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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。

リサイクル木材で本棚を作ろう

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年10月03日

平成29年9月9日(土)、環境情報活動センターにおいて、環境学習講座「リサイクル木材で本棚を作ろう」が開催されました。講師はNPO法人全国資源リサイクル協会連合会の方々です。
材料の提供:パーティクルボード(東京ボード工業㈱)
      間伐材プレート(遠野興産㈱)

(1)木のはなし
 木を育てる時に間引きされた木から「間伐材」が出ることや、廃材の再利用法など、今日の工作につながるまでの説明がありました。様々なものの「原料」にもなっているし、「燃料」としても使われているのですね。

(2)本棚を作る
 建設廃材から作られたリサイクルボードと間伐材を使います。アクリル絵の具で絵を描いてから組み立て。半田ごてを使って文字などを焼き付けることもできます。組み立ては保護者と一緒にやりました。

(3)皆さんの声(一部抜粋)
・立派な本棚が作れて感動しました。リサイクルで作った木の板でもちゃんとネジをしめれた。(子供)
・木の紙しばいで知識を学び実際にどの様に使われているか子供達も良く分かったと思います。木工作業もなかなかできる機会がないのでとても勉強になりました。楽しく参加できました。有難うございました。(保護者)

 しっかりした本棚に仕上がり、皆さんとっても満足そうでした。                                                    

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年10月03日

バナナのDNA抽出実験で生きものの保護について学ぼう

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年09月13日

平成29年8月20日(日)、環境情報活動センターにおいて、環境学習講座「バナナのDNA抽出実験で生きものの保護について学ぼう」が開催されました。講師は一般社団法人環境教育振興協会より伊藤政美先生他3名の先生です。

(1)生きものの特徴・能力・進化について
はじめに生きものの能力や特長についてのクイズをしました。地球にいる生き物は約870万種。同じ鳥でもくちばしの形が違っていたり、それぞれの特長・能力を持って敵と戦ったり、隠れたり、食べ物をとったりしながら、次に命をつなぎ、生きています。

(2)ウミホタルの実験
一つ目の実験は、乾燥ウミホタル(死骸)の観察です。すりつぶし、水を入れます。
教室を暗くしてみると・・・どのグループもウミホタルが青く光る事が確認できました! これは敵から身を守り仲間に危険を知らせるため。ルシフェリン(光を出す物質)が刺激される事により体の外に出て水と混ざり、発光します。死んでもその物質が残るためこのような実験ができるのです。小さな生命が生きるために持っていた、一つの特長を確認することができました。

(3)バナナからDNAを取り出そう!
生きものの体は「細胞」で出来ています。その細胞の中にあるのがDNAです。全ての生きものにDNAがあり、生きものの特徴や能力、様々な情報を次の世代に引き継ぐのがDNAです。そんなDNAを抽出する実験です。

*使用した食塩水は塩が10%、液体洗剤は中性洗剤、保存液のエタノールは無水エタノール(99.5%以上)でした。

(4)質問コーナー、先生の補足とまとめ
またたくさんの質問にも答えていただきました。(以下一部)
Q.バナナ以外でDNAを取り出すことはできますか?
A.固いものは取り出しにくいので、つぶしやすいバナナが簡単だったのですが、木の実などでもできます。
Q.人間のDNAはどうやって採取するのですか?
A.口の内側の粘膜からめん棒で取るのが普通ですが、おしっこやうんちなどからは、血などが混ざっていないとだめで、採取するのも難しいですね。鼻水などに細胞が入っていれば取れるかもしれません。
Q.DNAの研究はいつごろはじまったのですか?
A. DNAの抽出方法については、1900年頃より少し前にDNAが発見され、1960年代頃から徐々に研究を目的に洗練されてきたようです。先日の講座で実施した方法は、一般の家庭向け・学校の教室で手軽に実験できるよう、1990年代後半から2000年代前半頃にかけて考え出されたようです。

