フキノトウ目覚める
カテゴリ:記者レポート(平成20年度)
投稿日:2009年03月03日
東大井の散歩道に今年もフキノトウが花をつけました。
昨年は啓蟄の後、3週間ほど早い開花です。
フキは春先に、丸みを帯びた本来の葉を広げる前に、花びらのような葉に包まれた丸い筒のような花を咲かせます。筒のような花を花茎と呼び、その花茎を「ふきのとう」と言います。
アブラナやホウレンソウの葉菜やフキやケシの花茎を「とう」と呼ぶそうです。
フキは葉の柄「葉柄」が食用として出回っていますが、この花茎も食用になるとのこと。
道行く人たち、「あ!フキノトウ!天ぷらでも美味しいんだよね」との会話です。
春の息吹とは言え、もう少し休んでいればいいのに…。
なお、このフキは、民家の方が大切に育てているものです。野生ではありません。
平成21年2月16日
●撮影:内田雅弘(記者NO.060104)