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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

気象予報士から学ぼう〜天気の不思議と環境(3)

カテゴリ:平成21年度

投稿日:2010年04月13日

  「不思議な天気いろいろ」〜夕焼け・虹・雷を作ろう〜
3月22日(月・祝)環境情報活動センターにおいて、春休みこども環境学習講座「気象予報士から学ぼう(第3日目)」(講師:NPO法人 気象キャスターネットワーク内藤聡子氏)が開催され、小学生と保護者46名が「不思議な天気いろいろ」について勉強し、雷を起こす実験、虹や夕焼けを見る実験を行い、さらに虹の見える万華鏡作りに挑戦しました。

(1)雷を起こす

  
雷は雨とともに起こることが多いですね。東京では夏に多いですが、日本海側では冬にも起こります。雷がなぜ起こるのかというと、雷を作る入道雲の中には氷の粒がたくさん浮いていて、下から上に向かって強い風が吹いています。雲の中で氷の粒がぶつかって摩擦が起き、電気を発生させます。氷の粒の重いものは下に軽い物は上に分かれる時に、プラスマイナスの電気も一緒に分かれて、分かれた電気が雲の中で流れ始めるわけです。雷が起こり始めたとき、安全なところは「車の中」「電車の中」「家の中では窓やコンセントから遠い中央部」です。木の下では2メートル以上離れましょう。雷が起こす集中豪雨は一瞬で川が溢れることがあります。雷の音が聞こえてきたら、雨が降っていなくてもすぐ避難しましょう。
では、雷を起こしてみましょう。黒い画用紙にアルミホイルで絵を描いたものに、改造した「着火器」(商品名「チャッカマン」)をつなげ、スイッチを押すと電気が流れ、一瞬雷が発生しました。
(2)虹を見ます
虹はにわか雨の後、太陽を背にして自分の影の伸びている方向に出ることがあります。どうしてできるのかというと、太陽の光は空気中にある水滴に当たると折れ曲がったりはね返ったりして、波長の違いによって七色に光ります。その色は虹の外側から、「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」です。外側の色は波長が長く、内側の色は波長が短いです。

 
では、虹を見てみましょう。
回析格子(カイセキコウシ)シートで蛍光灯をみると虹が見えます。これはシートに細かいスジが入っていて、波長の違う光が通過するとき虹と同じように見えるのです。後でこのシートを利用して万華鏡を作ります。
(3)夕焼けを見ます
 光は大気を通過するとき、太陽の七つの光は空気の粒ではね返りますが、中でも青い光が強くはね返るため天気が良い日の昼間、空は青く見えます。夕方になると光は大気を斜めに通過する途中で波長の短い青い光は見えにくくなり、波長の長い赤や橙が見えて夕焼けになります。
 
では、夕焼けを作ってみましょう。材料はペットボトルと懐中電灯です。ペットボトルには牛乳を入れてにごらせてあります。ペットボトルの底から懐中電灯を当てると夕焼けの様子が見えます。
このように身近な物で天気を再現してみることができます。
(4)工作・・・虹を見る万華鏡つくり
小さいダンボールの4ヵ所を折り曲げ、セロハンテープでとめて長さ10cmの四角い筒を作ります。回析格子シートを貼った黒い紙を一方に貼り、穴の空いていない紙をもう一方に貼ります。穴の空いていない紙にシャープペンシルの先などとがったもので小さな穴を6〜8個開けます。筒のまわりに模様を描いて出来上がり。太陽などの強い光は絶対に見ないようにしましょう。

雷、虹、夕焼けがなぜ起こるのか、またできるのかについて勉強し、また自分たちの目で確かめました。また虹の万華鏡を作ることでさらに虹の勉強を深めることができました。
                                                                           以上

カテゴリ:平成21年度

投稿日:2010年04月13日