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進む地球温暖化 ~ 日本の温室効果ガス排出量が減少傾向

カテゴリ:令和2年度

投稿日:2020年04月23日

二酸化炭素(CO2)濃度の増加が地球温暖化の主な要因であるということは、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が示しているところです。
(1)その仕組みについてみてみましょう。
 地球に降り注ぐ太陽エネルギーの内、約30%は雲や地表(海・陸)などによって反射され、地表と大気に吸収されるのは約70%です。太陽エネルギーを吸収した地表からは宇宙空間に熱が放出されますが、その一部は大気中の水蒸気(*)やCO2に吸収され、地球をあたためます。CO2などの温室効果ガスの濃度が増加すると大気中に吸収される熱の量が増えて地球をあたためることになります。
(*)水蒸気はCO2と違って私たち人間の力で調整できるものではなく、また人間活動によって大きく増えるものではないため、温室効果ガスとして問題にされることはありません。

(2)CO2が温暖化に寄与することを実験で確かめました。
 この実験は、品川区環境情報活動センターが平成28年の夏休みに開催した「子ども環境学習講座」の一コマです。
アクリルケースの一方にCO2ガス(ガスボンベから)を入れ、もう一方のケースには空気が入っています。2つのケースを白熱電球で同時にあたため、時間ごとにケースの中の温度を測りました。CO2のケースの方が温度が高くなっており、単純な実験ですがCO2が熱を吸収していることがわかりました。
 (3)我が国の温室効果ガスの総排出量は減っているでしょうか。
世界の多くの国が地球温暖化の進行を抑制するために、温室効果ガスの削減に努めており、我が国もできる限りの努力をしています。
環境省と国立環境研究所がまとめた資料「2018年度の我が国の温室効果ガス排出量」を見てみましょう。
それによると2014 年度以降 5 年連続で減少しており、前年度に比べて3.9%、2013年度比で12.0%、2005年度比で10.2%減っています。

 「2018年度の我が国の温室効果ガス排出量」(環境省・国立環境研究所)
          https://www.env.go.jp/press/107914.html
前年度、2013年度と比べて排出量が減少した主な要因としては、
①太陽光、バイオマス、風力などの再生可能エネルギーの利用が増えたこと
②省エネ電気器具の普及や暖冬等によってエネルギー消費量が減少したこと
が挙げられます。
また、2005年度との比較では、②によるところが大です。

カテゴリ:令和2年度

投稿日:2020年04月23日