*また、持ち帰るDNAは揺らすと崩れていってしまいます。出来るだけそっと、また冷蔵庫などに入れると、少し長く保存することができる…というお話でした。

DNAの情報は何万年もかけて受け継がれ、進化してきたものです。人間のせいで絶滅させてはいけないですよね。実はまだ解明されていないことも多いというDNA。豊かな自然の多様性を大事にしたいですね。

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年09月13日

さき布から「ぞうり」を作ろう

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年08月29日

 平成29年8月18、19日の二日間、環境学習講座「さき布からぞうりを作ろう」が開催されました。本講座は家庭にあるシーツや古い衣類を裂いてオリジナルの「ぞうり」を作ります。限りある資源をリサイクルすることで、物を大切にする心や、創作する楽しさを多くの方々に学んでいただく講座です。講師はぞうり研究家の宮嶋清二さんです。
                                         

一日目工程
 まず、先生からひと通りの解説後、ぞうりの本体作りに入ります。製作台にセットしたビニール紐に、各自用意してきた長さ1・5メートル程の布を、手前になるつま先から編み込んでいきます。布の幅や厚みに注意しながら、18cmほど編みます。たまにぐっと手前に絞って網目が緩くならないようにします。この最初の出だし部分が少しばかりややこしい。みなさん少々難儀されていたご様子ですが、ここをクリアすればあとは手つきも滑らかに編みすすむのみです。

              

初日の工程は本体18cmまでを一足分編むところまででした。先生の語り口と出だしの協力作業によってすっかり和み、皆さん協力、確認しながら作業できました。

2日目工程

鼻緒と前緒を付ける

 鼻緒は「縄あみ鼻緒」「三つ編み鼻緒」「ソフト鼻緒」の3タイプありますが、本日の講座では「ソフト鼻緒」を付けます。
 「ソフト鼻緒の作り方」 まず、鼻緒の芯を包む中布の準備から始めます。布(幅20cm長さ28cm)の上に薄く伸ばしたビニールと細くほどいたロープをのせて、写真のようにグルグルと巻き、両サイドを軽くまつります。それを用意しておいた鼻緒(幅9㎝長さ90cm)の布にとおします。(中布はアウターにひびかないように、なるべく薄手の布が望ましい)本日は時間短縮のため、参加者の皆さんには講師が用意して下さったソフト鼻緒が配られましたが、ご自分で作られる場合は次のように作ってください。

 

  

鼻緒はつま先より18cmのところを、本体外側に付け編みこみ、また6cm程編み続けます。踵(かかと)は中央のビニール紐2本を踵の丸みを見ながらつま先側に丁寧に引き、鼻緒の中央を固定する前緒でぞうりの裏面で2本を結びます。(前緒は1㎝ほど緩みを付けます)裏側の余計なものを処理します。

               

出来あがりました!

     

 皆さんが近くの方々と協力して完成までの作業を楽しんでおられました。2日間、合せて5時間の講座でしたが、ほとんどの皆さんが一足仕上げられました。とても満足そうです。「ぞうり」もでき、友達の輪も広がり、ハッピーで充実した2日間となったようです。捨ててしまいがちな古布もこんな風に活用できます。身近な伝統技術を多くの方に学んでもらい、リサイクルの輪を広めていければいいですね。        

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年08月29日

「キッチンからはじめるエコロジー~地球にやさしい旬の料理をつくろう~

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年08月24日

平成29年8月2, 5, 8日の3日間、夏休みこども環境学習講座「キッチンからはじめるエコロジー、地球にやさしい旬の料理をつくろう」を、東京ガスキッチンラン川崎(川崎市川崎区6-1東京ガス1階)で開催しました。エコクッキングを開催するのは4年ぶりで9回目、小学生と保護者のペアーで各回とも12組24名の皆さまにご参加いただきました。

