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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

さき布から「ぞうり」を作ろう

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年08月29日

 平成29年8月18、19日の二日間、環境学習講座「さき布からぞうりを作ろう」が開催されました。本講座は家庭にあるシーツや古い衣類を裂いてオリジナルの「ぞうり」を作ります。限りある資源をリサイクルすることで、物を大切にする心や、創作する楽しさを多くの方々に学んでいただく講座です。講師はぞうり研究家の宮嶋清二さんです。
                                         

一日目工程
 まず、先生からひと通りの解説後、ぞうりの本体作りに入ります。製作台にセットしたビニール紐に、各自用意してきた長さ1・5メートル程の布を、手前になるつま先から編み込んでいきます。布の幅や厚みに注意しながら、18cmほど編みます。たまにぐっと手前に絞って網目が緩くならないようにします。この最初の出だし部分が少しばかりややこしい。みなさん少々難儀されていたご様子ですが、ここをクリアすればあとは手つきも滑らかに編みすすむのみです。

              

初日の工程は本体18cmまでを一足分編むところまででした。先生の語り口と出だしの協力作業によってすっかり和み、皆さん協力、確認しながら作業できました。

2日目工程

鼻緒と前緒を付ける

 鼻緒は「縄あみ鼻緒」「三つ編み鼻緒」「ソフト鼻緒」の3タイプありますが、本日の講座では「ソフト鼻緒」を付けます。
 「ソフト鼻緒の作り方」 まず、鼻緒の芯を包む中布の準備から始めます。布(幅20cm長さ28cm)の上に薄く伸ばしたビニールと細くほどいたロープをのせて、写真のようにグルグルと巻き、両サイドを軽くまつります。それを用意しておいた鼻緒(幅9㎝長さ90cm)の布にとおします。(中布はアウターにひびかないように、なるべく薄手の布が望ましい)本日は時間短縮のため、参加者の皆さんには講師が用意して下さったソフト鼻緒が配られましたが、ご自分で作られる場合は次のように作ってください。

 

  

鼻緒はつま先より18cmのところを、本体外側に付け編みこみ、また6cm程編み続けます。踵(かかと)は中央のビニール紐2本を踵の丸みを見ながらつま先側に丁寧に引き、鼻緒の中央を固定する前緒でぞうりの裏面で2本を結びます。(前緒は1㎝ほど緩みを付けます)裏側の余計なものを処理します。

               

出来あがりました!

     

 皆さんが近くの方々と協力して完成までの作業を楽しんでおられました。2日間、合せて5時間の講座でしたが、ほとんどの皆さんが一足仕上げられました。とても満足そうです。「ぞうり」もでき、友達の輪も広がり、ハッピーで充実した2日間となったようです。捨ててしまいがちな古布もこんな風に活用できます。身近な伝統技術を多くの方に学んでもらい、リサイクルの輪を広めていければいいですね。        

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年08月29日