品川区の環境ポータルサイト

ECOトピックス

品川区内でのエコな出来事をレポートします!(ECOトピックスのトップへ戻る

今年(平成29年)の桜・・・開花から満開まで

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年04月17日

 東京の桜の開花は平年より5日早い3月21日でした。東京では靖国神社の桜(ソメイヨシノ)の標本木が5~6輪開花した時に「開花した」と言います。一方、満開(花芽が8割程度、開花した状態のこと)は4月2日(日)でした。テレビなどマスコミは、4月4日(月)頃から「開花した!開花した!」と喧伝していましたが、果たして皆様のお住いの近くの桜はどうだったでしょうか。たぶん、満開の発表がなされても皆様方のお住いの近くではまだまだこれからといった状況が多かったのではないでしょうか。どうしてそのような違いがあるのでしょう。
 気象庁天気相談所に聞いてみました。気温以外に、風通しや排気ガスなど、標本木の周りの環境条件の違いや、樹齢にもよるとのことでした。一般に樹齢が長い方が早く咲くそうです。東京では、靖国神社(気象庁が東京の開花、満開を発表)や上野公園は品川区内より開花・満開が早いようです。
 環境記者の皆さんからお送りいただいた品川区内の各地の桜の写真です。
  
 私たちも満開の桜を撮りに出かけましたが、4月4日(火)は行った場所ではせいぜい5分咲き、中には開花すら疑われる木もありました。その後撮影を続けましたが、6日(木)~10日(月)あたりが満開だったのではないでしょうか。しかし、週末は花見にはあいにくの雨でした。

 開花予想には「600℃の法則」というものがあります。「2月1日以降、毎日の最高気温の累計が600℃を超えた日に桜が開花する」とする法則です。今年の場合で見てみますと、東京で600℃を超えたのは3月20日、開花日は21日で、比較的よく一致しています。しかし、多くの地区ではかなりのずれがありました。例えば鹿児島の例では、それぞれ3月12日と4月5日で、大きな違いがあります。鹿児島は東京より気温が高いので早く開花するかと思うのですが、今年の場合、東京に遅れること約2週間の4月5日でした。どうしてでしょう?夏場に形成された桜の花芽は、秋から冬にかけて一定期間低温にさらされることで眠りからさめ、開花の準備を始めます(休眠打破)。桜の開花には一定期間、低温にさらされることが重要です。鹿児島は冬場の冷え込みが弱く、咲きにくくなってきているようです。最近、種子島では開花はしたけれど満開にならないという年が何年もあるとのことです。これも温暖化の影響でしょうか。                             
                       (環境情報活動センター)

カテゴリ:平成29年度

投稿日:2017年04月17日