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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2~3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。

水の力、水の不思議の実験で自由研究

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年08月17日

平成29年8月6日(日)、環境情報活動センターで環境学習講座「水の力、水の不思議の実験で自由研究」が開催されました。講師は日本環境協会・こども環境相談室の岡本さん・吉野さん・嶋田さんです。身近なお水でいろいろな実験に挑戦し、「お水の不思議」にたくさん触れる事ができた講座になりました。

たくさん行った実験の一部をご紹介!

講座中、「もっとこうしたらどうかな~?」とたくさんのアイディアが出ていました。ぜひ、お家でも気になった事をどんどん実験してみてくださいね。

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年08月17日

LEDライト付き救急箱を作ろう

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年07月26日

 平成29年7月9日(日)、環境情報活動センターで環境学習講座「LEDライト付き救急箱を作ろう」が開催されました。講師は照明コンサルタントの小宮章利様です。この講座は、省エネ効果の高いLEDについて学んでいただきながら、配線などの簡単な作業でLEDライト付き救急箱作りを行うという講座です。

(1)“あかるさ”と“光”について

・白い光とはどんな光でしょうか?
③が正解であることは光の三原色で皆さんよくご存知ですが、実は①も正解なのです。
・ちょっとわかりにくい話ですが、私たちが見ることができる光(可視光)は電磁波の一部で、虹の色だけです。葉っぱは緑色に見えますが、葉っぱは緑の色だけを反射し、それ以外の光は吸収されるため緑色に見えるのです。吸収された光は光合成に使われます。
紫色のベンチがあります。紫色を構成する光(赤+青)は反射して、私たちは紫色のベンチと判断します。
一方、吸収された光は熱エネルギーとなって、ベンチを温めます。


・LEDがなぜ省エネなの?
LEDに電気を流すと・・・実は、「光と熱が出るが熱のほうが多い」が正解です。
100のエネルギーを与えるとLEDは約30%が光になります。蛍光ランプは約25%で、LEDとそんなに差がありません。電球は約10%で90%は熱になります。
点灯したときの表面温度は、白熱電球は100℃以上で熱いです。電球形蛍光ランプは75℃程度で結構熱いです。一方、LEDは光の中に熱が含まれないので、前面にあるプラスチックカバーの温度が高くならず、触ることができるくらいです。ですから照らされた面も熱くならず「涼しい光」とも言えるでしょう。ただし、後方にある金属部分(スライドの緑色の部分)で熱を逃がしていますから、金属部分は熱くなります。
 
・照明用途から見たLEDの特長を見てみましょう。
環境に良いのは、水銀など有害物質が使われていないという点です。また、右図のように少ない電力で同じ明るさを得ることができるなど、今までの電球と比べて大きな差があります。

(2)LEDライト付き救急箱作り
①LEDライト(赤い箱)に接続している2本の電線を救急箱の側面にある穴に通す。
②ネジを使って救急箱側にライトを取り付ける。
③緑色のトレイに電池ボックスを取り付ける。
ⅰ)電池ボックスに接続している2本の電線を緑色のトレイの穴に通す。
ⅱ)電池ボックスを緑のトレイにネジで留める。
④LEDライトからの線と、電池ボックスからの線をつなぎ、テープを巻いて絶縁する。
⑤両面クッションテープで緑色のトレイを救急箱のライト側に固定する。
⑥電池をセットし、点灯確認をする。

やや細かい作業でしたが、皆さん完成できました。

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年07月26日

地球にやさしいエコエンジンをつくろう

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年07月26日

 平成29年7月2日(日)、品川区環境情報活動センターで環境学習講座「地球にやさしいエコエンジンをつくろう」が開催されました。講師はコンセプトプラス㈱代表取締役の新井俊雄さんです。
 

(1)「スターリングエンジン」の仕組みを予想する
箱を開け、半分組み立ててあるスターリングエンジンを完成させ、缶の部分がどうなっているのか、どう動くのかを予想しました。これはJAXA(宇宙航空研究開発機構)の人が基本設計したものです。自分なりに自由に考えた予想が本当の仕組みと違っていても、それはまた別の新しい発明につながるかもしれません。その後、分解して、設計を確かめた後、再び組み立てました。

