品川区の環境ポータルサイト

過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。

「ミニ里山体験と自然観察」

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年10月28日

 令和元年10月14日(祝)しながわ区民公園にて、環境学習講座「ミニ里山体験と自然観察」が開催されました。講師は森林インストラクターの“しんちゃん”こと田中真次先生と“こんちゃん”こと昆野和弘先生。12組の親子が2グループに分かれ、霧雨ふる秋の「里山」をネイチャーゲームなども交えながら楽しく学びました。
 

■里山の自然にふれる
 1.可愛いハート形をしているカタバミのシュウ酸効果で10円玉をみがこう!

 2.笹ぶえを鳴らそう♪ 笹の葉っぱを両手の人差し指と親指にはさんでピー~♪

 
 3.どんぐりのお話
 どんぐりのいろいろなお話を聞きました。最近は食べる機会があまりないですが、その昔は炒ったり、炊いたり、また粉にしてだんごを作って食べたそうです。いろんなどんぐりをみつけて、どんぐりの根っこと葉っぱはどこから出てくるか、どんぐり虫のシギゾウムシとハイイロチョッキリの不思議など先生に名前や特徴を教えていただきました。

 
 4.その他
   
 キンモクセイの漢字名は「金木犀」と書きます。木の樹皮が動物のサイの皮膚に似ていることから犀(サイ)という字がきているようです。動物のサイとは全く想像もつかない可愛い花ですね。

 5.ヘビニョロニョロ遊び~~~
 先生が用意したクズの茎にシャボン玉液をつけて、吹いた泡をヘビのように長くする競争です。雨や風にも負けず、みんながんばりました。まわりにある自然のものを遊び道具にしてもこんなに楽しいのです。
 

■里山でネイチャーゲーム
 カモフラージュ・ゲーム
 自然の中で生きものが敵に見つからないように「カモフラージュ」(擬態)してどのように隠れているかを学びました。先生が事前に隠しておいた15コのアイテムをいくつ探すことができるか競争しました。
     
     
  悪天候の中でみつからないもの、むずかしいこともありましたが、「里山とは人間と自然が仲良くくらしている身近な森や林のこと」という先生が言われたことの意味が実感できたのではないでしょうか。

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年10月28日

アニメで読みとく世界の民話とミニ絵本作り

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年10月07日

 令和元年9月29日(日)環境学習講座「アニメで読みとく世界の民話とミニ絵本作り」が開催されました。講師は大野有紀子氏(エコアート作家)。小学生と保護者の皆さんに世界の民族についての話、民話の読みとき、ミニ絵本作りなどを楽しんでいただきました。
■世界には色んな人がいて、色んな生活・文化がある
 1時間目は文化人類学のお話から始まりました。世界には色んな民族がいて、色んな生活があり、文化があります。女の子の「かわいい」ひとつとっても同じことと違うことがあります。日本人がビックリするような珍しい、そして古い儀式にも深い意味があったりするのです。文化は時代によってもどんどん変化していきます。子育ての役割分担についてのお話は保護者の方が面白いと感じたかもしれません。(*男女の役割についてはSDGs[Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標]の⑤ジェンダー平等の項目につながる内容でもありました)文化人類学は文化の違いや共通点、人間の本質について考えたりする学問ですが、何人でも、お互いに敬意をはらい、理解して仲良くするための学問であって欲しいと思います。
 そしてどんな国、民族にも長く語りつがれているお話、物語があります。
 
■世界がどんなふうに出来たかというお話
 世界の始まりを描いた珍しい民話にはどんな動物が出て来るかな?紙芝居調のオリジナルアニメを観て、みんなでお話をふりかえり、意味を考えました。古代のお話は科学的ではないような感じがするけど、昔の人が自然をよく観察していたのが分かります。地球を上手く表現している点もありました。植物、昆虫、動物がみんな自然の一部でつながりあっているというメッセージがかくれていたのかな?シンプルなストーリーと思いきや、読み手の知識や感性によって面白さが違って来るのです。世界地図でどの地域のお話だったか確かめているお友達もいました。 
2時間目はミニ絵本作り
 自分で手作りの絵本を作るとすると…(*一つの方法)
①まずお話を考える ②絵コンテを作る(どの文にどんな絵を描くのか?絵のどの部分に文章を入れるのか?「するとどうでしょう…!!」でめくる次のページにスゴイ絵をもってくる…など「もりあがり」を考える計画メモ)
③本番の紙に絵を描く ④表紙を作って製本する …という手順をふむと作りやすいのですが、今日の講座では④の表紙と製本を体験します。見開きがA6サイズ11枚(A7、22ページ)の白紙の本になるので、後からお話を考えて絵本に仕上げてもいいし、観察したことをメモしたり、ミニ図鑑にしたり…自由に使って欲しいと思います。
 今回の表紙作りでは新しい色紙は使いませんでした。雑誌・チラシ、英字新聞などから自分で使いたい色を探して切り絵の材料にしました。おり紙とは違った感じに仕上がったんじゃないかな?考えてきたお話のイメージを表紙にしてくれたお友達もいたし、1時間目の内容を取り入れてくれたのかな?という作品のお友達もいました。

