品川区の環境ポータルサイト

ECOトピックス

品川区内の出来事を中心に、エコなトピックをレポートします!(ECOトピックスのトップへ戻る

温室効果ガスの排出「実質ゼロ」とは

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年11月10日

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は「温暖化は人間の活動によって起きたことは疑う余地がない」と断言する報告書を公表しました。
(既報:温暖化は人間のせいだ(IPCC第6次報告) | ECOトピックス (shinagawa-eco.jp))
温室効果ガスの削減は喫緊の課題となっており、菅義偉前首相は昨年の10月、「2050年カーボンニュートラル」(2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロとすること)を宣言し、今年2021年4月には、2030年度に向けて温室効果ガスを2013年度に比べて46%の削減を目指すことを表明しました。
「カーボンニュートラル」とは、人が何かを生産するなどの活動を行った際に排出される二酸化炭素と、吸収される二酸化炭素が同じ量であるということです。環境省は2050年カーボンニュートラルに向けての取り組みを「脱炭素ポータル」に掲載しています。
その一部をご紹介(抜粋・要約)します。
【2050年カーボンニュートラルに向けた基本的考え方、ビジョン等】(脱炭素ポータル/トピックス)
<基本的な考え方>
地球温暖化対策は経済成長の制約ではなく、経済社会を大きく変革し、投資を促し、生産性を向上させ、産業構造の大転換と力強い成長を生み出す、その鍵となるもの。
(環境情報活動センターメモ・・・下線は当センターが引いた)
下線部が重要な点だと思います。地球温暖化対策と経済成長は二律背反の関係にあると思われることがありますが、それを両立させようという強い狙いです。
<各分野のビジョンと対策・施策の方向性>

(*1)森林は二酸化炭素の吸収による地球温暖化の防止に大いに貢献しており、森林の整備及び保全管理の着実な推進等が必要
「温室効果ガス排出を全体としてゼロにする」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの人為的な「排出量」から、植林・森林管理などによる人為的な「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。

<図左:現在>
(+CO2)住宅、ビルや工場、自動車などから排出されるCO2の量。
<図右:2050年>
(+CO2)太陽光発電、風力発電、電気自動車などの利用によってCO2の排出量を減らした時に
排出されるCO2の量。①
(-CO2)植林や森林管理などによって植物が吸収するCO2の量。②
①=②・・・CO2排出実質ゼロ

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年11月10日