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区民環境記者レポート(記者募集中)

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立秋の頃

カテゴリ:記者レポート(平成20年度)

投稿日:2008年08月19日

立秋を迎えたといっても、32℃以上の極暑の暑さと25℃以上の熱帯夜が続いています。夏至も過ぎた7月初から、昼間の時間も、感じるほどに少しずつ短くなり始めましたが、この夏はエベレストでも氷が溶ける事故が発生するほどに、地球は暑くなっていて、昨年同様、残暑の季節は長引きそうな感じです。冬の気候が一月少なかったので、夏が一月多くなりそうです。つまり、本来の秋は一月遅れになりそうな気配です。

                           
旗の台の路地

明け方6時、気温は早くも27℃です。路地の朝顔の様子を見て廻りました。
このところ、二日に一度咲いていたホテイアオイが薄紫の花を付けていました。暑い陽射しの下よりも、朝は、清々しく見えました。ミズアオイ科の水生耐寒性(水温3℃以上)の多年草で、ウォーターヒヤシンスとも言うそうです。この民家では、古い火鉢に水を張って、睡蓮と共に育てています。水を浄化する作用があるとのことで、観賞用の魚を入れた水槽にも用いられています。立会川の浄化にも用いられましたが、淡水の川でないので、すぐに枯れてしまいました。花は一日花、写真を撮るには、毎日の観測が必要です。
       
 
朝顔の路地です。この路地は、朝顔を育てている民家が集まっています。朝顔は、夜中にかけて、気温が25℃以下になり始めた頃から少しずつ開き始め、夜明けの頃全開するそうです。見頃は、夜明けの頃になります。日が昇り気温が上がってくるとしぼみ始めます。梅雨明けの夏の花として親しまれていますが、開花温度25℃はコスモスと同じで、秋には一日中咲き続けます。コスモスは日持ちしますが、朝顔は一日花です。
                    
 
数年前から、25℃以上の熱帯夜が多くなって、朝顔の発育が悪く、育てる民家も非常に少なくなりました。蔓だけ伸びて、花が咲かないそんな状態が、毎年続いたら、諦めが出るようです。異常気象は、花の生育だけでなく、人の夢も奪っています。
                    

ねむの木の庭

午前10時過ぎ、既に30℃を越えています。バラもユウスゲも終わっていました。大きくなったねむの木の木陰にホッとしますが、芝が植えてある庭園の一部を除いて大半は石畳、熱気がこもって、冷やすのに大変だそうです。また、熱気で花の育ちも好くないそうです。なお、訪れた人たちには、花の少ないこの時期、池田山公園の木陰を勧めているそうです。全面芝生になれば、涼しくなりそうです。
                             
 
白いナデシコが咲き誇っていました。この庭園では、ナデシコはどうも気まぐれのようで、何時が正規の花期なのか判らないくらい、咲いては休みの繰り返しです。
ナデシコは秋の七草、黄色のオミナエシも秋の七草です。オミナエシも花数は少しずつ増えている感じです。気温が下がり、「秋!」という感じが出れば、黄色い塊になります。
                           

池田山公園
  
庭園に入るとホッとするほどの木陰の涼しさを感じます。
この時期、管理事務所前には、朝顔を咲かせています。涼しさのおもてなしです。
また、東屋付近は、カノコユリが準備され、暑さへの疲れを癒してくれます。なお、今年は、東屋付近の百日紅、花数が少ないようです。
                 
 
木陰は、東屋だけでなく、砂場のある広場も、一休みできるようになっています。
涼しさはやはり池周りです。
この日は白い睡蓮が咲いていました。
                       
 
池の辺の斜面には、栗があちこちに落下していました。池田山公園は栗拾いの季節のようです。
睡蓮、鯉、栗と木陰、池周りの涼が待っています。


      
平成20年8月8日
●撮影:内田雅弘(記者NO.060104)


カテゴリ:記者レポート(平成20年度)

投稿日:2008年08月19日

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