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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

気象予報士から学ぼう〜天気の不思議と環境(2)

カテゴリ:平成21年度

投稿日:2010年03月21日

「太陽と風のエネルギーを利用しよう」〜風速計を作ってみよう〜
3月21日(日)環境情報活動センターにおいて、春休みこども環境学習講座「気象予報士から学ぼう(第2日目)」(講師:NPO法人 気象キャスターネットワーク田辺 希氏)が開催され、小学生と保護者38名が「太陽と風のエネルギー」について勉強し、太陽光発電や風力発電の実験を行い、さらに風速計作りに挑戦しました。
 
 朝起きてから電気を使わずに生活することが出来ない私たち。日本の電気はどんな方法で支えられているでしょう? �火力?�水力�原子力? 
みなさんの回答はほぼ三つに割れましたが、実は日本で一番電気を作っているのは火力発電の65%でした(原子力が26%、水力が8%)。しかし火力発電は石油を使うので二酸化炭素(CO2)が発生します。二番の原子力発電にはウランが必要です。このままの使用状況だと石油は42年、ウランは100年でどちらもいずれ無くなってしまう、どちらも限りある資源を利用した発電方法です。だから今新しく注目されているのが太陽光と風力の発電なのです。
(1)太陽光発電
  
資源を使わない発電でも光や風のないところでは発電ができません。どんなところに太陽光パネルがあると効果的に発電ができるのでしょうか?
既に作られている太陽光のスライドを見た後、みんなで考えます。道路の真ん中、ガードレール、はたまた自転車のタイヤ?など、ユニークな意見が出ていました。将来発明できる人が現れるかな?
実験ではソーラーカー(写真右)を走らせました。今日は室内なので太陽光の代わりにハロゲンライトという強いライトを当てます。お手伝いしてくれる代表を決めてみんなが見守る中、ソーラーカーはランプを近づけると少しスピードを上げました。
「太陽のエネルギーは何ワット?何億とか?」、宇宙規模のいい質問ですね。この回答は授業の最後に持ち越しです。
(2)風力発電
 
風力発電はどんな場所に作るのがいいのでしょう?大きな音がするので人があまり住んでいない所、風の強い所、広い所が必要です。みんなで考えると「海の上!」という意見も飛び出しました。
 実験ではうちわで風力発電に挑戦です。明りを点したりメロディーを鳴らすことはできましたが扇いだお友だちは懸命の表情でした。
(3)風向風速計を作る
 
 
後半はいよいよ自分で作る風向風速計です。素材は紙、ストロー、竹ひごと土台の発泡スチロールのみ。ストローと竹ひごの仕組みで風を受けるとその強さと向きが分かる仕組みになっています。順を追ってストロー、風受け、目盛の部分と部品を作って組み合わせていきます。説明書を見ながら先にどんどん作ってしまうお友だちもいましたが、難しい部分もあって、先生たちに確認してもらいながらの行程も…。約40分でみな完成させることができました。吹いてみてスムーズに動けば成功です。尖った矢印の方角から風が吹いていることになります。
(4)まとめ
電気の使われ方から作り方までを勉強しました。地球温暖化を考えるとき、電気の節約とCO2の出ない電気の作り方が大切になってきます。私たちが太陽光発電と風力発電を有効に使っていけるかは将来の課題ですね。
 因みに太陽は何ワット?という質問の答え。太陽の角度による強さの違いはありますが、地球で受け取れる太陽光は1�につき今の時期なら500W。夏で800W、冬で200W位の電力だそうです。太陽の力はなんとなく物凄い、爆発的というイメージですが、物凄い電力として使えるようにする技術はこれからなのかもしれませんね。

カテゴリ:平成21年度

投稿日:2010年03月21日