東京ガス、エコ・クッキングインストラクターによる、「買物→料理→片付け」に至る、一連の流れの解説と調理のデモンストレーションがありました。

   
旬の食材を買う、無駄なく使う、濡れたヤカンはふく、ガスの火はナベ底をはみ出さない、ナベの蓋をする…など、誰にでもできるエコポイントがたくさんあります。「トマトの旬はいつ?」「夏の食べ物を3つ探してみよう」などクイズ形式でみんなに質問、「トマトの旬は夏」「夏の食べ物はスイカ、ピーマン、トウモロコシ」の声があがりました。今回の食材にも使われています。水をむだに使わないこと、生ごみは乾いたまま捨てる、ガスの炎の大きさなどもエコにつながりますね。

調理実習に入る前に、手洗いはもちろん、忘れてならない、包丁の正しい握り方の指導がありました。包丁は刃元に中指をあて、しっかりと握ります。親指を中に入れるのを忘れないように。

いよいよ実習です。メニューは夏休みにぴったり「サラダ冷やし中華」と「白ごまミルクプリン&ごまごまチュイール」です。ちゃんとエコロジーに気をつけながら作れるかな?
エコクッキングなので、まとめて作るほうがエコにつながるものは、講師が先に準備しました。

<サラダ冷やし中華>
たれの材料を合わせてひと煮立ちさせ、冷まします。鶏ササミはアルミホイルにのせ、酒と塩をからめて包みます。(ここまで講師がまとめて準備済み)ナスは1㎝の厚さに輪切りにしてサラダ油をからめます。トウモロコシは包丁で身を削いで(講師が準備)アルミホイルで包み、鶏ササミ、ナスと共にグリルで加熱します。両面焼き水なしグリルなので、上下強火で7分加熱し、余熱5分で仕上げます。鍋に卵とかぶるくらいの水を入れて火にかけ、コンロ調理タイマーを15分に設定してゆでます。水に取り、冷めたら殻をむき半分に切ります。キュウリは縦半分にし、斜め薄切りにします。プチトマトはヘタを取り、半量を4等分に切ります。レタスは手でちぎります。鍋にたっぷりの湯を沸かし、コンロ調理タイマーを設定して中華生めんを茹でます。茹であがったらザルにあげ、流水でもみ洗いした後に氷水でしめ、水気をしっかりきってごま油をからめます。皿にめんを盛り付け、具材を盛り付けます。
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<白ごまミルクプリン&ごまごまチュイール>
チュイールはボウルに砂糖、白ごま、黒ごま、薄力粉、卵白を入れ混ぜます。そこにバターを溶かして加えたものを、オーブンペーパーにはさみ広げ、麺棒で伸ばします。ガスの温度を160℃に設定して、フライパンで両面を焼いて仕上げます。
粉ゼラチンは分量の冷水にふり入れてふやかします。鍋に牛乳の半量と砂糖を入れ中火にかけます。砂糖が溶けたら火を止め、ふやかしたゼラチンを加えて溶かします。あまり長く混ぜているとかたまらなくなるので、注意しましょう。ボウルに練りごまをいれ、温めた牛乳を少しずつ加えながら混ぜます。滑らかになったら残りの冷たい牛乳を入れ氷水をあて、粗熱を取ります。とろみがついたら器に分け入れ、冷蔵庫で冷やし固めます。牛乳を2つに分けることでちょうどいい温度にし、むだなエネルギーを使わないようにしています。
         
         

全部の班が勉強したことを意識しながら作ることができたようです。残さず食べるのもエコロジーと言うお話どおり、全員よそった分を完食しました♪
    

お皿は重ねないようにしましょう。重ねると汚れていない所も汚れてしまいます。お皿や容器・道具類は古布で汚れを軽く拭いてから洗います。こうすることで半分以上汚れが落ちたことになるそうです。洗剤はボウルに薄めて使いましょう。濃いままでムダに泡立て過ぎるのはよくありません。流しは川や海に繋がっているイメージを持ちましょう。最後に各班のガスと水の使用量を発表し、ちょっとしたことで、水やガスが随分違ってくることがわかりました。余熱を利用する、水は出しっぱなしにしないなど身近な「食」の中で、私たちにできるエコはたくさんありました。ひとりのエコは少しでも、みんなですることで大きなエコになりますね。気づきの多い講座でした。
                                    

