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「SDGs」目標達成のために子どもができること④食品ロスに注目!(3)

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年09月17日

以下の二つの記事の続きです。
「SDGs」目標達成のために子どもができること④食品ロスに注目!(1)
https://shinagawa-eco.jp/wp/coto/?p=3114
「SDGs」目標達成のために子どもができること④食品ロスに注目!(2)
https://shinagawa-eco.jp/wp/coto/?p=3135

食品ロスを減らすことで達成できるSDGsのゴール

食品ロスをどうして減らさなくてはいけないのか、そのために私たちは何ができるのか、みてきました。 今までの内容をおさらいしながら、食品ロスを減らすことで達成できるSDGsのゴールを挙げてみます。


今、世界では、9人に1人以上もの人が、食べ物が足りずに苦しんでいます。5歳未満の子どもは、5人に1人が栄養不足になり、1年間に約310万人が亡くなっています。食品ロスを減らせば、発展途上国の人たちのためにもっとたくさん食糧を援助することができます。
(食品ロスに注目!(1)より)


徳島県上板町立高志小学校の食品ロスをなくすための活動では、廃棄される予定の作物を学校給食に利用し、調理のときに出る野菜くずは家畜のえさにするなどの取り組みをしました。また、食品ロスをなくす学習を通して、子どもたちに残さず食べようという意識が芽生えて、食べ残しが減りました。
(食品ロスに注目!(2)より)

他にも食品ロスと関連するSDGsのゴールはあります。次の5個のゴールは、食品ロスとどういうつながりがあるのか、考えてみましょう。SDGsの17の目標は、ひとつひとつが独立するものではなく、相互につながり関係しています。みなさんが意識して行動した結果が、いくつものSDGsの目標達成のために役立っているかもしれません。意外と身近な日常生活の中にできることがありそうです。

<参考>
食品ロスを減らすために、私たちにできること(環境省)
https://www.env.go.jp/recycle/food/shiryou.pdf
SDGs CLUB 日本ユニセフ協会
https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/12-responsible/
国際連合広報センター
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/

井出留美監修 『食品ロスの大研究』 PHP研究所 2019年
上村協子監修 『きょうからなくそう!食品ロス~わたしたちにできること』①②③ 汐文社 2020年

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年09月17日

「SDGs」目標達成のために子どもができること④食品ロスに注目!(2)

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年09月01日

「SDGs」目標達成のために子どもができること④食品ロスに注目!(1)の続きです。
https://shinagawa-eco.jp/wp/coto/?p=3114

食品ロスを減らすために私たちができること

★家庭でできる食品ロス対策
前項「食品ロスに注目!(1)」でみた通り、食品ロスのうち、半分近くは家庭から出たものです。企業だけではなく、私たち一人一人が食品ロスを減らしていくことが大切です。そのために小学生のみんなにも、できることがあるはずです。何ができるのか、考えていきましょう。

まず、子どもたちができることは、「残さず食べる」ことです。
また、おうちの方と一緒に取り組めることにどんなことがあるでしょうか。食材は必要な分を買う、食材は使い切る、など、少しの心遣いでできそうなことが色々とあります。環境省提供の表を参考にしてみてください。

★パートナーシップで食品ロスを削減した例(SDGsゴール17)
地域の生産者や企業、行政と連携すると、どんなことができるでしょうか。
ジャパンSDGsアワードとは、SDGs達成に向けた企業・団体等の優れた活動を総理を本部長としたSDGs推進本部が表彰する取り組みです。令和元年12月にSDGsパートナーシップ賞(特別賞)を受賞した徳島県上板町立高志小学校の食品ロスをなくすための活動を紹介します。
全学年で環境に配慮した消費者教育を進める学校の方針の元、小学生が自ら提案して体験し、成果を導くことができました。

上板町立高志小学校がまず取り組んだのは、「規格外の野菜や果物など、廃棄される予定の作物を畑か ら収穫し、学校給食に利用すること」です。にんじんは上板町の特産物です。形が悪いにんじんは廃棄されてしまいますが、それを収穫して人参ジュースにして飲んだらすごくおいしいとわかったことから、不揃いな野菜を捨てないで給食に使おう、というアイディアが生まれました。
給食センターでは、食品くずを減らすために、ニンジンの皮をむかない、キャベツの芯を利用するなどの工夫を行いました。調理の過程で生じた野菜くずは、金時豚のエサにしました。その結果、給食の調理で出るゴミの量が大幅に減りました。
また、給食センターの先生と地元の栄養士さんにアドバイスをもらいながら、地域の特産物、旬の食材を使って、「自分たちが食べたい給食メニューづくり」を実施しました。
これらの取り組みを通じて、学校給食の児童1人あたりの残食は、3分の2まで減りました。「残さず食べて食品ロスをなくそう」という意識が子どもたちに芽生えた結果でしょう。

