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「未来を考えた洗剤」

カテゴリ:記者レポート(平成26年度)

投稿日:2014年04月15日

2013年の品川区の社会貢献イベントの時に手にした、とても気になるハンドソープがあった。その名は「WASH VON」。まず豊かな泡のソフトな感触に自然さが漂う。流してみるとサラサラ感だけでなく汚れが落ちていくような気持ちの良さがあった。これは、品川に本社がある東京サラヤが販売する製品で、植物由来の成分から作られた泡状石鹸である。ずっーと気になりながら使用していたが、今回東京サラヤ本社を訪問し、総務部の方にお話を聞くことが出来たので報告したい。
1952年創業のサラヤは、「衛生・環境・健康」を理念とした事業を展開している。1971年には、環境への負荷が少ない植物系食器用洗剤を開発。石油系合成洗剤で河川の汚れが社会問題となっていた時代に、植物由来の原料を使用した洗剤をいち早く発売したことで脚光を浴びた。
植物由来洗剤の主な原料は、アブラヤシから搾油されるパーム油である。パーム油は食品原料としても我々の生活に欠かせないものとなっており、東南アジアではそのプランテーション拡大による問題も起こっている。
サラヤは2004年から原料調達地であるマレーシアボルネオ島の生態系に目を向け、野生生物や森を守りながら、生産者や消費者の生活も維持していく持続可能な社会のあり方について考え、行動している。
2007年から、対象商品の売り上げの1%がボルネオ島の環境保全活動に使われており、失われた熱帯雨林を買戻して森をつなぐ緑の回廊計画や野生生物の保護に努力をしていると聞きました。これが持続可能な世界を目指しているという事だと納得できました。
近年、新商品「Happy Elephant」シリーズが発売されました。これは水といきものの未来を考えた洗剤で、名前にはボルネオ島の固有種「ボルネオ象」が幸せであればみんな幸せという願いが込められています。
「Happy Elephant」の原料は、環境や社会に配慮して生産されるRSPO認証のパーム油を使用しています。天然酵母がパーム油や糖との発酵により生み出す天然洗浄成分ソホロリピッド(SOFORO)は優れた洗浄力を持ちながら、生分解性が高いため排水はすばやく地球に還ります。
「衛生・環境・健康」を軸とした製造・販売を通して、グローバルな考え方で商品を発信し続ける企業の地道な努力のあり方は、様々な商品のロングセラーを維持でき、その信用性は素晴らしいと思う。
 
「WASH VON」           「Happy Elephant」

平成26年4月10日
環境記者 K(NO.120104)

カテゴリ:記者レポート(平成26年度)

投稿日:2014年04月15日

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