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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。

大切な森のお話とつみ木のワークショップ

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年12月04日

令和元年11月24日(日)、環境学習講座「大切な森のお話とつみ木のワークショップ」が開催されました。講師は(公財)オイスカスタッフ4名で、木と森のお話と、日本で育った木で作られた一万個のつみ木のワークショップをしていただきました。

■木のクイズ
木の種類とその恵みについてのお話がありました。サクラの木は春、お花見の機会をくれるし、葉っぱや花は桜餅に使われたりします。ドングリがなるコナラの木はカブトムシたちが大好きな蜜を出します。今日使うつみ木は檜(ひのき)です。檜は日本と台湾にしか生えていない、良い匂いの木です。

■「つみ木のシャワー」
大人も子どもも寝転んで目と口を閉じると、スタッフが一万個のつみ木を体にかけてくれました。一万個の木のシャワーで「カラカラカラ~」という音と匂いの波を「浴びる」感覚です。

■「つみ木で作品づくり」
つみ木を作る上でのお約束は3つありました。
①つみ木をけったり、投げたりしない。
②つみ木はみんなで仲良く分け合う
③ともだちの作品もやさしく、大切にする

先生がお友達の作品を紹介してくれます。高く積めた作品も凄いのだけど、先生が細かい発想も見てくれます。スポットが当たると少し恥ずかしいけど、みんな嬉しそう。一度作った作品を、感謝しながら抱きしめるように崩して、二度目に作る時にはお互いを参考にして「もっと良いのを作りたい!」「今度は何作ろう?」と考えはじめました。カーペットの間を川と見立てて橋を作ったり、つみ木の形は3つだけなのに、それぞれの創造性がふくらみ、つながり、だんだん町になっていく様はとても面白かったですね。みんなで決めた名前は「東京・川崎ツミキタウン」(川が県境の所もあるから意外と正しいネーミングだったかもしれません)

■森を守る間伐(かんばつ)のお話
人が作る森では、お花を育てる時のように手入れが必要です。手入れをしていない森は暗くて太陽の光が入りません。光が入るように木を切ることを「間伐」といいますが、日本の木材が使われなくなって、この「間伐」=手入れがされていない森が増えてきています。今日のように日本の木に親しんで、日本の木を使うことで、日本の森を大切にしたいですね。

■参加者の声(アンケートより一部)
・  とてもとてもとってもとってもとーってもとーっても楽しかったです!
・  一人一人が自由に作ったモノがつながって、大きな町になる過程はおもしろかったです。高価なおもちゃでなくても集中してすっと遊べる子どもの想像力、創造力はすごいですね。
・  1万個の積木で遊ぶ機会なんてなかなかないし、子どもたちの創造力に驚かされた。
・  環境問題に対しての前向きな取組を知ることが出来て有意義でした。子どもも非常に楽しそうでした。

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年12月04日

リサイクル実験!「ペットボトルから繊維を作ろう」

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年12月03日

 令和元年11月10日(日)、環境学習講座「リサイクル実験!“ペットボトルから繊維を作ろう”」が開催されました。講師は株式会社チクマの吉川さんです。同社は学生服や有名企業の作業服、テーマパークのキャストの衣装などを作っている会社です。
 
みなさんが着ている服は、どれくらいリサイクルされているでしょうか?三択です。
①80% ②50% ③20% <答>③ 服の多くが捨てられています。
服はリサイクルするのが難しいのです。
回収されたペットボトルが服の原料として使われています。
ペットボトルはリサイクルの優等生で、回数率は72%、回収されたペットボトルの中でリサイクルできるくらいきれいなものが83%と非常に高いのです。
それではペットボトルはどんなものに利用されているのでしょうか?
①シート(卵のパック、クリアファイルなど)・・・ 39%
②繊維(衣服、風呂敷など)・・・これが最も多く、50%
③成型品(溶かして別の形にする)など・・・ 11%
ペットボトルはどのようにして繊維製品になるのでしょうか。

●ペットボトルが綿になる実験
①350mlアルミ缶のプルタブを取る。
②画びょうで缶にたくさんの穴をあける。(缶の下から3cmくらいのところに)
③缶の上と底にキリで穴をあけ、用意された棒を差し込む。
④棒(真ちゅう)には穴があいているので、底の方に出ている棒の先端にドライバーでネジを止める。
⑤棒の先端(缶の上の方)にモーターを取り付ける。
⑥保護者がモーターを持って線をつなぐと缶が回転する。これで実験器具は完成。
⑦缶の中にフレーク(ペットボトルを砕いたもの)を入れる。
⑧アルコールランプの上で熱し、モーターを回転させると繊維状のものが出てくるので、それを割りばしで回収する。段ボールの内側の壁に沿って割りばしを動かすと、繊維が割りばしに巻き付く。
                  