■アンケートより皆さんの声
・とても素晴らしい講座でした。ありがとうございました。
・1時間目のお話も子供も 大人も知らないけどわかりやすいお話で楽しかったです。2時間目の本作りも家ではできない事でとても楽しめました。教えていただいたので、2冊目、3冊目とか作りたいと思います。
・初めてでしたが、とても勉強になりました。子供にもあまり話題にしたことのない内容でしたので、とてもいい経験ができたと思います。
・世界の民族への興味のきっかけにもなったと感じる。工作もでき、満足な子供の顔が見られた。
・絵本の仕組みがわかった。ストーリーを考える創造力がふくらんでいるといいなと思いました。



カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年10月07日

異常気象と台風・局地的大雨などの気象災害から身を守る!

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年09月09日

 令和元年8月25日(日)、環境学習講座「異常気象と台風・局地的大雨などの気象災害から身を守る!」が開催されました。講師は気象予報士の新海康雄氏です。新海氏は各地で開催される消防署員を対象とした防災講座などでも講師をされています。
                
1.本日の講座の目的
自分の身は自分で守る必要があります。そのために気象に関する知識を身につけていただくことです。
2.災害となる気象現象
(1)局地的大雨・集中豪雨
局地的大雨とは、急に強く降り始め、数十分の短い時間で、狭い範囲に数十mmの雨量となる雨で、土砂災害、中小河川の増水や低い土地の浸水を引き起こすことがあります。
原因となるのは発達した積乱雲で、さらに発達した積乱雲の近くでは、落雷、竜巻などの突風、「降ひょう」などが発生することもあります。
(2)台風
中心付近の最大風速が17.2m/s 以上になった熱帯低気圧を台風といい、大雨や暴風をもたらします。台風の中心付近では、台風の進行方向に向かって右側の方が、左側より強い風が吹きます。それは、台風そのものによる風に台風の移動速度が加わるためです。

(3)竜巻
2012年5月6日 茨城県・栃木県で発生した3つの竜巻では、大きな被害が発生し、死者も出ました。竜巻は日本中どこでも発生し、特に沿岸部で多く発生します。
竜巻に遭遇したら、すぐに身を守るための行動をとってください。
<屋外では>
頑丈な建造物の物陰に入って、身を小さくする。物置や車庫、プレハブの中は危険です。電柱や太い樹木があっても倒壊することがあり危険です。
<屋内では>
家の1階の窓のない部屋に移動する。窓のある部屋では、窓・カーテンを閉める。

(4)落雷
ピカッ!と光ってから10秒後にゴロゴロ・・・まだ遠いのでだいじょうぶ?
雷鳴が聞こえたら危険地帯で、どこに雷が落ちてもおかしくないのです。 木の下は非常に危険です。
3.発達した積乱雲による災害事例
・2008年7月28日に発生した神戸市都賀川の水難事故では急激な増水で約50人名が流され、5名が亡くなっています。雨が降っていなくても、川の上流で強い雨が降ると急に増水することがあります。危険を知らせる案内があった場合は速やかに避難することが大切です。

