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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2〜3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。 (過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

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季節を感じるリサイクルアート〜さき布の平織りで作る小物

カテゴリ:平成22年度

投稿日:2010年10月08日

平成22年10月8日(金)品川区環境情報活動センターにおいて、環境リサイクル講座『季節を感じるリサイクルアート〜さき布の平織りで作る小物』を開催しました。さき織りとは江戸時代の中期、厳しい北国の生活から生まれた技術で、着古した着物や古い布を細く切り裂いて、はた織りをして新たな布を作る技法です。今回は58名のお申込みから20名の方にご参加いただき、タペストリーを制作しました。
    
先生のお手本 屮織撻好肇蝓次廖   \萓犬里手本◆4枚つなげたバッグ」
                               
下準備として、織り機をダンボールで作ります。ダンボールは縦45〜46cm横20cmの大きさにカットし、2枚重ねてノリやガムテープで止めておきます。上下にカッターで切り込みを入れます。上下をテープで補強してから、カッターで切るとしっかりして切りやすくなります。切り込みは、両端は2cm開けて1cmの幅に入れ、深さは1.5cmにします。
(製図を参照ください。ダンボールによっては折れ筋などありますが、支障ありません。)これで織り機は完成です。講座ではできあがった織り機を使用しました。
                                
横糸にするさき布を作ります。使い古したパジャマやシーツ、Tシャツなどを繊維に沿って1cmに裂いていきます。裂けにくい場合ははさみで切ります。長さは20cm位の長さがあればできますし、短くてもつないでいきますので、気にしなくて大丈夫です。横糸は他にリボンや毛糸などなんでも。
                                  
縦糸は伸びないものを使います。今回は荷造り用の麻ひも、麻糸、綿糸、毛糸(アクリル、ウール)を使用しました。
 
ダンボールで作った織り機に縦糸を通します。端の切り込みに糸を固定して、下の切り込みに糸を入れ、後ろにまわして一周します。次々に切り込みに糸を入れて、両面に巻き付けていきます。最後は最初と同様に固定します。両面に縦糸が通りました。表面は16本、裏面は17本の糸が張られました。
いよいよさき布を織っていきます。上を5cm開けて、ヘアピンに通した横糸を縦糸にジグザグに通してゆきます。さき布を付け足す場合は付け足したい部分に少し被せ織ると平らにできます。わざと結んで表面に出しても雰囲気がでます。
上下5cmくらいを残して、縦糸を切って2本ずつ玉結びにします。
                        
注意することは「縦糸をしっかり張る、横糸はまっすぐに織る」だけで、「きっちり織りたいときは詰めていく、縦糸をみせるようにゆるく織る」など織りかたは自由です。
竹中先生は、テーブルを廻って「線は織るときは下から上に向かって織っていくとやりやすい」「少し上で横糸を入れて下に詰めていくときれいにできます」と参加者のみなさんに指導してくださいました。
みなさんは丁寧に織っていましたので、表面のさき織りを最後まで仕上げた方は1名くらいでしたが、家で裏面も練習するという方が多かったです。
破れた着物や服をすぐ捨てるのではなくて「再生させる」昔の人の知恵に脱帽です。みなさん楽しそうに織っていたのが印象に残りました。

 
ダンボール織り機の切れ込み          縦糸を通しました

 
ヘアピンで横糸を通しています         ほぼ織りあがりました

 
縦糸を切りました           縦糸を玉結びにして完成しました
                                             

カテゴリ:平成22年度

投稿日:2010年10月08日

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