園芸講座「キッチンハーブの寄せ植え」
カテゴリ:令和3年度
投稿日:2022年03月22日
令和4年3月7日(月)園芸講座「キッチンハーブの寄せ植え」が開催されました。講師は園芸家としてだけでなくフォトグラファーとしてもご活躍中の株式会社プランツ・モジュール代表取締役・山口昌哉さんです。
講座の前半ではハーブについてのお話、後半ではキッチンハーブの寄せ植えの実習をしました。
フェンネル、セージ、ワイルドストロベリー、カモミール、ミントなどのハーブ40種類の中から皆さんお好みのものを4種類選んで寄せ植えをしました。
ハーブについて
ハーブとは、「人の生活に役立つ香りのある植物」を総称する言葉として使われます。つまり、香りや、薬効効果があって、園芸や、ガーデニングで使えて、身体にいいという複合的要素を持っているものをハーブといいます。
ハーブを上手に育てるために大切なことは温度、日当たり、風通し、水やりが基本ですが、本講座では、ハーブの育て方について「光」「土」「肥料」「病害虫防除」「増やし方」などに特化して教えていただきました。
「光」 植物は光合成というものでからだを保っています。植物は根から水、空気中の二酸化炭素、それに光のエネルギーをもらってデンプンなどの栄養素を作っています。この働きを光合成といいます。つまり水と二酸化炭素にたくさんの光があれば植物は元気に育ちます。植物にとって光は本当に重要なのです。
「土」 黒土4、バ-ミュライト2、ピートモス1.5、赤玉土1.5、腐 葉土1.5の割合で混合する
「肥料」無機質肥料(化学肥料)と有機質肥料(鶏ふん、油かすなど)化学肥料は濃度についての説明をよく読んで濃くし過ぎないようにする。
「病害虫防除」ハーブは比較的病気にかかりにくい。
「増やし方」さし木、株分けなどで増やす。時期は4月中旬(八重桜の咲く頃)から5月がよい。
実習
ハーブの植え方には特別な決まりはありませんが、株同士の間隔を程よく空けて、生育環境が似ているもの同士を一緒に植えると育てやすいです。
出来ました!! 成長が楽しみですね。サラダの食材として、また、お料理のトッピングに、或いは、ミントのように香りを楽しむものあれこれ、ハーブとはまさに「人の生活に役立つ香りのある植物」なのですね。
カテゴリ:令和3年度
投稿日:2022年03月22日