品川区の環境ポータルサイト

ECOトピックス

品川区内の出来事を中心に、エコなトピックをレポートします!(ECOトピックスのトップへ戻る

旭山動物園のバイオトイレ

カテゴリ:平成18年度

投稿日:2006年07月12日


こんなトイレの看板が……
気になったのですが、まずは動物を見なくては!と思い通り過ぎました。
一通り動物を見て、あとは帰るだけ♪となったとき、また「バイオトイレ」の看板……
迷わずデジカメをもってトイレに入りました。なにやらエコなにおいが!
 ログハウス風の室内はとてもきれいで、洗面台もついており、広々。そしてトイレ特有のニオイがまったくしないのです。芳香剤でニオイを消しているというわけでもなく、無臭なのです。
キョロキョロしながらトイレの中を覗くと、便座の下におが屑が!そしてピカリと光る銀色のスクリューがちらり。

eco★eco☆ eco★eco☆eco★ バイオトイレ ★eco☆eco★eco☆eco★

バイオトイレとは、おが屑と体内(腸内)バクテリアの働きにより、排泄物を分解するという、水を使わないドライトイレ。
 
 糞尿やトイレットペーパーは、おが屑と腸内の何十億という微生物のみによって分解され処理されるという、とても画期的なエコトイレなのです。(バイオトイレの仕組みはこちら→) おが屑とバイオ(bio=生物)を使って屎尿を処理し、そして交換時期となった旭山動物園のおが屑は、良質な肥料となってリサイクルされおいしい野菜を実らせているそうです。
 水を使わず、汲みとりを必要としない「バイオトイレ」は、下水が整っていない場所での使用が可能、寒冷地での水道凍結の心配もなく、生ゴミ処理としても使え、そしてなによりおが屑もリサイクルでき、ゴミがでない!地球にやさしいトイレなのです♪
 
 話題となり来場者が増え、北海道で冬季に動物園を開館するという前代未聞の試みをした「旭山動物園」にとって、下水設備と凍結の心配がいらない仮設トイレ「バイオトイレ」は、希望にぴったりのものだったのです。
 日本では設置されている場所がとても少なく、まだ認知されていないかもしれませんが、海外からは熱い注目を浴びている「バイオトイレ」。北京オリンピックに向けて「バイオトイレ」を設置するという話もあるそうです。
 
 日本では下水設備が整っている場所は水洗トイレを設置することと法律で決まっており、まだまだ都内で「バイオトイレ」を見かけることは少ないと思いますが、環境にやさしいバイオトイレは、徐々にその必要性を問われているのではないでしょうか?
 現在では家畜用のバイオトイレの開発が進められており、家畜の排泄物処理に頭を痛めていた酪農家の方々の悩み解決も目前となっています。そしてそれが実現された時には、お馬さんや、お牛さんが食するスウィートコーンも、おが屑の力でより美味なものとなることでしょう♪
 人間だけではなく、ペット用のバイオトイレも販売されており、「燃えるゴミの日」を待たずして、ニオイを気にせず排泄物の処理をできるコンポスト型「バイオトイレ」は、ブリーダーさん達からも熱い視線を浴びているそうです♪
 

eco★eco☆ eco★eco☆eco★  MEMO  ★eco☆eco★eco☆eco★eco

バイオトイレの感想は……
室内はキレイ、ニオイは無し。しかし、おが屑とスクリューの上に腰を下ろすには、少々勇気がいりました!
 下がおが屑ということで「音」までも吸収してくれ、音が気になって水をジャージャー流す必要もありません。そして、ついに!水を流すのではなく、「スクリュー」でおが屑をかき混ぜるためのボタンをON♪
ぐるんぐるんとゆっくりスクリューはまわり、トイレットペーパーも見えなくなりました。
ずーっと眺めていたかったのですが、ここまで環境を考えたトイレで、私がムダな電力を使ってはっ!!と我にかえり、トイレを後にしました。
旭山動物園へ行ったさい、また、どこかで「バイオトイレ」を見つけたときは、是非!試してみてください♪
今回、詳細・参考としてご協力いただきました「正和電工」さんありがとうございました。

カテゴリ:平成18年度

投稿日:2006年07月12日