(2)スターリングエンジンの原理
 スターリングエンジンはガソリンやディーゼルエンジンより古く、1816年にスコットランドの牧師スターリングさんが発明しました。今日の場合は、お湯の熱で缶の中の空気が温められ、缶の中の空気が膨らんでピストンが上がる仕組みです。続いて缶の中の空気が冷えると缶の中の空気が縮んでピストンは下がります。温度差を利用していて何かを燃やしているのではないのでCO2の削減になります。また、いろいろな熱、例えば排熱を利用できる地球にやさしいエコエンジンです。
試験管とビー玉を使った装置での動作原理の説明では、温まったビー玉が試験管内の空気を暖め(膨張させ)注射器を動かし、ビー玉が移動することによって空気が冷やされることで元に戻り、試験管と注射器が運動を繰り返すのを確認しました。

(3)スターリングエンジンの動作確認
 完成したエンジンの動作確認を一人一人行いました。順番が来るまでドキドキ。全員先生の手直しを受ける事ができました。少し難しい調整が必要でしたが、動いた時はやっぱり嬉しそうでしたね。

(4)参加したみなさんの声(一部です)
・こんなにシンプルで動くスターリングエンジンはすごいと思いました。また昔に発明されたのもすごいと思います。スターリングエンジンがもっと増えて、地球にやさしい環境になればいいと思いました。
・ぼくはエコのことではごみのことしか考えていなかったけど電気もエコにつながることを知りました。
・お湯の力で動くなんてびっくりしました。とにかくたのしかった。中にスポンジがあると思いませんでした。                                

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年07月26日

「おもちゃde おしえて!遊んでエコ工作」

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年07月12日

6月25日(日)、環境学習講座「おもちゃde おしえて!遊んでエコ工作」を開催しました。

講師は、株式会社バンダイの岩村剛さんです。おもちゃの会社バンダイさんは、子どもたちが、身近なおもちゃをヒントに環境について学べる出前授業プログラムを展開されています。

<講義>

おもちゃには、地球の資源を大切にする「エコ」な工夫がたくさん取り入れられています。DVD映像を見てユーモアいっぱいのクイズに答えながら、おもちゃのエコを例にとって3Rについて学び、自分たちができるエコ活動を考えてみました。

 

①おもちゃの3R

電気などのエネルギーや、木材や紙などの資源を大切にするための3つのキーワードがあり、最初の文字R(アール)をとって、3R(スリーアール)と呼ばれています。

◎ Reduce(リデュース)=使う材料や捨てるゴミを減らして資源の無駄使いをしないこと。

 ☆おもちゃのリデュースの例:プラモデルのパッケージの裏側に組み立て方や遊び方などの説明を印刷し取扱説明書に使う紙を節約する。

◎ Reuse(リユース)=捨てられてしまうものを、もう一度何かに使えるように工夫すること。

 ☆おもちゃのリユースの例:ブロックのパッケージを丈夫なプラスチックで作り、お片付け箱として長く使ってもらえるようにする。

◎  Recycle(リサイクル)=使い終わったものを捨てずに、新しいものの材料として再資源化すること。

 ☆おもちゃのリサイクルの例:おもちゃを取り出した後のカプセル容器を収集して工場で細かく砕いてペンなどの新しいものに作りかえる。

②自分たちができるエコ活動

保護者とも話し合って和気あいあいとした雰囲気の中、各々が思いついたことをワークブックに書いていきました。発表のよびかけにはたくさん手が挙がり、子どもたちの積極的な姿勢に感心しました。

 ☆ リデュースの例:マイバッグを使う。

 ☆ リユースの例:使い終わった空き箱を工作に使う。

 ☆ リサイクルの例:ペットボトルは分別して捨てる。

<エコ工作>

エコ工作では、捨ててしまうものをもう一度見直して、楽しいアイディアで再利用します。バンダイのカプセル玩具、ガシャポンの空カプセルと工場から出た廃材を組み合わせて、オリジナルのはんこを作りました。

