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区民環境記者レポート(記者募集中)

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海の温暖化と汚れ

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年09月17日

(1)海水の温暖化と生息する貝
  月2回程、三浦半島や房総半島など近くの海に出かけています。今年特に感じたのは、房総半島の館山に行った時、紀伊半島以南に生息しているとされている貝が多数見られ、昨年、一昨年と比較しても更に温暖化が進んでいることを実感しました。まるで南紀へ行った時に見られる貝が関東地方でも見られるようになって来ているのです。

   
         
 

  元々これらの海岸では、昔から南方種が打ち上がる海岸として貝を集める人には有名で、結構色々な人が来る場所です。貝仲間に聞いてみると、最近は以前見られなかった貝が多く上がっているとの話でした。ただ今年行った私の感想は今迄にない変化を感じたので、温暖化が更に加速しているのではと心配しています。写真では見にくいのですが、プラスチックごみの漂着も更に増えて来ているのを感じます。
(2)プラスチックごみが増えている海岸
  貝の整理をしていて、1993年に能登半島の富来や増穂の浦で採取した砂の中から小さい貝を見つけました。その時にはプラスチックの小さい粒は全く無いと言える状況でした。しかし現在は三浦半島、房総半島、奄美、沖縄のどこの砂を持って来ても、小さなプラスチックのごみが含まれています。
  日本で貝の打ち上がる海岸として、能登半島の増穂の浦、京都府の琴引浜、鎌倉の由比ガ浜が三大打上げの海岸と昔から言われています。今の増穂の浦の状況は判りませんが、京都の琴引浜や時々行く鎌倉の由比ガ浜も非常に多く、打ち上げられた貝ラインには小さなプラスチックのごみがたくさんあり、砂ごと貝を採るにも躊躇してしまう程です。
  貝が打ち上がる場所はやはり漂着ごみも多いようで、この傾向は奄美、沖縄でも貝の打上の多い所はごみの打ち上げも多く見られます。写真は今年5月に行った沖縄 西表島の状況です、観光ではないので人の行かない場所に行く事が多いのですがこんなにもとびっくりさせられました。

いずれも沖縄県西表島海岸です。

  プラスチックごみが意外に多かったのが西表島の海岸ですが、風向きや潮流によりきれいな海岸もありました。ごみは特定の場所に塊りとなって漂着しており、この海岸ではほとんどが外国語表記でした。温暖化と海の汚れと異常気象、未来の子供たちへの影響が心配です。

令和元年9月5日
環境記者 青野 良平

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年09月17日