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地球の歴史と環境問題

カテゴリ:平成21年度

投稿日:2009年09月13日

 9月13日(日)品川区環境情報活動センターにおいて、環境学習講座「地球の歴史と環境問題」(講師:元防衛大学校教授 小西誠一氏)が開催されました。


                                
●地球の歴史と生物、人類の登場
 地球は約46億年前に莫大な数のいん石(小惑星)が衝突しながら集まってできたとされています。いん石の年代を放射性元素による年代決定法で調べると地球誕生時期が推定できるのだそうです。
 地球が冷え、水蒸気が水になり、海ができました。地球の歴史とともに大気が変化し、水の中で生まれた生物の光合成により酸素が発生し、今の窒素と酸素が主体になった大気ができあがりました。
              
 
「生命と地球の歴史」(丸山茂徳、磯崎行雄著)
             

二酸化炭素は地球誕生期から激減しています。
                       
その後酸素が上空に広がりオゾン層ができ、太陽光の紫外線をストップすることにより陸上生物が生まれましたが、これが4.3億年前の頃です。
約2億年前には哺乳類が出現し、人類が生まれたのはそのずっと後で、約400万年前です。地球の誕生と比べると1/1000の期間にもなりませんね。
                    
●人間による地球環境の破壊、地球環境問題
・「地球環境問題」という言葉は1980年代中頃になって登場した、ごくごく最近のことですが、近年では大きな問題となっています。
・森林、特に中南米やアフリカで熱帯林の破壊が進んでおり、森林が持つ水源の確保、洪水の防止などの役割が失われます。また砂漠化や温暖化といった人間生活に直接的な悪影響を及ぼします。
・大気の上層(成層圏)にオゾン層ができ、有害な紫外線がさえぎられるようになってから生物が陸上にすめるようになりましたが、このオゾン層が人間の作り出したフロン(クーラーや冷蔵庫の冷媒などに使われていた)で破壊され、オゾン層の減少が始まりました。
このために皮膚がんの増加や免疫機能の低下が報告されています。
・大気中に約0.03%というわずかな存在である二酸化炭素は、その温室効果で人間の生活に適した約15℃に保ってくれています。しかし、化石燃料の使用により地球規模から見ればわずかこの100年で二酸化炭素は大幅に増加し、様々な影響を引き起こしています。
それは異常気象の発生、干ばつ・洪水、氷河の融解、猛暑日の増加、海面上昇などが言われています。
・将来の気温上昇が予想され、各国は喫緊の対応を迫られています。
温暖化防止の具体的対策として、省エネ(エネルギーの伸びの抑制)、非化石エネルギーへの転換(太陽光、風力、バイオ等)、その他ありますが、なかなか進んでいないのが現状です。
・家庭での取組みとして、省エネ機器の選択・買い替え、省エネ適合住宅の選択や築後の断熱工事、太陽光発電の設置、環境意識を持ったライフスタイルへの変化などを行いましょう。

カテゴリ:平成21年度

投稿日:2009年09月13日

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