どうやってペットボトルが糸になるのか?理論としては綿アメを同じで、フレークの代わりにザラメ(ザラザラとした砂糖)を使えば綿アメになります。
着られなくなった多くの服は捨てられてしまいます。
使用済みのペットボトルを服などの原料にすることで石油の使用量を減らしたり、着られなくなった服をもう一度使う方法を考えたりして、服の一生をエコに変えていきたいと考えています。
 

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年12月03日

海洋プラスチックの現状と私たちにできること

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年12月03日

令和元年11月26日(火)、環境学習講座「海洋プラスチックの現状と私たちにできること」が開催されました。講師は東京理科大学理工学部教授の二瓶泰雄先生です。
             

(1)海洋プラスチック、実は私たちの生活圏から来ている
最近大きな問題として取り上げられている海洋プラスチックですが、必ず枕詞に「海洋」が付きます。海の生物が間違って食べてしまうプラスチックですが、それらはどこから来ているのでしょう? 実は私たちの生活圏から来ているのです。
   

荒川の河口付近ですが、草を刈ったらこんなものがいっぱい出てきました。
上流は長瀞で、きれいな水が流れているのですが、途中でごみが流れ込み、河口ではこの通りです。
(2)海洋プラスチックは最終的には人に
私たちは年間一人当たり約32kgのプラスチックを消費しています。
ペットボトル100本程度、レジ袋300枚、その他に食品のパッケージやコンビニ弁当等など。
捨てられたプラスチックは、太陽の熱や紫外線、海の波、川の流れによって小さな破片になります。身近なものとして割れた洗濯ばさみがあります。それらが細かくなり、生物がエサと間違えて食べてしまい、魚の体内に蓄積されます。それが魚の生命に支障をきたし、人にも悪影響を及ぼすおそれがあります。
大切な話ですが、プラスチックが人体に入る可能性は高いのですが、それ自体は排出されます。化学物質は人体へ移行する可能性はありますが、それをくっつけたプラスチックを取り込んだ場合の人体への影響についてはわかっていません。
海に漂着したプラスチックごみが劣化してマイクロプラスチック(MP)化し、海に漂っているのでしょうか。実際には市街地にある微細なプラスチックが雨などで陸から川に、さらに海に出て、それを生物が食べるといった流れだと思います。

本当にそうなっているのかということを、4~5年かけて調査をしています。
(3)河川の大規模調査
日本全国の70河川、90地点での調査を行ってきました。世界的にもこれだけの大規模な川のマイクロプラスチックの調査を長年にわたって行っているところはありません。
<観測結果1>

<観測結果2>河川と海洋のMP数密度(平均値:個/m)の比較
河川4.3 ≒ 海洋(日本近海)3.74(九州大学 磯辺教授)
この値が大きいか小さいかはわかりませんが、ほぼ同じです。
<観測結果3>MP数密度 VS 流域情報
流域内の土地利用(市街地率)や人口密度が大きいほど、MP数密度も大きい。つまり人間の活動の度合とMPの汚染が関係していることがわかりました。当たり前だと思われますが、それを科学的に証明したのがこの調査結果です。
<観測結果4>河川と海洋のMPのサイズ
それらはほぼ同一です。すなわち、MPは海でできているのではなく、海に入る前に細分化されているのです。
(4)河川のMPはどこから来るのでしょうか?
①市街地ごみの調査
ごみ箱の前にごみが散乱しています。ポイ捨てごみ、プラスチックの破片、カラスによるごみの散乱などが見られます。悪いのはポイ捨てだけではなく、プラスチック製品の不用意な扱い(例、割れたバケツ、割れたコーン)がMP発生の要因になっています。ごみ拾いは有効な対策の一つです。

②家庭ごみの調査
河川水、下水とも断片状のMPが多いのですが、下水には繊維状のMPが多く見られました。これらはどこから来るのでしょう?合成繊維の布地を洗濯機で洗濯すると大量のMPが発生していることがわかりました。生活排水中のMP発生源の一つとして衣服の洗浄がありました。