※エシカル消費(倫理的消費)
人や社会、地球環境、地域のことを考えて作られたものを、買ったり使ったりすること

食品ロスを自分自身の問題と捉え、ささやかでもできることを実践していくことが大切なのだと思います。

<参考>
食品ロスを減らすために、私たちにできること(環境省)
https://www.env.go.jp/recycle/food/shiryou.pdf
JAPAN SDGs Action Platform(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/award/index.html
朝日新聞EduA
https://news.yahoo.co.jp/articles/680466ebcba6d7244ce9a5016488508349ad372f
SDGsわかりやすい具体例まとめ
https://collectsdgs.com/c2/4.html

「SDGs」目標達成のために子どもができること④食品ロスに注目!(3)に続きます。
https://shinagawa-eco.jp/wp/coto/?p=3179

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年09月01日

「SDGs」目標達成のために子どもができること④食品ロスに注目!(1)

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年07月28日

今回は、食品ロスについてみていきます。

食品ロスの現状

まだ食べられるのに捨てられている食べ物を、「食品ロス」といいます。日本では、年間612万トンもの食品ロスが出ています。毎日、1人あたりお茶碗1杯分のごはんを捨てていることになります。1年分だと48キログラムにもなります。驚くような量ですね。食品ロスのうち、半分近くは家庭から出たものです。企業だけではなく、私たち一人一人が食品ロスを減らしていくことが大切です。そのために小学生のみんなにも、できることがあるはずです。何ができるのか、考えていきましょう。

食品ロスを減らさなくてはいけない理由

①世界には飢えに苦しんでいる人がいる
下表、「ハンガーマップ2020」を見てみましょう。ハンガーマップとは、栄養不足の人口の割合を色分けし、どこの国で食べ物が不足しているかを示す地図です。今、世界では、9人に1人以上もの人が、食べ物が足りずに苦しんでいます。5歳未満の子どもは、5人に1人が栄養不足になり、1年間に約310万人が亡くなっています。
世界中から発展途上国に390万トン(※)の食料を援助しています。一方で日本は年間612万トンの食料を廃棄しているのです。こんなに捨てなければ、もっとたくさん発展途上国の人たちを助けられるのに、と思ってしまいます。
※WFP(国連世界食糧計画)より

②日本は、本当は食べ物が足りていない。世界最大の食品輸入国
では、日本のすべての子どもたちは、食べ物に困っていないのか、というと実はそうでもないのです。日本の子どものおよそ7人に1人以上(13.5パーセント)が貧しい暮らしをしています。(厚生労働省「平成29年 国民基礎調査/貧困率の状況」より) 貧しいといっても、住む家や着るものがないほどではなく、お金がないためにあきらめなくてはならないことがあったり、健康を満たすのに十分な食事をとる余裕がなかったりしています。
国内で食べられる食べ物のうち、国産品が占める割合を「食料自給率」というのですが、日本の食料自給率は38パーセント(農林水産省HPより令和元年度)で先進国の中で一番低くなっています。6割の食料を輸入していながら、多量の食品を廃棄しているのが現状です。より多くの子どもたちが、満足できる食を確保できるためにも、食品ロスを減らすべきです。

③命や労力、資源、お金、エネルギーをむだにすることになる
食品を作るためには、動物、魚、野菜の命を使われます。それらを育て、収穫し、加工し、運び、売るのにも、人間の労力とエネルギー、水などが使われています。そして、食べ物を買うにはお金がかかります。食品を食べずに捨ててしまうと、それらを無駄にすることになります。
ごみとして輸送したり、燃やしたりするのにもエネルギーを使い、環境に悪影響を及ぼす二酸化炭素を増やすことになります。

