注射器ですが、試験管内で空気が温められたり冷やされたりすることで、注射器がピストンのように動きました。(左下写真)

右上の写真では、お湯という生活レベルの熱をLEDを点灯させるという電気エネルギーに変えています。
(3)みんなが組み立てた「空き缶スターリングエンジン」、動くかな?
 動いていますよ!みんな、動きましたね。
 
(4)まとめ
私達の身の回りには、無駄に捨てられているエネルギーがたくさんあります。地球温暖化が問題になっている現在、太陽熱や風力といったクリーンな自然エネルギー、無駄に捨てられているエネルギー、これらのエネルギーを有効活用することが出来たら、地球にとっても私たちにとってもどんなによいことかなと思います。
(5)参加したみなさんの声(一部です)
・水やお湯でエネルギーがつくれるのはすごいと思った。
・自分で作ったものが実際に動くところまでみれて、よかったと思います。
・どうして?なぜ?を大切に、楽しく調べて活かせるように出来れば良いと思いました。
・子供には少し難しかったと思います。親の方が興味深く聞かせていただきました。

カテゴリ:平成28年度

投稿日:2016年06月28日