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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。

あかりの省エネ対策とLEDで光るクリスタル風ケース作り

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年07月12日

 平成30年6月17日(日)、環境学習講座「あかりの省エネ対策とLEDで光るクリスタル風ケース作り」が開催されました。講師は照明コンサルタントの小宮章利氏です。この講座では、省エネ効果の高いLEDについて学んでいただきながら、配線などの簡単な作業でLEDライトを取り付けたクリスタル調のケースを作りました。

(1)あかりの歴史

・「人工光源」はトーマス・エジソンによって、日本の竹を炭素化し、カーボン電球(炭素電球)として、1879年に発明されました。日本では、その10年後に電球が発売されたそうです。それから約60年後には、放電により明るく光る蛍光ランプが、インマンによって発明されました。これらは、照明におけるとても大きな発明と言われています。
さらにその約60年後に、赤色LEDをきっかけとして、さらに物質の研究がなされて、明るく効率よく光る青色LEDが開発され、照明に使えるまでになりました。

(2)光源のしくみ
                             
・白熱電球は焚火の原理、蛍光ランプは放電という雷の原理で光ります。
・LED電球は、LED内部でプラスとマイナスが再結合する事によって 出た光を利用しています。白い光にするには、LEDから出る青い光と黄色く光る蛍光体を組み合わせることにより作られます。

(3)世の中はLED化

・なぜ、照明ではLED化が必要なのでしょうか?
 それは温暖化の進行を少しでも緩和するためです。温暖化の一つの原因である温室効果ガスを押さえるため二酸化炭素の削減が必要なのです。
・LED電球は、少ない電力で明るくできるため照明に供給する電気量が減り、発電に必要な石炭・石油を減らせます。そうすることで発電するために出す二酸化炭素の量を減 らすことができるのです。

(4)LEDで光るクリスタル風ケース作り

 ①ケースの大きさに合わせたスチロール板に台座を付け、中心にLED電球が通る穴を開ける。
 ②LEDを穴に差し込み固定する。
 ③LEDから出ている2本の電線をポットの底から引き出し、出した線をポットの脇の穴に通して横に出す。
 ④横に出た2本の電線と、電池ボックスからの線をつなぎテープを巻いて絶縁する。
 ⑤電池をセットし、点灯を確認する。 
 
やや細かい作業でしたが、皆さん完成できました。

8月15日から東京都では新たな制度を実施します。
都内の協力店で白熱電球1個(切れていても良い)をLED電球1個と無料交換してくれます。
是非この機会にLED電球を使用して、二酸化炭素の削減に取り組んでみませんか?
(環境情報活動センターより)

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年07月12日

「南極を知る、体験する」

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年07月12日

平成30年6月24日(日)、環境学習講座「南極を知る、体験する」が開催されました。講師は3月まで南極にいらした第58次日本南極地域観測隊(越冬隊)の岡本裕司先生(㈱ミサワホーム総合研究所)です。関西弁のやさしく楽しい語り口がとても素敵な大工さんです。

(1)南極ってどんなところ?
 日本から昭和基地まで地球半周。南極観測船「しらせ」とヘリコプターで南極へ向かいます。南極に着く前の船旅から大変なのですね。

 南極の-30℃の世界では、「お湯花火」というお湯が一瞬で凍って気体になる様子(昇華)や、シャボン玉が凍る動画を観ました。ホワイトアウトはすぐ前の建物もよく見えなくなるような状態。風速60㍍のブリザードは息が出来ない感じで、新幹線から顔を出すのと同じ。息の風速はどのくらいなのか?風速計の実験と、風の出るブロワ―で風速60㍍を体験しました。

(2)どんな生活をしている?
 観測部門の研究者はそれぞれ南極の宇宙・大気・海氷・地層・生物などの様々な研究をしています。そんな仲間の助けを借りて基地を作ったり直したりするのが大工さんである先生の仕事。違う業種の仲間の力を借りての作業でした。

(3)南極の氷
 貴重な南極の氷にも触れました。たくさんの気泡は約2万年前の空気が閉じ込められているのです。なめたり飲んだりできないのが残念ですが、採集するまでの過程で何が混じっているかわかりません。又、カルシウムやカリウム等が一切入っていないきれいすぎる水は、お腹をこわすことがあるとのこと。気泡のパチパチ音を聞いたり、匂いがあるのか…嗅いでみたりしました。
 