         
・2015年9月の関東・東北豪雨(鬼怒川氾濫)も同様で、上流で降った雨が下流の増水・越水・決壊の原因になり、大きな被害をもたらしました。
・2018年7月の西日本豪雨では、岡山県倉敷市の小田川とその支流の堤防が決壊し、5500棟が全半壊、死者51名(9割が高齢者)の大半が屋内の1階で発見されました。
4.気象災害から身を守るために
(1) 身を守る3要素
①その場所の災害リスクを知る。②災害のきざしを見逃さない。③早め早めに避難する。
(2) このような場所で局地的大雨にあったら・・・被害をイメージしましょう。
川釣り、アンダーパス(鉄道や道路の下を通る立体交差になっているくぐり抜け式通路)、親水公園での水遊び、川原でバーベキュー、地下街
(3) 災害のきざしを見逃さない 
①「大気の状態が不安定」「上空に寒気」「雷・突風・ひょうに注意!」
これらの言葉を聞いたら、要注意です。
②天候急変のきざし
晴れのいい天気が・・・突然真っ暗になり・・・雷の音が聞こえてきた、急に冷たい風が吹いてきた 
⇒ 早めに避難しましょう
5.気象情報の入手方法と活用についての説明がありました。
(1) 気象庁のホームページ (2)テレビ (3)スマホ(携帯電話)
(4)品川区・・・しなメールの「緊急情報・防災気象情報」、防災ハンドブック、ハザードマップ
6. 最後に
人には、「たぶん大丈夫」「自分は大丈夫」と、自分に都合よく考えてしまう傾向があります。
災害の原因となるような自然現象をなくすことはできません。しかし、被害を減らすことはできます。大切なのは命です。自ら考え、行動し、自分の身は自分で守りましょう。

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年09月09日

電子工作にチャレンジ! ラジオを作ろう

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年08月23日

 令和元年8月8日(木)、SMK㈱本社(品川区戸越6丁目)で環境学習講座「電子工作にチャレンジ! ラジオを作ろう」が開催されました。講師はSMK㈱環境室の太田秀一氏、渉外秘書室の福島昌弘氏とラジオ作りを指導してくださるSMK㈱の従業員のみなさんです。   
本講座は、区内に本社や事業所がある企業との共催で開催する環境学習講座で、小学生(保護者同伴)を対象に当該企業内で開催し、普段では目や耳にする機会が少ない企業の事業内容や環境活動の紹介を受け、環境関連の工作などを行う体験学習講座です。
(1)SMK㈱の事業内容
1925年創業のSMK㈱は今年94周年を迎えましたが、創業当時はラジオ受信機を作っていました。写真のラジオは1937年に日本ラジオ共進会で優秀賞を受賞した「オリンピック680号」です。
 
1946年からは、「良い部品は良いセットをつくる」の創業の精神の元、電子部品メーカーへ方向転換し、ラジオやテレビ用の部品を作ってきました。家の中にたくさんあるリモコンや、身の回りにあるいろいろな家電機器やスマホなどでコネクタ、スイッチ、ジャック等のSMK製品が数多く使われています。
(2)環境保全活動
環境保全活動とは、簡単に言えば、「地球を、自然を、人間を含む生きものを、もちろん植物を守ろう」という活動のことです。SMK㈱では、次の3つのことに力を入れています。
①地球温暖化を防ぐ・・・二酸化炭素(CO2)を出さない
CO2の発生を抑える方法はいろいろあります。SMK㈱は物を作る会社ですので、工場でたくさんの電気を使います。そのため、より少ない電気で物を作ることに努めています。
②限りある資源を大切に使う・・・「3R」
・Reduce(リデュース)・・・要るものだけを使う。使いすぎない。
・Reuse(リユース)・・・大切に何度も使う。新しい使い方を見つける。
・Recycle(リサイクル)・・・もう使わないものは、資源にして使う。
③製品の中に危ないものを入れない
製品の中にカドミウム、鉛など体に悪いものは絶対に入れない。それはSMK製品を使った家電製品が捨てられるときに、有害なものが地面や川に流れることのないようにすることと、リサイクルや最終的な廃棄処理をし易くするためです。
 SMK㈱では、海外、国内の工場や研究施設で、地域の特性にあわせた環境保全活動に取り組んでおり、お互いに情報交換や環境教育を行いながらレベルアップを図っています。
(3)エコクイズ
Q.地球温暖化の原因は? Q.どのようなことで二酸化炭素(CO2)が大量に発生するの? Q.温暖化によって起こることは? Q.温暖化の進行を抑えるためにみんなでできることは? など環境に関する問題に、みんな元気に答えていました。
        