問題だらけです。私たちは、食品ロスを少しでも減らしていく習慣を身につけなくてはなりません。

<参考>
食品ロスを減らすために、私たちにできること(環境省)
https://www.env.go.jp/recycle/food/shiryou.pdf
WFP(国連世界食糧計画)
https://ja.wfp.org/
厚生労働省「平成29年 国民基礎調査/貧困率の状況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa17/

井出留美監修 『食品ロスの大研究』 PHP研究所 2019年
上村協子監修 『きょうからなくそう!食品ロス~わたしたちにできること』①②③ 汐文社 2020年

「SDGs」目標達成のために子どもができること④食品ロスに注目!(2)に続く
https://shinagawa-eco.jp/wp/coto/?p=3135

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年07月28日

毎年違う?ミミズやカナブンが多い気がした昨年の話

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年06月21日

昨年のこの時期、八潮周辺のアスファルトの歩道にとても多くのミミズの死骸を見かけました。カナブン(…らしき昆虫)も例年より多く飛んでいた印象で、年によって昆虫の発生数ってそんなに変わるのかな?と今年も足元の虫たちに注目しているのですが、昨年秋に昆虫に詳しい方にお会いできたので、「ミミズってなんで出てきちゃうんですか?カナブンも例年より多かった気がするんですけど…梅雨と関係ありますか?」など疑問をぶつけてみました。

「ミミズは土壌に嫌なバクテリアが増えたりして居心地が悪くなると、土から移動しようとします。今年(2020年)の長雨の影響で土壌がミミズの嫌う状態になった可能性はあるので、多くのミミズがアスファルトに出てしまい、その後土のある所にたどり着けず干からびたという事だと思います。カナブンに関しては、よく似たコガネムシやハナムグリかもしれません。ハナムグリは花が少ないと樹液に行きますが、そういった植物の状態も昆虫の栄養・交尾に影響するので翌年の数に差が出ると思います。どの昆虫も多く発生した年は食料の奪い合いになるので、翌年減るなど、理由は色々ありますが数の上下はあります」とのお答え!なるほど!凄い!
毎年桜前線や梅雨の降水量などが季節のニュースになりますが、昆虫も土や植物を介して気候に大きく影響を受けているのですね。

私が見たのは恐らくカナブンなのですがその違いを調べてみると、カナブンは土壌を良くし、ハナムグリは受粉の手伝いをするので、どちらかというと益虫。コガネムシは葉を食べるので人間にとって害虫だそうです。

*カナブン・コガネムシ・ハナムグリの違いについての参考HP⇒ミツモアメディア
https://meetsmore.com/t/terminator/media/79123

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年06月21日

平年値(気象庁)が更新されました~温暖化傾向

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年06月03日

 気象庁は新しい平年値を作成し、5 月 19 日から使用しています。平年値は10年毎に更新され、新平均値は1991~2020年の30年間のデータを使っています。これまでは1981~2010年のデータを使っていました。
新平年値はこれまでの平年値と比べ、年平均気温は全国的に 0.1〜0.5℃程度高くなり、降水量は季節によって多くの地点で10%程度多くなります。
 平均値は気温、降水量、日照時間、積雪の深さ等を作成していますが、ここでは気温を見てみます。
平均気温は長期的に見ると確実に上昇しており、特に1980 年代後半から急速に上昇しています。その背景には、地球温暖化や数十年周期の自然変動の影響があると考えられます。さらに都市化も影響していると考えられる地点もあります。旧平年値よりも高くなる地域が多くあり、年平均気温では、北日本と西日本で+0.3℃、 東日本で+0.4℃、地点によっては+0.5℃も高くなるところ(宇都宮、水戸)もあります。


上記では全国各地の年間の気温差を見ましたが、東京の月別で見てみましょう。
新平年値は旧平年値に比べ3月は0.69℃、4月は0.41℃高くなっています。
今年の3月は平年値を大きく上まわる日が多く、3月としては記録的な暖かさで、さくらの開花が早まったことはご存じのとおりです。

 長期的に見て日本の平均気温は上昇しており、その背景に温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化と数十年周期の自然変動の影響、都市化の影響が考えられます。
 日最高気温や日最低気温、さくらの開花日、台風はどうでしょう。東京あるいは関東甲信地方で見てみましょう。

これらの変化は長期的に見ると大きな変化であると言えます。

参考:気象庁「平年値の更新について」

カテゴリ:令和3年度

投稿日:2021年06月03日