(4)南極の自然と仲間たち
 南極の動物、オーロラ、太陽のお話もありました。そしてそれぞれの研究をする異業種の仲間との出会い…。大工さんとして南極観測隊に参加することができた先生の語る「娘が自慢できるお父さんになりたかった」というきっかけや、「夢を持ったら、手を挙げてみる」というお話は心に響くものでした。とても良い質問がたくさん出て、お風呂のお湯は捨てずに何度も使う、全てのゴミは持ち帰るということも知りました。あっと言う間の2時間でしたね。                     

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年07月12日

森の大切さを学び、竹トンボを作って飛ばそう

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年06月25日

平成30年6月9日(土)、環境学習講座「森の大切さを学び、竹トンボを作って飛ばそう」が開催されました。小学1~3年生と保護者、それぞれ1つずつ竹トンボを手作りする講座です。講師は石川雄一先生(森林インストラクター)です。
 
(1)竹のおはなし
昔は竹で出来たカゴなど竹細工のものがいっぱいあったのに、今はプラスチックなどに取って代わられ、「竹の子」を食べる以外、竹はだんだん使われなくなっています。竹林も手入れする人が減っていて、もったいない状況です(竹やぶになってしまうと、光が当たらず他の植物が生えない)。今日はそんな竹を使った工作をするわけですが、使うのはモウソウチク(中国が原産)。60年位に1度花が咲くのですが、咲くと周囲の竹が枯れるという不思議なことが起こります。未だになぜか解っていないのは、60年に1度なんて研究者が死んでしまうから!?また、未だに木なのか草なのか学者の中で議論があるくらい、実は「竹」って謎だらけなのだそうです。

(2)竹トンボ作り
あらかじめ用意された竹の板をヤスリでシャカシャカとみがき、左右対称、はじも真っ直ぐになるようにします。定規で大きさを測り、真ん中を探して印をつけ、キリで穴をあけ、好きな色をぬります。できたらロウソクの火で温めながらひねりを加え、穴にくしをつけ固定します。キリの作業も、熱で竹を曲げるのもはじめての体験でした。

(3)飛ぶかな?
先生に飛ばし方のコツを聞いてから、いよいよ廊下に出て飛ばしっこ!!…でも?飛ばない???

成功したトンボは4,5個だったかな?材料の大きさがすこしずつ違っていて、飛ばすにもコツが必要だったし、何より真ん中の重心が少しずれていたりして、バランスが成功のカギだったようです。少し小さいサイズ、薄くて軽い方が飛ぶ確率が高いようでした。飛ばなかった子は残念に感じたかもしれないけれど、簡単に成功してしまうより、失敗体験としては貴重だったかもしれません。上手く飛ぶまで頑張って改良できたら、それはもう航空力学の世界?これもまた、面白い自由研究になる可能性がありそうですね。

アンケートより
・「ひみつのさぎょう」が、とても見応えがありました。とても上手でした。
・ とても有意義な時間でした。ありがとうございました。「竹」のウンチクがとても楽しかったです。
・子どもも楽しめたようで良かったです。低学年のレベルにちょうど良かったです。
ž ・私も竹とんぼを作ったのは初めてだったので息子と二人で楽しめました。  

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年06月25日

園芸講座「観葉植物の寄せ植え」

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年06月19日

 平成30年5月28日(月)、品川区環境情報活動センターの園芸講座「観葉植物の寄せ植え」が開催されました。講師の先生はフラワーアレンジメントだけでなくフォトグラファーとしてもご活躍の株式会社プランツ・モジュール代表取締役・山口昌哉さんです。大人14名が参加しました。

 
 講座の前半では各自、寄せ植えをして皆で鑑賞しました。後半は、観葉植物の育て方、肥料などについてのお話を聞きました。

寄せ植え作成
 まず、先生に寄せ植えのお手本を作っていただき、それを参考に、そして先生にご指導いただきながら、各自寄せ植えをしました。パキラ、アジアンタム、ポトス、ピレア、アイビー、モンステラ、スパティフィラムなどの植物をそれぞれが4種類選び、夏に向けての涼しげな寄せ植えを石や流木をセットして借景風に楽しみました。

