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新江東清掃工場見学会

カテゴリ:平成28年度

投稿日:2017年02月14日

2017年1月25日(水)東京都環境公社中防管理事務所主催の「清掃工場・埋立処分場見学会」に行ってきました。場所は江東区にある「新江東清掃工場」(江東区夢の島3-1-1)と「中央防波堤埋立処分場」(江東区青海3丁目地先)を、大型バスで巡る参加費無料のコースで、おおむね月一回開催されています。
東京テレポート駅に朝9時20分集合、30分に新江東清掃工場に出発して施設を見学、12時テレコムセンター付近で各自昼食後、環境局中防庁舎で学習、その後中央防波堤外側埋立処分場、廃棄物処理施設を見学して、15時東京テレポート駅に戻ってくる、大変充実したコースでした。当日の参加者は成人34名、男性が多く女性は6名、年齢は幅広く、建設関係の仕事をしている方が多いように感じました。

新江東清掃工場は平成10年9月末にしゅん工し、一日当たり1800トンのごみを焼却できる大規模な清掃工場です。可燃ごみは焼却することで容積が20分の1に減り、埋立処分量を削減することができます。
工場に着いてから二つのグループに分かれて出発しました。私と同じグループの方は18名で、プラットホーム(収集車で運搬されたごみは、ここからごみバンカに投入されます)、ごみバンカ(ごみをためておく施設)、中央制御室、灰バンカ(焼却した灰を貯蔵する施設)などを見学しました。清掃工場の見学者は23区内の清掃工場全体で年間約50000人、うち45000人は社会科見学の小学生で、大人の見学者は5000人ほどだそうです。

新江東清掃工場6階から見た風景   奥の建物は夢の島熱帯植物園(手前空地は旧江東清掃工場跡地)
ごみは可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、資源に分けられます。可燃ごみは清掃工場で焼却され、不燃ごみは細かく砕いて容積を小さくして埋め立てられます。不燃ごみの中に含まれている鉄やアルミニウムは資源になり、選別して回収されます。粗大ごみは可燃系と不燃系に分けたあと、破砕して処理されます。古紙・びん・缶・ペットボトルなどは分別回収でおなじみですが、各区市町村で品目の回収方法が異なります。

テレコムセンターで各自昼食を済ませたあと、環境局中防合同庁舎に向かい、ビデオを見ながら学習しました。庁舎のある中央防波堤内側埋立地は昭和48年から61年まで13年をかけて埋め立てが終了した78万㎡の土地です。現在は外側埋立処分場、新海面処分場が埋め立てられています。埋立は環境に配慮し、再資源を利用するよう工夫されています。埋立処分場に降った雨水は、埋め立てられたごみの層に浸み込み、処分場内に浸みだします。汚れた水を集水池に集め、その後調整池に移され、排水処理場、下水道局砂町水再生センターを経て、きれいにしてから東京湾に流されます。予算の半分は水の処理にかかっているそうです。
 
        

バスに乗って、粗大ごみ破砕処理施設など中間処理施設を見学した後、広大な埋立処分場を回りました。バスからは今まで見たことのない、荒涼とした風景が広がり、高さ30mの見晴らし台からは東京23区最後の埋立地、新海面処分場が見えました。

東京23区のごみ量は、平成元年度には490万トンと過去最高に達しましたが、その後減少を続けて、平成26年度に278万トンに下がりました。限りある処分場を一日でも長く使えるよう、ごみの減量に配慮したいですね。
新江東清掃工場を見学しているとき、火の点いた物がごみの中に入っており清掃車の火災が起こったことがあるということでした。
また、可燃ごみの中に金属・ガラス・布団・家具などの不適正なごみが搬入されると、清掃工場の焼却炉の停止や故障につながることがあるそうです。気をつけて適正な処理を心がけたいと感じました。

東京23区のごみ埋立処分場は、東京湾の中の荒川河口から多摩川河口に至る区域内にあるそうです。東側は千葉県、南側は神奈川県が管轄となり、貨物船等の航路など考えると新海面処分場が東京港内に設置できる最後の埋立処分場になります。
「埋め立て終わったら、どうするか?」という小学生の質問には、「一日でも長く埋立処分場が使えるようごみをもっと減らすよう協力してください。」と話されるそうです。大人も子どもも一人ひとりができること、3R「Reduce」(ごみになるものを減らす)、「Reuse」(捨てずにまた使う)、「Recycle」(もう一度資源として生かす)を心がけたいものです。

カテゴリ:平成28年度

投稿日:2017年02月14日