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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。(過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

南極を知る、体験する

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年06月22日

 平成29年6月11日(日)、環境学習講座「南極を知る、体験する」が開催されました。先ずは3月まで南極で仕事をしていた㈱ミサワホーム総合研究所の元日本南極地域観測隊(越冬隊)の福田真人先生が南極での服装で登場!続いて、先輩の井熊英治先生から、昭和基地における建物に関してミサワホームが参画しているお話など、南極についてより詳しく教えて頂きました。

(1)関西弁の南極観測隊員!南極はどんなところ?
 井熊先生はテレビにも出たことがあるベテラン隊員。高倉健さんや木村拓也さんが演じた南極観測隊員のイメージとは違いますが、楽しい関西弁で南極観測船「しらせ」の様子から話してくださいました。南極に着く前の船旅から大変なんですね。

 南極の-30℃の世界では、「お湯花火」が凍って氷から気体になる様子(昇華)や、ラーメンが食品サンプルのようになる様子の動画を見ました。1時間に1回部屋に戻って解凍しないと耳が凍傷で取れてしまう事があるなんて…。ホワイトアウトはすぐ前の建物もよく見えなくなるような状態。風速60㍍のブリザードは新幹線の上に乗るようなもの。風の出るブロワ―で風速40㍍を体験しました。

(2)どんな生活をしている?
 隊員は1業種1,2人しか来ていません。観測部門はそれぞれ南極の宇宙・大気・海氷・地層・生物などの研究をしています。そんな仲間と助け合って基地を作ったり直したりするのが先生の仕事。ブリザードの日はお休み。水は雪を溶かして使用。食糧は一年分持っていくのですが、一部野菜は水耕栽培で育てたりします。メニューは豊富で金曜日はカレー。燃えるごみはゴミ焼き機。煙も回収してもう一度燃やします。南極を汚さないようにすべてのごみを分別もして持ち帰るそうです。南極の野球、大人の本気のかまくら作りのお話も面白かったですね。


(3)南極の氷

 貴重な南極の氷にも触れました。たくさんの気泡は2万年前の空気が閉じ込められているのです。なめたり飲んだりできないのが残念です。どんなものが入っているか分かりません。ミネラルが一切入っていないきれいすぎる水は刺激が強く、お腹をこわすことがあるとのことです。気泡のシュワシュワ音を聞いたり、匂いがあるのか…嗅いでみたりしました。

(4)南極の自然と仲間たち
 南極の動物、オーロラ、宇宙とのつながりのお話もありました。そして世界的に認められた研究をする仲間との出会い…。体験して本当に「知る」ということや、夢を持つことについて考える、とっても素敵な講座でした。 
 

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年06月22日