品川区の環境ポータルサイト

ECOトピックス

品川区内の出来事を中心に、エコなトピックをレポートします!(ECOトピックスのトップへ戻る

温暖化は人間のせいだ(IPCC第6次報告)

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年09月28日

 今まで気候変動にあまり関心がなかった人も、最近の様々なメディアからの情報により、地球温暖化が確実に進んでおり深刻化していることを知るようになってきました。
これまで「気候変動」と言われてきましたが、今日では「気候危機」の時代に入ったのではないかと言われるようになりました。
 温暖化について根拠が十分でないとして温暖化対策に否定的な人もいますが、このたび気候変動に関する政府間パネル(IPCC:*1)は「温暖化は人間の活動によって起きたことは疑う余地がない」と断言する報告書(*2)を公表しました。IPCCのこれまでの報告でも「気候システムの温暖化には疑う余地はない」と発表してきましたが、「可能性が非常に高い」から「可能性が極めて高い」、さらに今回は上記の通り断言するに至りました。世界の研究者たちが長年研究を続けてきて、その科学的根拠に基づいて初めて上記の結論に至ったのです。
(*1)世界の研究者が温暖化について様々な情報を集めて評価し、その結果を世界各国に知らせる国連のグループ
(*2)第6次評価報告書第I作業部会報告書(自然科学的根拠)を公表(2021年8月)

上のグラフは世界の平均気温の変化を示したものです。
産業革命前を「0」とすると、
【A】現在(観測値)では、すでに1.09℃上昇しています。
【B】人間活動を除いた場合(自然起源要因のみを考慮した推定値)では、ほとんど上がっていません。
世界の平均気温上昇の今後の予測では、今対策をとらないとさらに気温が上昇してしまうとしています。
2015年のパリ協定で決めた目標は、2100年に産業革命前に比べ1.5℃の上昇に留めるというものですが、今後のCO2の排出量によって気温上昇が大きく変わると予測しています。

 「1.5℃」で温暖化を止められる可能性は残ってはいますが、ちょっとうっかりしていると、もうその可能性は手が届かなくなってしまうことをこの報告書は伝えており、気候変動の問題は人類の運命がかかっていると専門家は警鐘を鳴らしています。

参考: NHK総合2021年9月19日(日)18:05~ 特集「地球の危機“人間のせい”」

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年09月28日