お話(講義)
 数種類の観葉植物が、ひとつの鉢に入っていても、メンテナンスはシダ類以外は、ほぼ同じ条件で育てていきます。
①置き場所・・・直射日光は避け、室内の明るい日陰(レースのカーテン越しなど)が好ましく、通気性の良い場所。そして置き場所を決めたら、なるべく移動は避け、環境を変えないようにしましょう。
②水やり・・・シダ以外は水のやり過ぎに注意すること。根の酸素不足を避けるため、土が乾いてから、たっぷりと与えて下さい。ただ受け皿に水は、ためないで下さい。そして水やりの時間帯は朝一番がよいとのことです。
③肥料・・・有機質肥料(油かす、牛糞、鶏糞など)と無機質肥料(化学肥料)がありますが、マンションなどでは後者が適します。無機質肥料(化学肥料)には観葉植物が元気に育つために必要な以下の三大要素が含まれています。
・窒素(N)・・・葉を育てます。 ・リン酸(P)・・・花を育てます。 
・カリウム(K)・・・根を育てます。
以上、うまく育てるためには、光、通気、湿気がとても大事だという事を学びました。

-参加者の声(アンケートより抜粋)-
- 初めての講座でしたが、とても楽しかったです。団地のベランダで細々と花を育てていますが、今回の寄せ植えで世界が広がったようです。ありがとうございました。
- お教室の雰囲気もとても良く、教材も豊富でとても楽しかったです。先生もやさしく、初めての方々ばかりなのに以前からのお友達のように楽しく実習させていただきました。
- 難関を1回でパス。思いがけず、すばらしい講座に参加でき、とても嬉しいです。 
               

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年06月19日

緑のカーテンを作りましょう

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年05月25日

 平成30年5月12日(日)品川区環境情報活動センターにおいて、環境学習講座「緑のカーテンを作りましょう」が開催されました。講師は品川区民公園統括責任者の宮田 知さんです。
           
 宮田さんは植物・農学がご専門で、本講座では国内外で注目される植物を利用した避暑アイデアとしての「緑のカーテン」の取り組みや背景、そしてツル植物について詳しい解説をして頂き、後半はゴーヤとアサガオの種の植え付けをしました。

●緑のカーテンって何?
植物を建物の外側に生育させることにより、建物の室内の温度上昇を抑え、エアコンなどの利用を極力抑えて省エネを目的とした植物の利用方法です。植物を利用した避暑アイデアは決して今に始まったことではなく、改めて「緑のカーテン」と言う言葉が生まれた背景には地球温暖化、ヒートアイランド現象があります。
近年、「緑のカーテン」の取組は日本でも広がりをみせ、様々な取組事例があります。                     
●緑のカーテンで使われる植物
ゴーヤやアサガオなどの花や観葉植物だけでなく、ブドウ、キウイなどその特性が緑のカーテンに合致した性質を持つ植物すべてが使われます。その共通点として挙げるならば、そのほとんどがツル植物のケースが非常に多いです。
そのつる植物は、何も、アサガオやゴーヤのような草本性植物の一年草に限らず、宿根草はもちろん、木本性植物を含め多岐に渡ります。それらは以下のような事例で、公共施設の事例で言えば新校舎になった小学校の教室のベランダや、個人宅においても様々な植物を用いて緑のカーテンが創出されています。

●今回種まきした植物の基本的な特徴と知識
今回使用したゴーヤはウリ科、熱帯アジア原産。ウリ科植物にはキュウリ、スイカ、カボチャ、メロン、ヘチマ、ズッキーニなどがあります。ゴーヤは生物学的には「ニガウリ」農学では「ツルレイシ」と呼ばれます。
アサガオはヒルガオ科、南米を原産とします。他にはサツマイモ、ヒルガオ、ヨルガオがあります。
ゴーヤもアサガオも短日植物で夏至以降の日照時間が短くなると雌花、花芽がつく性質を持ちます。

●ゴーヤとアサガオの種の植え付け
まず、種植え込み用の土の準備をしておきます。紙のポットに土を八分目ほど入れ、種の落ち着きが良くなるように、水を振りかけて充分湿らせておきます。
次に、ゴーヤの種の尖った先端を少し切り、ゴーヤとアサガオの種を紙ポットに埋め込みます。
     
本日はここまで、あとは各自家に持ち帰っての作業となります。
ゴーヤの発芽に適した温度は25℃位がベストで、温度が低いと発芽しません。発芽から二週間ほどで本葉が出てきますので、本葉が2~4枚出揃ったところで本植えします。緑のカーテンとして利用するのであればその中で一番元気な優性樹を選んでください。
 さらに2枚ほど本葉が出た時点で整枝を行ってください。整枝をすることで、横の広がりが大きくなる生育を呈し、緑のカーテンにふさわしいアサガオやゴーヤが育つことになります。
苗の置く場所は日当たりの良いところで、水やり肥料も大切です。今回使用した西洋アサガオは冬の寒さが来るまで咲き続けるので長く楽しめます。

カテゴリ:平成30年度

投稿日:2018年05月25日