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年08月24日

リモコンで光るおもちゃ作り

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年08月22日

 平成29年8月9日(水)、SMK㈱本社(品川区戸越)で体験型環境学習講座「リモコンで光るおもちゃ作り」が開催されました。講師はSMK㈱環境室の太田秀一氏、渉外秘書室の福島昌弘氏とSMKの従業員のみなさんです。

 

本講座は、区内に本社や事業所がある企業のご協力を得て、小学生(保護者同伴)を対象に当該企業内で開催し、普段では目や耳にする機会が少ない企業の事業内容や環境活動の紹介を受け、環境関連の工作などを行う講座です。

(1)事業内容

1925年創業のSMKは今年92周年を迎えましたが、創業当時はラジオ受信機を作っていました。写真のラジオは1937年に日本ラジオ共進会で優秀賞を受賞した「オリンピック680号」です。

 

1946年からは、「良い部品は良いセットをつくる」の創業の精神の元、電子部品メーカーへ方向転換し、ラジオやテレビ用の部品を作ってきました。家の中にたくさんあるリモコンや、身の回りにあるいろいろな家電機器やスマホなどでコネクタ、スイッチ、ジャック等のSMKの製品が数多く使われています。

(2)環境保全活動

環境保全活動とは、簡単に言えば、「地球を、自然を、人間を含む生きものを、もちろん植物を守ろう」という活動のことです。SMKでは、次の3つのことに力を入れています。

①地球温暖化を防ぐ・・・二酸化炭素(CO2)を出さない

CO2の発生を抑える方法はいろいろあります。SMKは物を作る会社ですので、工場でたくさんの電気を使います。そのため、より少ない電気で物を作ることに努めています。

②限りある資源を大切に使う・・・「3R」

・Reduce(リデュース)・・・要るものだけを使う。使いすぎない。

・Reuse(リユース)・・・大切に何度も使う。新しい使い方を見つける。

・Recycle(リサイクル)・・・もう使わないものは、資源にして使う。

③製品の中に危ないものを入れない

製品の中にカドミウム、鉛など体に悪いものは絶対に入れない。それはSMK製品を使った家電製品が捨てられるときに、有害なものが地面や川に流れることのないようにすることと、リサイクルや最終的な廃棄処理をし易くするためです。

 SMKでは、海外、国内の工場や研究施設で、地域の特性にあわせた環境保全活動に取り組んでおり、お互いに情報交換や環境教育を行いながらレベルアップを図っています。

(3)工作タイム

 光には、見える光(可視光線)と見えない光(紫外線と赤外線)があり、リモコンは目に見えない光である赤外線を使っています。今日作るおもちゃに向かってリモコンのボタンを押すと赤外線が飛び、おもちゃに取り付けたLEDが点灯したり、音楽が流れます。

これから使う部品についてと注意事項の説明の後、いよいよ作製開始です。

今回の講座では、はんだごてを使いますが非常に高温になるため、マンツーマンに近い人数のインストラクターについていただきました。なお、鉛は体に良くないものですので、鉛が入っていないはんだを使います。ほぼ全員が今日初めてはんだごてを使うことになり、新たな体験をしました。

   

  みんなのLEDが点灯し、あちらこちらからいろいろな音楽が聞こえてきました。

(4)保護者のみなさんのコメント(一部)です。

・はんだごてを使うという初めての経験をさせていただきました。丁寧に教えていただいて安全に楽しく参加することができました。

・ふだん使えない器具を使わせてもらって、貴重な体験をさせていただきました。

・環境問題についての資料がとてもわかりやすく、本当に細かいことがら、地球のために何かをしたいと思いました。たくさんの資料をありがとうございました。

・企業の専門家の「生」のお話で、環境のこと、仕事のことがうかがえて、とても説得力がありました。

・家庭や学校では、体験できないことが、体験できてよかったです。

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年08月22日