おもちゃを通して学ぶエコの講義は、とても親しみやすく実感しやすく、子どもたちは、地球の限りある資源を大切しなくてはいけないことを自然に意識できたのではないかと思います。

*受講した3年生が、講座で学んだことを学校の自主学習プリントにまとめたものを見せてくれました。とてもよくまとまっていて講義をよく聞いてくれたことがわかります。さらに発展させて牛乳パックをリユースしたスタンプも作ってみたのですね。感激です!

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年07月12日

世界の巨木を訪ねて知る自然の神秘

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年07月10日

 6月18日(日)環境情報活動センターセミナールームで、環境学習講座「世界の巨木を訪ねて知る自然の神秘」が開催されました。講師には写真家の吉田繁氏を迎えて、世界の巨木や自然環境について、豊富な写真と動画をもとに講義をしていただきました。吉田氏は30年位前、屋久島の縄文杉取材をきっかけにして、世界中の3,000カ所ほどの巨木を訪れていらっしゃいます。当センターでお話しいただくのは3回目になりますが、毎回多くの参加者に珍しい各国の写真や動画を見せていただいています。今回はアンコールワット(タ・プローム)を撮影したモノクロ写真もご持参いただき、通常では見られない大きなプリントの作品を、近くから拝見することができました。

①アメリカ西海岸(シアトル)
シアトル近郊オリンピックナショナルパークのレッドシダーの写真を見せていただきました。倒れた巨木に着床して芽を出した深い森があります。このような苔むした場所は日本では、屋久島(鹿児島県)か大台ケ原(奈良県)くらいしか見られません。
 
②カナダ
バンクーバーの北にあるクィーンシャーロット諸島には、自然豊かな森が広がっています。私はここが好きで何度も訪れていますが、100年ほど前に先住民族が天然痘の流行で大勢亡くなり、廃墟になってしまいました。彼らの建てたトーテムポールが残るだけで、現在は国立公園になっています。また、自然の豊かなこの島では、熊が鮭を捕り、食べ残した鮭を森にそのまま放置し、やがて鮭に含まれる海のミネラルが森の木々に取り込まれて樹を大きく成長させ、また豊かな川を形成して鮭が育つ、という循環がうまく行われています。ここでは、「所有」という概念がなく、森は誰のものでもありませんでした。先住民は豊かな自然や巨木たちとともに生きてきました。

③イギリス
イギリスは14世紀までは木材の輸出国でしたが、現在森林率が10%を切るほど少なくなってしまったせいか、ガーデニングなどがとてもさかんです。教会にあるオークやイチイの写真をたくさん見せていただきました。この国では教会や貴族が「所有」することにより、巨木たちは大切に残されてきました。

④マダガスカル
アフリカ大陸の東側にあるバオバブで有名な島です。バオバブはアフリカ大陸、オーストラリア、インドにも生息しています。乾燥を好むバオバブは水の多いところでは生きられません。近年主食の米を栽培するため、灌漑用水が作られバオバブの生育が危ぶまれる状態になりつつあります。地球温暖化で大潮の時に海水がせまってくるようになると、近くにあるバオバブは生きていかれなくなるかもしれません。
南アフリカにある世界一大きなバオバブは幹の太さが約45mありますが、その幹回りの太さをロープで確認しました(木の幹回りは凹凸により大きく変動するため、おおよその幹回りの太さ)。外側に座っている人だけ立って、セミナールームを一周しました。それでも約20mで、二周以上という結果に参加者は全員驚きの声を上げて、その大きさを実感しました。
 

⑤台湾
台湾ヒノキの写真を見せていただきました。法隆寺の五重塔や薬師寺金堂など「昭和の大修理」で使われた木材はこの台湾ヒノキです。台湾の阿里山付近には、大木が多くありますが、斜面で生えているので大きさは測れません。日本では幹回りの大きさを測る場合は、地上1.3mの高さを計測するそうですが、外国では特にきまりはないそうです。台湾では開発が進んで、巨木の周りが公園のようになってしまいました。樹の神々しさと自然との付き合い方を大事にしたいと思っています。

