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電力小売全面自由化(1)

カテゴリ:平成27年度

投稿日:2016年02月22日

私の最後のレポート「エコロジア第一太陽光発電所 稼働開始」から1年以上ご無沙汰しました。
その後、引き続いて2015年4月に第二太陽光発電所(千葉県木更津市)を作ったり、いろいろ忙しくしていました。
タイトルにある今年4月からの「電力小売全面自由化」への対応も忙しかったことのひとつです。
さて、本題の「電力小売全面自由化」という言葉は、新聞雑誌、テレビで毎日のように報道され、特集も組まれたりしているので、もう全く知らない方はいらっしゃらないと思います。
でも、まだいまいち良く分からないという方は、ここで説明するのは長くなりますので、
資源エネルギー庁の「電力小売全面自由化」や、電力比較サイト「エネチェンジ」のホームページ
に解説がまとまっていますのでご参照ください。
分かりやすくいえば、私たち品川区民の一般家庭はこれまで東京電力からしか電気が買えませんでしたが、4月からは東電以外の会社(政府に登録された小売電気事業者)からも電気を買える制度に変わるということです。
今回の電力小売り全面自由化は大変革で、新規参入の小売電気事業者を加えて乱立するまさに戦国時代の様相です。2月8日までに登録された小売電気事業者は、全国で169社ということです。
参考:登録小売電気事業者一覧(資源エネルギー庁)
ちなみに、これまで管内の電気事業を独占的に行ってきた東京電力は、4月からの法令改正に伴い、
持ち株会社「東京電力ホールディングス株式会社」傘下で
発電事業→「東京電力フュエル&パワー株式会社」
送配電事業→「東京電力パワーグリッド株式会社」
小売電気事業→「東京電力エナジーパートナー株式会社」
の事業会社に分社化されます。

ここで大切なことは、4月1日から自由化になるからといって、それまでに契約内容など良く理解できてないのに、新たに電気の契約をどこかと結ばないと電気がとまる?と心配する必要は全くないことです。
他社や東京電力エナジーパートナーの新料金やサービス内容が分からなければ、これまでの電気の契約はそのままにしておいても、上記の東京電力エナジーパートナー株式会社が引き継ぐという経過措置(2018年〜2020年が終了目途)があります。
新規参入の小売電気事業者大手は「電気代を今より安くできる、使用量が増えるほどお得になる、別の商品・サービスと一緒の契約でお得になる」という宣伝を大々的にしているところもあり、人々の関心をかっています。
(個人的には、「使用量が増えるほどお得になる」という料金メニューには東日本大震災や原発事故の経験や教訓をもう忘れてしまったのかとがっかりさせられます)
目先の利益につられて早まった契約をしてしまうと、詐欺被害にあったり、安心できる大手でも契約条件によっては、例えば2年間解約ができないとか、解約に多額の違約金を求められ、その後切り換えたい小売事業者が現れても、簡単に切り換えにくい等の障壁ができる可能性もあります。
すでに予約販売を始めている業者が多くあり、消費者庁や国民生活センターに入る苦情や相談も次第に増えているそうです。
さて、「環境記者レポート」として、この「電力小売全面自由化」と「環境」はどのように関係するか書きたいと思いますが、長くなりましたので、次回にいたします。
平成28年2月22日
林 彰一(記者NO.120101)

カテゴリ:平成27年度

投稿日:2016年02月22日