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「生命のつながりと循環」

カテゴリ:平成22年度

投稿日:2010年06月23日

 昨年度のしながわ環境大賞を受賞した東京サラヤ株式会社は、周辺地域とのコミュニケーションを考えながら「生物多様性の保全活動」「環境教育の推進」に取り組んでいます。
その中で中心となって活動しているAさんが、生物多様性について「生命のつながりと循環」と題して、得意のパソコン(エクセル)で描いたイラストを添えて投稿していただきました。
「生命のつながりと循環」

「生物多様性」というこの言葉、聞きなれない人が多いかもしれません。この言葉には命の大切さや地球上全ての生き物がお互いにつながりあっているという意味が込められています。
同一種の動物同士でも生息域によって異なるように、生物の間には様々な違いがあります。人間にしても、一人一人顔や姿形が異なります。このような違いを多様性といい、その多くの多様性が維持されて初めて、地球上全ての生物の生活が可能になるのです。
様々な生き物が生活することで生態系は維持されており、ある生物種が居なくなると生き物全体の生活の流れが変わり、たくさんの命が失われることになります。
人間による環境汚染や資源調達のための過剰な森林伐採、鉱物の採掘などや土地開発によりあらゆる生命の生活の場を駆逐していくことを今、地球規模で抑制が必要になってきています。
ひとつの生き物が生活するためには、たくさんの生き物が必要で、それは食べ物であったり、住処であったり、いっしょに暮らす仲間だったりして、お互い関係のない生き物どうしであっても実はたくさんの生き物同士がつながり支えあって生活が成り立っていることが分かります。
挿絵のように、土と森林の役割一つを考えても地球全体の環境や生命は、全て循環して成り立っていることがわかります。
太陽が大地にさんさんと光を照らすと植物が生い茂り、葉を食べる青虫がいて、青虫を食べる小鳥や小鳥を食べるタカなどの猛禽類がいて、その死骸を食べる昆虫類がいて、落ち葉などを分解する微生物がいて、そうして出来た栄養物で植物が育ちます。また、植物は、太陽の光を利用して光合成により大気中の二酸化炭素を吸収し酸素を作り出す他に、水を蓄え、肥沃な土壌の流出を防ぎ、洪水や土砂崩れなどの防災の役目までして地上で生きる人間をも含めたあらゆる生き物たちに生存・成長ができるよう最適な環境を作り出してくれます。生物多様性の一例としてあげたこのことは、地上だけでなく海でも様々な生き物がいて食物連鎖や植物プランクトンなどの光合成による二酸化炭素の吸収や海流の循環による気温の調節をしたりとさまざまな生命を育むための環境を維持する役割をしています。「生物多様性」とは、文字どおり地球上に生存する生命の多様さをいい、自然環境の豊かさを表わしています。

カテゴリ:平成22年度

投稿日:2010年06月23日