⑥日本
宮崎県椎葉村の「大久保のヒノキ」は平成6年に国指定の天然記念物に制定されました。以前にはなかった柵などで保護されたことは、人が訪れることを考えると仕方のない面もありますが、集落の中、自然にポツンと建つ姿は、巨樹がこれまで生き抜いてきた周囲の環境と見事に調和し、何とも言葉に表せない神々しいように思いました。
その他、「親子スギ」(鹿児島県屋久島)「亘理のスダジイ」(宮城県亘理町)「日本で2番目に大きい来宮神社のオオクス」(静岡県熱海市)「ブナのあがりこ大王」(秋田県由利郡象潟町)など日本には他の国・地域には見られない、ブナ・ケヤキ・クリなど多くの種類の巨樹・巨木があります。 

⑦カリフォルニア
世界最長寿の木は、カルフォルニア(米国)の標高3,000mホワイトマウンテンにある松の一種、ブリスルコーンパインでその樹齢は4,800年と言われ、年輪を顕微鏡で測ると確認できます。巨木とは言えない、見た目では細くて弱々しい木です。サン・テグジュペリが星の王子様で書き記したように、本当に大切なものは、見た目ではわからない、目には見えないものなのだと実感させてくれます。

⑧ドイツ
ドイツのある村の有名なミヅナラの木が枯れかかり、村の人々は2つの対処方法を話し合いました。 (1)支えを作り、薬剤注入などの延命措置をする。(2)放っておく。この村では(2)を選択し、木の自然な寿命にゆだねることにしました。そして、木が枯れる前に種子を取り、発芽させて、寄付金をもとに村のあちこちに子孫の幼木を植えることにしました。樹の保護というわけではありませんが、「受け継ぐ」という発想が活かされた例です。

各国のたくさんの巨樹・巨木の写真と、南アフリカの子ども達が歌う現地学校の校歌や巨木ツアーの様子の動画が印象的でした。アンコールワットでは、ジャングルの遺跡を整備する時、インド・中国・日本などの国に振り分けて開発が行われたそうです。国によって整備の考え方が違い、遺跡を覆う木(ガジュマル)を取り払って創建当時のように美しくするという国もあったようです。私はジャングルに長い間、埋もれた遺跡は木に覆われたままの方が自然であると感じました。
バオバブの「年輪はない、水分が60%、花が美しい」など初めて知ったことが多数ありました。
他にもブナ林、鳥居・注連縄の神域、所有の話など心に残っています。
また、吉田さんが樹を撮影に行ったときは、「樹の周りを観察し、時間をかけて空間・時間を味わって、撮影する」とお話しされました。「屋久島に撮影に行った時、片道5時間歩いて縄文杉を撮影したが、途中の森のことを全然見ていなかったことに愕然として、目的の樹だけではなく、その樹の生えている環境やそこに住む人々のこと、樹がこれまで過ごしてきた悠久の時間を感じながら撮影することにした」という言葉も大変心に残りました。

東京から比較的近い、簡単に行かれる巨木を教えていただきました
・阿久山のオオジイ(千葉県匝瑳市阿久山:JR総武本線八日市場駅からバス)
 樹齢800~1000年、個人の敷地内、今頃の時期にはホタルも飛んでいるそうです
・清澄のオオスギ(千葉県鴨川市清澄:JR外房線安房天津駅からバス)
 樹齢400~800年、清澄寺、他にはクスノキもある
・賀恵淵のシイ(千葉県君津市賀恵淵:JR久留里線小櫃駅)
 樹齢600年、八坂神社のなかにある 
・来宮神社のオオクス(静岡県熱海市西山:JR東海道線来宮駅)
 樹齢2000年、願い事は上から見て時計まわりにお参りすると叶うと言われている

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年07月10日