★みなさんにお願いしたいことは
◇電気を大事に使いましょう・・・使わないときは消す。ゲームやスマホの時間を短めに。
◇資源を大事にしましょう・・・食べ残しをしない(ごみになるので)。水を大切に使う(シャワーや蛇口から水を流しっぱなしにしない)
(4)ラジオ作りに挑戦です
これから使う部品についてと注意事項の説明を聞いた後、いよいよ作製開始です。
今回の講座では、はんだごてを使いますが、非常に高温になるため、子ども4人に対し3人のインストラクターについていただきました。なお、鉛は体に良くないものですので、鉛が入っていないはんだを使います。これまでに、はんだごてを使ったことのある数人以外は初めて使うことになり、新たな体験をしました。
①はんだづけ・・・きばんと部品を電気が流れるように溶接(固定)することです。
まずは練習用のきばんを使ってはんだ付けの練習をしました。
②きばんに、抵抗、コンデンサ、スイッチ、AMアンテナ、スピーカーの電線、電池ボックスの電線の順番にはんだづけしました。また、スイッチのつまみ、スピーカー、電池ボックスをねじで固定し、FMアンテナの取り付けをしました。
  
 説明書を見ながら、またインストラクターの指導を受けながら作業を進め、ラジオが完成しました。
みんなが作ったラジオから音声が流れると、歓声が上がりました。
 
よく聞こえています! 僕たちが作ったラジオです。できあがったラジオを手に、ハイ!ポーズ

(4)保護者のみなさんの感想の一部ですが、同じような感想が多くありました。
・ハンダごてなどの道具を使って身近な物を作れるのは貴重な体験で、子どもにとって、とても刺激のある時間でした。
・環境活動についての説明内容がすごくよかった。エネルギーだけでなく、食べ物も大事にというところが特に。
・スタッフの方がたくさんお手伝いしてくださったので、無事ラジオを完成することができました。
・大勢の社員を投入しての講座に驚きました。
(5)環境情報活動センターより
「子どもにとって貴重な体験」「環境の話が良かった」「多くの社員の方のご指導に感謝」「企業内の話が聞けた」など、たくさんの感想をお書きいただきました。
今日行った電子工作は、多くの社員の方のご協力があってこそできました。通常家庭や学校ではできない貴重な体験ができ、話を聞くことができてよかったと思います。
ありがとうございました。

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年08月23日

LEDライト付き救急箱を作ろう

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年08月21日

令和元年7月6日(土)、環境学習講座「LEDライト付き救急箱を作ろう」が開催されました。講師は照明コンサルタントの小宮章利氏です。この講座では、省エネ効果の高いLEDについて、その仕組みと環境について学んでいただきながら、配線などの簡単な作業でLEDライトを救急箱に取り付ける工作をしました。

(1)LEDライト付き救急箱作り       
 救急箱作りから講座は始まりました。
その方がLEDの仕組みについての理解が得やすいためです。

難しい配線や穴あけはすでに講師にやっていただいています。
作業は次の通りです。
①LEDのライトにつながっている電線を救急箱の穴に通し、LEDライトを救急箱にネジで固定する。 
②電池boxを小型ケースの所定の位置に取り付ける。
③電池boxの線とLEDライトの線をつなげ、絶縁テープを巻く。
これで作業は終了です。
 

(2)手回し発電機の実験と環境の話
①電球とLED、どちらが簡単に(少ない力で)点灯したでしょうか。
LEDは電球に比べ、少ない力(エネルギー)で明るく光りました。
 
と言うことは、LEDで光る明かりは、あまり電気を使わないことがわかります。電気を使うためには、
石油・石炭などの化石燃料を燃やして発電することが必要ですが、温室効果ガスの一種である二酸化炭素(CO2)を発生し、地球温暖化につながります。少ないエネルギーで明るくすることができるLEDはCO2の発生を少なくすることができ、環境に良いのです。現在の地球の平均気温は約15℃ですが、CO2が増えると、金星のような高温の星になってしまうことが、環境学者の方々から言われていますので、私たちの生活の中でCO2の発生を防ぐ工夫をして、是非とも減らしていきたいですね。
②電球と蛍光灯、LEDの熱の比較
電球のフィラメントは約1000℃で明るく光っています。光と一緒に熱が出ているからこんなに熱いのです。電球形蛍光ランプはやや熱いけれど、電球ほどではありません。LED電球の光る部分は触っても大丈夫なほど、あまり熱が出ないことがLEDの特徴で、効率よく点灯します。

カテゴリ:令和元年度

投稿日:2019年08月21日