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平成30年(今年)の台風

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年08月27日

今年の台風、ちょっと変(?)だと思いませんか。
(1)台風の発生数が変(多い)?
 
6~8月(今年は28日まで)の3か月で見ると、今年は平年に比べて明らかに多く発生しており、これは平成6年(18個)以来の多さです。
なぜこんなに多く発生しているのでしょう。
それは台風が発生する熱帯域の海面水温が8月上旬に30℃以上と、平年より高かったことが一つの理由です。海面水温が高い熱帯域で次々に雲ができ、ちょっとしたきっかけで台風が発生します。
もう一つの理由は、インドモンスーンという南西風が平年より東まで拡大しているためで、この風が太平洋高気圧の縁を回る東風とぶつかり、日本の南海上で雲を発生させ、台風ができやすくなっているためです。

今後の発生数を予測することは困難ですが、10月までは海面水温が高い状態が続き、台風は10月までは多く発生します。

(2)進路が変?    
台風12号は異例の進路を取りました。それは寒冷渦によるものです。寒冷渦とは、大気上層に現れる周囲より冷たい低気圧(寒冷低気圧とも呼ばれる)で、地上の天気図では見ることができません。台風は上層の風に流されるため、この寒冷渦に引っ張られる形で西への進路を取りました。

台風19号、20号は北西方向に進路を取りました。
台風は高気圧の縁を通って右下図のように右方向に回転するように進みます。しかし、今年は太平洋高気圧が平年より北にあり、右にカーブをすることができないのです。  

先に見た通り、台風は10月頃まで多く発生します。
台風への備えをしたいものです。

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年08月27日