品川区の環境ポータルサイト

区民環境記者レポート(記者募集中)

区民環境記者レポート(記者募集中)のトップへ戻る

« 前の記事: 蒲、古代蓮
» 次の記事: 戸越公園

養玉院(如来寺)

カテゴリ:記者レポート(平成20年度)

投稿日:2008年09月08日

西大井にある養玉院如来寺は、帰命山養玉院如来寺といい、明治41年に現在の地に移転してきた高輪の如来寺と、大正12年に下谷坂本の養玉院とが併合したもので、「高輪の大仏」と呼ばれていた如来寺の木造五智如来坐像は、西大井に移転後は、地元で、「大井の大仏」として親しまれています。
                                  

西大井の大地を下った、大田区山王との境に山門があります。
                                

山門の直後ろには、鐘楼があります。よく見ると、鐘撞きの棒に、紐が付いていません。時を刻むのは、自動になっています。お昼には、時報と共に、棒が動き始め、一瞬のうちに鐘を撞きます。
                                  

緩やかな坂道を登りきった所は境内の広場、右側に明王堂があります。
                                  
 
境内の広場の左手は本堂、正面は如来堂(大仏殿)です。石造の置物と緑の静かな木陰の庭園です。
                                     
 
如来堂の階段を上がると、正面が大日如来坐像です。五体の木造の大仏が、右から、薬師如来、宝勝如来、大日如来、阿弥陀如来、釈迦如来と並んでいて、その中でも薬師如来坐像は寛永12年(1635)の造立で、他は消失後、延享3年(1746)頃に再興されたものだそうです。品川区の有形文化財になっています。如来堂も、引っ越しの際に、現地にあわせて縮小したと言われています。また、中央大日如来坐像の下には、荏原七福神の布袋尊が祀ってあります。
                           

本殿の向かい広場の端に高座があります。養玉院創立当初の本尊、阿弥陀如来が祀ってある無量光殿が広場の西側にあり、北側、東側には住宅街が広がっています。新幹線から見える森の中の広場です。なお、この夏は、古代蓮が栽培してありました。

                                    
・養玉院如来寺は文化財の宝庫、品川区文化財公開、荏原七福神めぐり等でお目にかかれると思います。
・梅が見頃の2月15日に行われる涅槃会法要では、東京都指定文化財の涅槃画を拝見できます。
・4月8日の潅仏会は桜満開の頃です。
・8月13日、暗くなってから行われる千灯供養の蝋燭の織り成す景色は、都会とは思えない景色です。蒲が花穂をなびかせている頃です。
                              


平成20年8月20日
●撮影:内田雅弘(記者NO.060104)

カテゴリ:記者レポート(平成20年度)

投稿日:2008年09月08日

« 前の記事: 蒲、古代蓮
» 次の記事: 戸越公園