(5)グループワーク
今後どういう脱プラ生活が考えられるか、4グループに分かれて作業をしていただきました
         
各グループから発表していただきました。
   
・面倒だけれどペットボトルを止めてマイボトルを持って行く。ジュースならいいけれどコーラだったら?(笑) レジ袋をもらわないでマイバッグを持って行く。
便利さを我慢しないとプラスチックの減量にはならない。
・まずできることは、できるだけペットボトルを買わないこととレジ袋をもらわないこと。
・コストと利便性をどれだけ犠牲にするかということで、その覚悟があるか。
・代替品として、エコバッグ、紙や木のスプーンがある。コーヒーを買う時にはマイタンブラーを持って行く。生活の全部を変えようとすると苦痛になるが、できることからやる。
その他、さまざまな意見がありました。

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年12月03日

おもちゃde おしえて!遊んでエコ工作

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年11月14日

令和元年10月27日(日)、環境学習講座「おもちゃde おしえて!遊んでエコ工作」が開催されました。株式会社バンダイではおもちゃを題材にして、環境について子どもたちが学べる出前授業プログラムを展開しています。インストラクターの松﨑さんに、前半はバンダイとエコのお話、後半はリサイクル工作を指導していただきました。
                  
■おもちゃが出来るまでとエコのお話
子どもたちにとって身近な「おもちゃ」に関する環境への配慮について、DVD映像を見ながら学びました。組み立て説明書をパッケージに印刷する、捨てる部分を細く、少なくするなど色々な工夫がされています。3R(スリーアール)とは…かぎりある資源を大切にするためのキーワード「Reduceリデュース、Reuseリユース、Recycleリサイクル」の最初の文字をさします。
①Reduceリデュース=材料や捨てるゴミを減らすこと(“マイはし”を使う等)
②Reuseリユース=捨てずに、くり返し使うこと(使用済空き箱で工作をする等)
③Recycleリサイクル=捨てずに再資源化すること(ペットボトルを分別する等)
みんなが3Rについて実際に生活の中で出来ることは何でしょう?思いついたことをワークブックに書いて発表しました。
★発表の一部/・充電をつなぎっ放しにしない ・電気をこまめに消す 
・水を流しっぱなしにしない ・裏紙を使う。…食べ物を食べられる分だけよそう、なるべく残さないように気を付けるというのも大切ですね。

■カプセルはんこ作り
バンダイのカプセル玩具、ガシャポンの空カプセルと工場から出た廃材を組み合わせて、はんこを作りました。

すでにある形を組み合わせたり、オリジナルで文字を切り出したりしてみんな思い思いのはんこを完成させることが出来ました。

          
アンケートより一部抜粋
・子供とエコについて話しをする良い機会となりました。ハンコ作り楽しかったです。
・3Rについて、今までの認識ではあいまいだった事が正しくわかり、エコにもっと力を入れようと思いました。おもちゃの会社の取組みについても学べて、勉強になりました…等々

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年11月14日

古布で作る手作りふくさ

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年10月31日

  2019年10月19日(土)、環境学習講座「古布で作る手作りふくさ」が開催されました。講師は着物などの古布を再利用し、個性的な作品を生み出しているリサイクルグループ「リメイク絆」の皆さんです。毎回大好評の本講座には今年もたくさんのご応募をいただき、今回は24名の皆さんにご参加頂きました。

★材 料:
本体の表布 37×22㎝(縫い代含む)
本体の裏布 37×22㎝(縫い代含む)
片面接着キルト綿35×20cm
リボン布A 25×25cm、 リボン布B 6×6cm(縫い代含む)

★作り方:
①本体表布に片面接着キルト綿を貼る(ここまでは時間を短縮するために講師に準備して頂きました)

② リボン布Aを半分に折って、縫い代0.5 ~1㎝位のところを縫い、筒状にする。 
   

③返し口8cmを残して、接着芯を貼った本体布と中袋布を縫い合わせる。
  
④リボンを本体表布におき約0.5 ㎝の縫い代で仮止めし、アコーデオンのようにたたみ、両サイドを縫う
   
⑤返し口から表に返し、返し口を縫い閉じる。リボン布Bは二つ折りにして筒状にして、リボン布Aの中心に取り付ける。

出来上がりました! 布地や配色で印象が変わりますね

使用した布地はすべて講師のリメイク絆さんが作品を作られた後の古布を再利用したものです。一枚を仕上げただけでは作業手順などは覚えられないので、家庭にある古布や端切れを利用して是非挑戦してみてください。
        

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年10月31日