品川区の環境ポータルサイト

過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

夏休みこども環境講座「気象予報士から学ぼう、ストップ地球温暖化�」

カテゴリ:平成20年度

投稿日:2008年08月09日

8月9日(土)品川区環境情報活動センターにおいて、夏休みこども環境学習講座「気象予報士から学ぼう(第2回目)」(講師:NPO法人 気象キャスターネットワーク 福田寛之氏)が開催されました。
●地球温暖化でどんなことが起こっているのでしょう
 次のようなさまざまな現象が、地球温暖化の影響で起こっているのかもしれません。
・全国各地で最高気温が更新され、日本での最高気温は2007年8月に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で40.9℃を記録しています。また東京でも2004年7月に39.5℃を記録しました。以前は35℃を越える日は1年に1回くらいしかなかったのですが、最近はそれが多くなり、新たに猛暑日(最高気温が35℃以上の日)が設けられました。
このように暑い日が多くなっていますが、「熱中症について知っている人」の問いかけに、「暑い日に運動などをして水分をとらなかったりすると、倒れたり脱水症状を起こす」との答え。素晴らしい!よく知ってますね。
この後も次々と問題が出されますが、みなさん元気に手をあげます。
    
・地球の気温はこの100年間で0.7℃高くなっており、日本では1℃上がっています。
私たちの体温で考えると36.5℃が37.5℃になっていることになり、風邪で言えば微熱です。地球が少し熱を出した状態ですね。
・海の温度はどうでしょう? 三択問題ですが、多くの手があがったのは‘0.5℃’です。
その通り、0.5℃しか上がっていません。しかし北極やグリーンランドの氷が溶けたり、島が沈みそうになっていたりしています。

・シロクマ、セイウチなど北極の動物が絶滅するとも心配されています。
・北海道の知床では流氷が見られなくなっています。ここは良い漁場であったのですが、そうでなくなるかもしれません。
・鮭の仲間は暖かい海が嫌いで北の海に行ってしまい、日本の漁師は鮭を獲ることができなくなってしまいます。
●「海面上昇実験」
 海面が上がる理由は?100年後海面は59cm上がる(*)とされています。なぜでしょう?
2番目の理由は「グリーンランドなどの氷が溶ける」ですが、1番は何でしょう?
みなさんからいろいろな答えが返ってきます。
正しい答えは「海の温度が上がるから」です。水は温度が上がると量(容量)が増えるため、海面の水位が上がるのです。さて実験を始めましょう。
 フラスコの中に水が入っています。この水を海水に見立てます。この周りに湯を入れてみましょう。しばらくすると水がフラスコの上につけたガラス管を上ってきます。海面水位の上昇はそんなに大きくはない(*)けれど、海面が少し上がるだけで、高潮や津波が堤防を越えてくる可能性が高くなるのです。

●手回し発電機を使って「竜巻実験」
 最近日本でも竜巻が増えています。竜巻と地球温暖化の関係はまだはっきりしていませんが、もしかしたら関係しているかもしれません。
実際に竜巻を起してみましょう。
竜巻はどうして起こるか? 本当の原因はわかっていません。
狭い範囲で突然起こること、また発生している時間も短いので、現在の科学でもってしてもわかりません。
 竜巻を作る装置です。PETボトルの下半分を切ったもの、ファン、ドライアイスなどを用意します。みなさん代わる代わる手回し発電機でファンを回し、ドライアイスの煙を吸い上げます。
     
 ドライアイスの煙が巻き上がっているのが見えるたびに元気な喚声が上がります。
いろいろな質問に対し答えを考えたり、楽しい実験を通して地球温暖化を勉強したみなさんの顔には笑顔が輝いていました。
(注意)ドライアイスは手でさわると危険だから、手袋を使うなどして注意しましょう。

カテゴリ:平成20年度

投稿日:2008年08月09日