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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

「南極を知る、体験する」

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年07月12日

平成30年6月24日(日)、環境学習講座「南極を知る、体験する」が開催されました。講師は3月まで南極にいらした第58次日本南極地域観測隊(越冬隊)の岡本裕司先生(㈱ミサワホーム総合研究所)です。関西弁のやさしく楽しい語り口がとても素敵な大工さんです。

(1)南極ってどんなところ?
 日本から昭和基地まで地球半周。南極観測船「しらせ」とヘリコプターで南極へ向かいます。南極に着く前の船旅から大変なのですね。

 南極の-30℃の世界では、「お湯花火」というお湯が一瞬で凍って気体になる様子(昇華)や、シャボン玉が凍る動画を観ました。ホワイトアウトはすぐ前の建物もよく見えなくなるような状態。風速60㍍のブリザードは息が出来ない感じで、新幹線から顔を出すのと同じ。息の風速はどのくらいなのか?風速計の実験と、風の出るブロワ―で風速60㍍を体験しました。

(2)どんな生活をしている?
 観測部門の研究者はそれぞれ南極の宇宙・大気・海氷・地層・生物などの様々な研究をしています。そんな仲間の助けを借りて基地を作ったり直したりするのが大工さんである先生の仕事。違う業種の仲間の力を借りての作業でした。

(3)南極の氷
 貴重な南極の氷にも触れました。たくさんの気泡は約2万年前の空気が閉じ込められているのです。なめたり飲んだりできないのが残念ですが、採集するまでの過程で何が混じっているかわかりません。又、カルシウムやカリウム等が一切入っていないきれいすぎる水は、お腹をこわすことがあるとのこと。気泡のパチパチ音を聞いたり、匂いがあるのか…嗅いでみたりしました。
 
(4)南極の自然と仲間たち
 南極の動物、オーロラ、太陽のお話もありました。そしてそれぞれの研究をする異業種の仲間との出会い…。大工さんとして南極観測隊に参加することができた先生の語る「娘が自慢できるお父さんになりたかった」というきっかけや、「夢を持ったら、手を挙げてみる」というお話は心に響くものでした。とても良い質問がたくさん出て、お風呂のお湯は捨てずに何度も使う、全てのゴミは持ち帰るということも知りました。あっと言う間の2時間でしたね。                     

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年07月12日