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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

光のジュースで遊ぼう!

カテゴリ:平成20年度

投稿日:2009年03月14日

3月1日(日)品川区環境情報活動センターにおいて、環境学習講座「発光ダイオードを使った光と色のふしぎ探検 〜光のジュースで遊ぼう!〜」(講師:おもしろ! ふしぎ?実験隊 久保利加子氏)を開催しました。

 LED(発光ダイオード)という言葉を聞いたことがあると思いますが、私たちの身近なところでは交通信号機に使われるようになってきています(それぞれの色はLEDの小さな点光源が集まっています)。その理由は、消費電力(エネルギー消費)が少なく、寿命が非常に長いためです。また熱の発生が少なく、熱くて触ることが出来ない白熱灯に対し、LEDは熱くはありません。このように地球にやさしいLEDは将来、白熱電球や蛍光灯に代わって様々な照明器具などに利用されることが期待されています。この講座ではLEDで光と色のどんな新たな発見ができるか、皆さんの手で体験していただきました。
 テレビの画面をビー玉や虫めがねを通して見ると、白く写っている洋服も色鮮やかな洋服も、すべて赤・緑・青の3色の光でできていることがわかります。テレビの画面は、この3色の光の明るさを少しずつ変化させることによりさまざまな色の光を作り出しているのです。
                 

                  
光の3原色と同じように「色の3原色」もあります。色の3原色とはシアン、マゼンタ、イエローで、カラーインクジェットプリンターのインクの中に見つけられるでしょう。
色の3原色は赤青黄ではなかったの?と思う方もあるかもしれませんが、正確には上記の3色です。昔から数種の絵の具を混ぜると新しい色を作ることができるのはわかっていましたが、この3色を使うと簡単に目的の色を作り出すことが出来ます。
1.光のジュースでいろんな色の光を作ってみよう!
次の実験材料を使っていろんな光を作ります
�ボタン電池(3V)3個 �LED(赤緑青それぞれ1個) 
�LED拡散キャップ(赤緑青それぞれ1個) �白の紙コップ4個 
�仮止めテープ(はがした後ベタベタしない) �暗い部屋で行う

(1)LEDをつけてみよう
ボタン電池(前ページ右下写真の左の円形のもの)をLEDのリード(同写真の長さの違う「足」のようなもの)に挟むと点灯します。必ず1個の電池に1個のLEDとします。それをテープで止め、それぞれの色の拡散キャップをつけます。
(2)光のジュースを作ってみよう
点灯した3色のLEDをそれぞれ紙コップに入れると、まるで色のついたジュースのようです。この中で赤がとても明るいですね(規格が同じLEDや電池を使うと、赤のLEDは他のLEDより低い電圧で点灯します)。同じ明るさにするために赤のコップの上にもう一つコップを重ねます。(左下写真、赤のコップ)
         
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赤の光のジュースに青の光のジュースを注いでみる(赤のコップに青のLEDをすべり落とす:中上写真)と、どんな色になったでしょう(右上写真)? そう、色の3原色で見たようにマゼンタになりました。他の組み合わせもやってみましたがイエローやシアンに、さらに全部一緒に入れると(やや赤みがかった)白になりました。  
                      
2.いろんな色の影を作ってみよう!
A4の白いコピー用紙に左下図を書きます。点線は谷折にして垂直に立て、スクリーンにします。拡散キャップを取りはずしたLEDを点灯します。

   
�の位置に鉛筆を立て、スクリーンに映る影の色を観察しましょう(上写真)。同様に�の位置でも観察し、さらに鉛筆をもっとスクリーンに近づけてみましょう。
鉛筆とLEDの位置を変えるたびに、いろいろな色の影が現れます。
LEDを使った光と色のサプライズ、想定外の驚き、ヘー!など、参加者の皆さん(子どもさん、保護者の方)は自宅に良い体験をお持ち帰りいただいたと思います。

カテゴリ:平成20年度

投稿日:2009年03月14日